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【大自然×食×歴史、音楽】大分県竹田市「祖母山麓」を知っていますか? 

この記事では、祖母山麓の自然や歴史、食といった魅力をご紹介し、それらの魅力から生まれたイベント「祖母山麓の小さな音楽祭」についてお知らせします!

  1. 祖母山麓とは

  2. 祖母山麓の「自然」

  3. 祖母山麓の「味覚」

  4. 祖母山麓の「歴史」

  5. 祖母山麓エリア再生プロジェクト

  6. あ祖母学舎キャンプ場 TEN-BA

  7. 祖母山麓の小さな音楽祭の開催

1.祖母山麓とは

 大分県竹田市の南部に位置する祖母山麓エリアは、入田、嫗岳 、宮砥の3つの地区から形成され、原生的かつ神秘的な自然と、希少動植物の宝庫として知られ、その恵みによって古くから人々の豊かな暮らしが息づくエリアです。

神原川の上流に霊峰「祖母山の頂」が見えます。

2. 祖母山麓の「自然」

 祖母山麓は近年では珍しい、人の手が加えられていない、地球本来の姿を今でも映し出しています。現在はユネスコエコパークに指定されており、豊かな自然と人の営みの調和を垣間見ることができます。

 祖母山周辺にある原生的な森や樹々の様子は、九州でも他に類を見ない場所です。また、随所に見られる滝や、美しい清流に点在する淵など、名水百選に選定されている「 竹田市湧水群 」の代表的な湧水スポットが祖母山麓エリア内には5か所もあり 、 湧水資源に恵まれた場所となっています 。

祖母山麓の自然から生まれる水
道端では天然の湧水が…!

 今回は、祖母山麓で楽しめる滝や湧水スポットをご紹介します!

①祖母山1合目の滝(暁嵐の滝:ぎょうらんのたき)
 暁嵐の滝は神原渓谷の滝の1つであり、祖母山の1合目にあります。
 落差は18m、幅5mの2段落差の滝になります。広い滝壺があり、取り囲む岩をつたってぐるっと滝を見渡せます。運が良ければ天然のアマゴ(ほかの地域ではヤマメ)を見ることができるかもしれません…!

②神原渓谷
 祖母山を源流とする神原川の渓谷です。約9kmの渡り滝をはじめとしたさまざまな水の流れを見ることができます。
 新緑、紅葉の時期と、季節ごとに移り変わりゆく神原渓谷はとてもきれいです。

神原大橋からは荒々しくも美しい神原川の様子を見ることができます。

③生き物・植物
 
続いて、祖母山麓エリアに生息する生き物や植物についてご紹介します。

 ニホンカモシカ
  
祖母山には、特別天然記念物に指定されているニホンカモシカが生息し
 ています。

 ニホンカモシカのつぶらな瞳は、移り変わる祖母山の様子を静かに見つめているようです。

ツクシアケボノツツジ
  ツクシアケボノツツジは、祖母山に多く自生するツツジ科の植物です。
 5月上旬から中旬にかけて開花し、可愛らしく、甘い香りのする花です。
  生育範囲は狭いものの、多くのツツジがまとまっている様子を見ること
 ができます。

 キレンゲショウマ
  7~8月に開花する、アジサイ科の多年草です。キレンゲショウマは『ソハヤキ要素』を持つ植物であり、紀伊半島、四国、九州の中央部で過去にこの地域が陸続きであった頃の名残となっています。小さな花弁ですが、歴史を感じさせる植物です。

 ソボサンショウウオ
  祖母山系のみに生息する流水系のサンショウウオです。現在は絶滅危惧
 種に指定されている貴重な生物です。背中は茄子のような色をしており、
 全長は15~18㎝あります。

3. 祖母山麓の「味覚」

 2.でご紹介したように、祖母山麓は豊かな自然に恵まれています。そんな祖母山麓に由来する「食」についてご紹介します。

 例えば4月から5月、祖母山麓では、先ほどご紹介した、ツクシアケボノツツジが咲きはじめる季節です。花が咲き始める季節は、ちょうど蜂たちが盛んに蜜をあつめる季節であることから、「はちみつ」が旬の時期といわれています。
 祖母山麓に足を運んだ際には、はちみつをお土産にしてはいかがでしょうか? 

ミツバチのひざこぞう「百花蜜」

 また祖母山麓では、春になると「しいたけ」も旬を迎えます。
 春に収穫される原木しいたけ(「はるこ」と呼ばれる)は、身がしまっていて旨みが強いと言われています。

 そのようなしいたけを燻製し、ベーコンの風味をつけた「しいたけベーコン」というものもあります。

パンにのせたり、サラダのドレッシングとして使用したり、などなど
お家でも雄大な自然でのびのびと育ったしいたけをご堪能ください。

 今回ご紹介したはちみつやしいたけ以外にも、祖母山麓にはたくさんの「味覚」があります。

4. 祖母山麓の歴史 

 祖母山は古くから山麓の住民たちから信仰の対象とされ、山頂には健男霜凝日子神社と祖母嶽神社の上宮が鎮座しています。その御祭神の一柱が神武天皇の祖母である豊玉姫であり、祖母山の名前の由来とされています。
 伝承によると、神武天皇が海で台風に見舞われた際に祖母山に向かって祈願したところ、嵐がおさまったといわれています。 
 山麓には鬼を封じた社のある宮砥八幡社や平家物語に登場する由緒ある社である「穴森神社」など、様々な伝説が残る神社が点在しており、祖母山麓の歴史の深さをうかがい知ることができます。 

宮砥八幡社
穴森神社

 中世には津賀牟礼城(竹田市入田字矢原)の支城として祖母山に牧ノ城が造られました。牧ノ城は自然の要塞を利用した山城で、敵が侵入した際に狼煙を上げて知らせた狼煙台が設置されていました。
 牧ノ城は、東に傾山、西に阿蘇五岳、南には祖母山、北に久住連山、由布・鶴見岳を遠望できる絶景スポットとしても知られています。 

5.祖母山麓エリア再生プロジェクト

 祖母山麓の「自然」「味覚」「歴史」といった魅力をご紹介しました。
 祖母山麓周辺に関わるすべての人々が、本来祖母山麓がもつ価値や魅力に気づき、豊かなシーンを実現することにより、これからも祖母山麓はずっと生き続けることでしょう。

 そんな思いから始まった「祖母山麓エリア再生プロジェクト」。
 このプロジェクトは、祖母山麓エリアの魅力を改めて見直し、再発見することにより、その魅力の増幅と再編集を行い、持続可能な地域活動や経済活動を維持発展させるために、2021年度よりスタートした地方創生プロジェクトです。

 このプロジェクトのもと、PUBLIC+チームでは、祖母山麓エリアのコンセプトを地域住民とともに考え、コンセプトをもとににある施設を活用したプロジェクトやイベント企画を実施しています。

6. あ祖母学舎キャンプ場 TEN-BA

 その施設の一つである「あ祖母学舎」は、平成11年に廃校となった嫗岳小学校の校舎を活用した体験交流宿泊施設。学校の校舎に宿泊しながら、地元食材を使った料理を楽しむことができます。校庭は2022年にオープンした週末限定のキャンプ場「あ祖母学舎 TEN-BA」として活用されており、雄大な自然と広い空の下でゆったりとした時間を過ごすことができます。 

 PUBLIC+チームの過去の記事に、TEN-BAの紹介を掲載しているのでぜひご覧ください。

あ祖母学舎キャンプ場「TEN-BA」

 TEN-BAの営業日など、詳細な情報を知りたい方は、公式Instagramより情報発信中。ぜひご覧ください。
【アカウント名】asobo_tenba

 7. 2024.5.25「祖母山麓の小さな音楽祭」開催します。

 前章にてご紹介した「あ祖母学舎 TEN-BA」にて、5月25日に「祖母山麓の小さな音楽祭」というイベントを開催します。

 イベントは、昨年の11月23日にも開催され、好評につき今回は2回目の開催となりました。

昨年の「祖母山麓の小さな音楽祭」の様子

 杵築市山香を活動拠点としたアーティスト「baobab」が奏でる穏やかな音楽を聴きながら、竹田市内にお店をかまえる「Kana’s Kitchen at RecaD」が提供する、竹田の旬のお野菜や九州産地の伝統的な食材を使用したお料理を楽しむことができます。

祖母山麓の雄大な自然とともに安らぐ音楽を奏でる「baobab」
「Kana’s Kitchen at RecaD」がてがける彩り豊かな料理
※画像はイメージです。

 当日はライブチケットを購入した場合のみ、この日限定のデイキャンプが可能です。(※9時から17時まで)

デイキャンプ・キャンプをしながら自然、音楽を楽しむ。

 PUBLIC+の記事に、イベントの詳細記事を掲載していますので是非ご覧ください。

 大自然×音楽×食×アウトドア・・・
 GWが終わった後に頑張る自分へ、ぜひ5月25日「祖母山麓の小さな音楽祭」にお越しいただき、祖母山麓ならではの魅力とともに、心はずむ休日を過ごしてみてはいかがでしょうか?

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