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パーソナルトレーニングでの事故

定期的にニュースになっています。

悲しいです。
あくまでも個人的な見解ですが、現在パーソナルジムが急速に増えているのには、筋トレに夢中になる人が増えていることが関係しています。

私がトレーナーになった15年前は、体のコンテストといえばボディビルでした。それが10年ほど前からボディビルよりももっとライトなコンテストがものすごく増えました。
それにより、参加する人口も急激に増えました。
コンテストに出る人は、筋肉を大きくし、脂肪を極限まで落とすので、
“それが得意である”と思ってしまいます。

そして大会で入賞したりするとその実績を引っ提げ「パーソナルトレーナー」になるパターンが多いです。

それ自体は別にいいと思います。肝心なのは、学び続けることです。
自分の体を変えられたからと言って、人の体を変えられるわけではありません。まして、体のコンテストというのはある意味健康ではないことが多いです。つまり、大会に向けて自分がやってきたことをそのまま指導に当てはめてはいけないということです。

パーソナルトレーニングとは、本来人を健康にするものだと思います。
事故が増え続けるというのは耐え難いです。
我々指導者が学び続けて、時には自分の知らない世界に勇気をもって飛び出すことも大切だと思います。
トレーナーを目指している人は、ぜひ筋トレ以外のことに目を向けてください。

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