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ドイツで快適に暮らすポイント「細かいことを気にしない」:それと、関税について

私が導き出したこと。

ドイツで快適に暮らすポイントは、「細かいことを気にしない」です。

「細かいことを気にしないとクレームが怖い日本社会の真逆です。つまり、サービス砂漠のドイツでは、繊細さが重要な日本社会とは真逆の精神性が必要になります。

気にしない!

慣れると楽ちんです。自由がそこにはあるから。
私はいつも楽ですな〜って思います。

でも、これも人それぞれってことを忘れないで全ての軸は自分自身。

「お互いの感じ方を推定し察すること」を前提としたコミュニーション社会をどうしてもやめたくないなら、ドイツの社会は合わないだろうし、やっぱり日本の方がいいよね。ドイツ社会では、むしろ自立性や自己主張が重要です。

それぞれの文化を別方向から見ると、どちらも悪くなるし、良くもなります。
自分が慣れた言語と文化の認知によって、自分によく慣れた方がよく見えます。そして慣れてない文化を、断定して批判してしまいがちです。
だから異文化理解や、移民問題はとても難しく、問題が根深いもの。あまり私も語りたくない領域です。とにかく誤解が生まれやすい。

ドイツも日本も同じ。人権侵害しない民主主義国家に住んでいるからには、文化迎合しようよっていう話です。
みんなが好きに国や生き方を選択し、幸せになれればいいなと思う今日この頃。

で、ドイツにいるからには、ドイツ文化を批判しても不幸になるだけですので、良いところを見よう!

そうしていたら、どこへいても幸せ者になりました。本当ですw

ちょっと事例を出しましょうか。

ドイツの関税体験

日本からドイツへ荷物を送ると、たびたび関税局に呼ばれます。
関税をガッツリ取られることもしばしば。

一応関税ルールがあるんだけど、関税局やドイツポストの担当によって色々変わり、返金申請が必要になることもあります。ちなみに、安い船便で荷物がなくなったこともあります。👈これ泣きました。

それ以来私のルールは、「ドイツ⇄日本で無闇に荷物を送らない」になりました。これにてほぼ解決www

また、少しくらい間違ってお金とられても、手続き面倒だから、「ま、いっか」ってなる精神。逆に自分が間違えるのも怖くなくなります。
もちろん大金取られてしまったら、向こうのミスの場合、返金手続きなどはできますから安心して!

今時、ほとんどドイツで買えます。だから送る必要がないです。
とにかくこっちの管理は雑なので、荷物表記に工夫しないと、関税を無駄に取られます。
実際にかかってくる関税もけっこう高いです。だから、無闇に送らない。

それでも20代の時に、母親がたびたび荷物を送ってきて、関税局で税金払うってことを繰り返しました。
母に辞めてって言ってもやめない母の気持ちも今ならわかりますw
でも、母の愛情は [日本-ドイツ]では別の方向で表現しようw


最近も、引っ越し荷物の段ボールを日本から送ったのですが、関税局に呼ばれました。
下の動画でチェックしてみて!

あれ?引っ越し荷物なのに関税取られた?件はこちら


関税情報に不安になる…

関税でネット検索すると、色々ネガティヴな情報が出てきます。ドイツのルーズさに、みんな辟易。日本ではこんなことないからね。そうだよね。

わかる!わかるよ!私も何度苦しんだかわからない!

でもね、ドイツの良いところもあるように、悪いところもあり、
日本も同じですよね。

関税に関することと、電車のルーズさは、慣れないうちはイライラするよね。でもね、慣れるよw 割り切るのさ。
嫌なもんは嫌で、「ICEが15分遅れただけ!ですごい!」とか皮肉を言ってみんなで愚痴を言うんだけど、深刻にならないことが本当に重要。

一方で、
ドイツのルーズさは、気にしなくても良い良さでもある。
自分も楽になる。

それに、ちゃーんと話せばみんなとっても親切。本当だよ。
*もちろん、嫌な奴もいるけど、それはどの国も一緒だよね?

割り切り方さえ覚えていれば問題ない。

うちのドイツ人夫は、日本文化も知ってるし、とても優しい。
でも日本精神の細かさは持ち合わせていない。当然ながら。

日本人特有の「細かさ・丁寧さ・不安」がベースになる質問を優しいドイツ人に繰り返すと、温厚なドイツ人の不快感を刺激し、「俺も知らん!全部知ってるわけないじゃん!」と強い返答になります。

精神のきめ細かさは、不安を呼び起こすものと表裏一体。
これが日本文化の繊細な文化を形成してるから、これが悪いとは思えないんだけど、不安症の人が多いのも頷けます。

例えば、関税のことも何度もやっていれば、なんてことないです。
割り切り方も覚えられますし、返金手続きをやりたかったらやればいい。

でも諦めることも肝心。
何度も体験してみよう!

これは国際結婚にも重要なポイント

体験して覚えていけばいいということです。

お互いに気にしないので、間違っても大丈夫なのです。
とりあえずやってみよう〜という精神でいて、
「ま、いっか」という姿勢でいればなんでも楽しめます。

私はそうやって体感していきました。

この割り切り方や、自己主張の方法を見極められるようになり、
ドイツ語力などの言語に問題がなくなる頃
ドイツ生活が快適になります。

*英語が主力でも問題ないと思います。(これは体験してないのでわかりませんが、話を聞く限りそうですね。)

日本のサービスはもちろん恋しいけど、あのきめ細かさにがんじがらめになった窮屈さからも同時に解放されたいま、

サービス砂漠で、ルーズでいられる今を楽しもう〜

2023年8月9日 ドイツ


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