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動画で振り返る【みん俳⑧】ライラック杯

皆様、こんばんは。
これまで6つの大会を振り返ってきました。今回こういった形でこれまでの『みんなの俳句大会』の動画を振り返ったことは、私にとって、とても意味深く楽しい時間でした。
それは2021年の秋から2023年春までの自分の創作の歴史の振り返りであり、仲間達との交流思い出の振り返りでありました。
それは宝物の時間でした。
振り返りも一旦ここで終了かと思うと、少し寂しくなりますが、きっと夏の大会OPの歌詞のように「シャワーのようなスコールが、僕の心の中の憂鬱を洗い流し、太陽を連れてくる」でしょう。

さて、連載最終回は第8弾『ライラック杯』ですね。
ホスト『rira』さんで行われた、2022年3月25日から2023年5月上旬に開かれた大会。
スピンオフなどの企画も満載で、まさに春の一大イベントとなりました。

演出チームは
イラスト:『くーや。』さん
音楽:『くえす』さん
歌:『ゆめりりな』さん
タイトル・ロゴ:『rira』さん
動画:PJ
でした。
くえすさんとゆめりりなさんは何度かコラボをしたことがあり、私の方から相談し参加していただきました。

ライラック杯。オープニングムービー演出に関しては、私から『紙芝居風』にしてはどうかと提案しました。
メンバーから賛同いただきましたので、さっそくその骨組みとなるストーリーが必要となりましたが、妖精たちの物語をホストのriraさんが早々に仕上げてくれました。


そしてこれまた早々に、熱き男『くえす』さんより曲が届きました。


それを受け、私の方で簡単な動画コンテを作りました。


それに合わせ、くーや。さんがイラストを描き進めていきます。

『くーや。』さんによるキャラクターイメージのラフ画

ここまで揃ったら、いよいよ動画の仕上げに入っていきます。
意識したところは『絵本のような演出』『童話のようなイメージ』『妖精たちの物語』です。
ですので、内容はストーリーに特化し、告知情報は物語り終わりのラストのみにしました。
フルイラストのアニメーションは初めてで、とても素敵な体験でした。
その分、動きを出すのが大変でしたが、あいだにストーリー進行の文字を入れることにより、飽きのこない動画になったんのではないでしょうか?
イラストと、音楽の力はすごいですね。
本当に童話のような妖精たちの物語が出来上がりました。
ちなみに私はたまに小説も書くのですが、3人称の物語は書けず、常に一人称で書いています。
今回は短くはありますが、3人称で物語が進むので、慎重に直し直し書いたことを覚えています。
それでは、そんな想いの詰まったオープニング告知movieご覧ください!


妖精たちの始まりの物語はいかがでしたでしょうか?
春の大会『ライラック杯』にはスピンオフが盛りだくさんで、私の『勝手に応援曲』が出る幕はありませんでした😁
今回は『ライラック杯スピンオフ企画』をいくつか紹介します。

【絵師、音楽家によるスピンオフ】
くえすさんの下の記事に、ライラックの妖精たちの設定が盛り込まれています。
くーや。さんによる『キャラクター紹介』
くえすさんによる『キャラクターイメージ曲』
これを読めば、よりいっそうライラック物語の世界観が深まりますので、ファンの皆様は是非ご確認ください!!



ライラック杯、2次創作企画『ライラックぽん』まとめ記事
なんと、参加者23人、合計38作品!!


そんなふうに、みんなでスピンオフやお花見を楽しんだ春の大会も、あっという間にフィナーレの時が来ました。
エンドロールは最初から歌物で行こうと思っていました。
ボーカルには、これまで何度かご一緒した『ゆめりりな』さん。
彼女の癒しの声は可愛らしく柔らかく。私はもともとファンだったので、春のこの大会には是非にとお誘いさせていただきました。

『ゆめりりな』さんの応援お願いします!!

音楽はもちろん、情熱の男『くえす』さん。
くえすさんのエンドロールへのこだわりを示す一文をくえすさんの記事より引用します

オープニングの公開はライラック開始前の2月下旬、ライラック杯の投句開始は3月25日、エンドロールの公開はGW頃。

一言で季節を括ると「春」なのですが、3月と5月では同じ春でもぜんぜん違う。
オープニングは、これから訪れる春への期待感、胸の高鳴りを短いながらも表現できたらと思ったのですが、エンドロールのこの曲では、曲の中でこの春の季節の移ろいを感じられ、最後には華々しくも切なく「春との爽やかなさよなら」を表現したかった。

なので、僕の中ではオープニングとエンドロールはセットでした。オープニングを作っている時点で、何らかの形でエンドロールの中でフレーズを使いたい、と思って作曲をしていました。
オープニングのフレーズがエンディングでどう展開していくのか、よかったら聴いてほしいと思います^^

『くえす』さん ”エンドロール曲 先出しライナーノーツ”より

エンドロールの制作は最初に『くーや。』さんから『アルバム回想からの皆でお茶会』というイメージの連絡が来たことから始まりました。
それはとてもいい提案でした。
その構想をベースに、共有ドライブのイラストフォルダに、たくさんのイラストが収納されていきました(総数なんと、118枚!!)

そして、大会期間中にriraさんが紡ぎあげた『ライラック物語』が歌詞という形になっていきました。

オープニングで受けたストーリーを追って、その先の精霊たちの物語を一つの歌詞に落とし込んでいく。
とても楽しい作業でした。
riraさんのストーリを原型に、メンバーの意見で私が大まかな形を作り、最後にくえすさんが調整してくれました。
エンドロール製作スタッフによる合作の、とても素敵な歌詞が仕上がりました。

『七曜の花』


閉ざされていた 雪の空から 柔らかな音がする
七色、花が開く

頬を撫でる 風温かく 涙を連れ去っていく
目を見つめ 肩を寄せ 今を紡ぎ出す

誰かが呼ぶ声 柔らかい 振り返る先 笑顔が
「私らしい私になる」ひとりそっと呟いた
花のかおり 吸い込む
柔らかな日差し受けて
つないだ手の温もり この胸に
感じている

春の雨が、土を潤し つぼみが芽吹いていく
光がやさしく包む
夜の闇を恐れる私 優しく耳に響く
夜空を見て ほら月が あなた照らしている
遠く聞こえる稲妻、命の鼓動感じて
見上げた空の上 風が季節、運んでいるよ
ここにいるよ みんなが
笑顔の声が聞こえる
私らしい私を 見つける
きっと

大きな笑顔を咲かせて
小さなあかり 頼りに
私らしい私になる
みんなと出会った日から

空に虹を かけよう
違う絵具を選んで
ひとりじゃできないこと できるよね
一緒に

ラララララタッタ ラララララタッタ
ラララララタッタ アッアッアッアッ
ラララララタッタ ラララララタッタ
ラララララタッタ アッアッアッアッ

みんなで歩いて
みんなで泣いて
みんなで歌って ララララ
みんなで走って
みんなで笑って
手を取り合って 咲かせよう


たくさんの人達の、たくさんの想いの詰まった『みんなの俳句大会』。その長きリレーのバトンを凍結前最終大会『旬杯』に繋ぐ、最高のエンドロール。
どうぞお楽しみください!


みんなの俳句大会 2023夏『旬杯』

【演出チーム】
ホスト・イラスト:『旬』さん
OP曲ボーカル:『七田苗子』さん
OP曲作詞・作曲:『PJ』
ED曲:『くえす』さん
ムービー:『しろくまきりん』さん  &『PJ』

OPはコチラ

大会公式募集要項はコチラ

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