見出し画像

ソフィアは気分

先日「ロスト・イン・トランスレーション」の感想を書いた後で、とてもしっくりくる感想をみつけた


それは

結局のところ、ソフィア・コッポラは"気分"を描くのが上手い

というか"気分"しか描いていない

というもので


はぁ〜〜〜〜〜〜〜!

っとなった

ほんまそれやん


そして

嫌いではないのになぜか悪口になってしまう

とも書いてあった


いやほんまそれ!!

わたしが感想を書くのに苦戦したのもそこだった


その方は

嫌いではないし、それらの"気分"はもちろんじぶんにも思い当たり、わかるのだけれど、"気分"だけの演出にはついていきたくない

とも記していた


なるほどな〜と思った

好きなシーンや、いいなと思うところはあるのに、どこかウウ〜ムと思ってしまう理由は、そこかもしれない

'感動'はしなかったのだ


わたしは膝を打つほどにすっきりした


しかし、ソフィア・コッポラは、あえて"気分"だけを描きたいのかな

という気もしてならない

そこにブレはないというか

だから、はじめからそうとわかって観に行けばいいのかもしれない

それこそ、ソフィア・コッポラの映画を純粋にたのしむ心構えかもしれないのだ

と思った次第






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?