見出し画像

『高校野球マニア日記③ 二松学舎大付』

歴史がめちゃくちゃあるのに、拡大路線を選ばず単科大学として愚直にやってきた二松学舎大学。

でも二松『学舎』だからね❗️
慶応『義塾』もカッコいいけど
慶応みたいにメジャーじゃない分、判官贔屓のオレからしたら『学舎』って響きがカッコよく感じる。

学校のトップは学長じゃなく塾長でもなく舎長だし。www

第3代の舎長は今をときめく渋沢栄一❗️
第5代の舎長は終戦直後の日本を支えた吉田茂❗️
夏目漱石も嘉納治五郎も二松学舎で学んでる❗️

オレの好きな言葉で

『知行合一』
(知る事と実行することは分けられるものじゃなく本当の知は実践を伴わなければならない)ってあるんだけど、
大塩平八郎とか乃木希典とか三島由紀夫とか悲劇の主人公が信奉してた陽明学の命題のひとつで、偶然にも二松学舎はそれを教育の基調としてる。愚直に自分の正義を信じて散っていく美しさを感じさせてくれる学校というイメージ。

校舎は靖国神社のすぐご近所で、多分日本一地価の高い場所にある高校だと思う。

夏の甲子園大会は東京予選で、1971年に初めて決勝いってるんだけど、2014年に初優勝するまでの43年間、10回決勝までいってながら10連敗してたという愚直な戦績。

さらにユニフォームが愚直でカッコイイ❗️学校名が漢字の縦書きで意味不明なヘタウマ的な書体。最近は下関国際とか富山第一みたいに学校名を英語でカラフルな色使いをする中、白地に不変の節操や夫婦愛を象徴する松をイメージした緑一色のみ。


OBではカブスの鈴木誠也や巨人で売り出し中の秋広優人らがいる。

秋広優人は大谷翔平レベルのポテンシャル持ってて、オレは大谷翔平を越えると信じてる。なんといっても身長は大谷翔平より8センチくらい大きいし、打席やグラウンドでの佇まいが大谷翔平ソックリで、将来性についてはロマンしかない。


今年は片井君、五十嵐君という100キロ級の2人の大砲がホームランを打ちまくるはずだから春と夏の大会が楽しみ〜

そういえば先日、電車で自分の座ってる前に60を超えたくらいの微妙な年齢の紳士が吊り革につかまって立っていた。
明らかに年齢はオレより上に見えるし疲れてるように見えた。
席を譲ろうと思ったんだけど、オレのほうがハゲてるし、もしかしたら席を譲ったら断られた上にお前のほうが歳上じゃねーかって思われるかもしれないしとモヤモヤ考えてるうちに横の若い女の子がスクッとたってその人に席を譲った。
まわりにいたギャラリーは老人っぽい紳士はオレの目の前にいたのに オレはずーずーしく座ったままでダメなハゲオヤジだな〜と思ったはず。
そのあとは降車駅まで、自分の中ではなんか気まずい気分で電車の椅子の感触は軽い針の筵状態。

こんなときなんだよ、、

『知行合一』

席を譲ったほうがいいって一瞬でも思ったら余計な事は考えずに実行しないと。

そうすればモヤモヤもしないし針の筵の上に座らずにも済んだし。

昔の格言を
このレベルの事で発動させないといけない自分の小物感にも打ちのめされながら、恥ずかしながら生きている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?