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【閲覧注意】臨床心理士・公認心理師がハラスメントの片棒を担いでいた件について

衝撃だった。まさか自分と同業者がこんなニュースになるとは。
今後の展開を見守りたいと思いつつこの記事を書いている次第だ。

どの業界もそうかもしれないが、特にクローズで職人肌が強い職種はハラスメントが起きやすいように思う。
適切な方法で対処しろという意見は百も承知だが、個人的な経験を文字に紡いでおきたい。
※身バレを防ぐためにぼかして記載する

時は平成、筆者が大学院生だった頃の話である。
令和の世の中がどうかはわからないが、当時は研修会や研究発表会などのイベントがあるタイミングで飲み会が開かれていた。
大学院生はもちろんのこと、関係者はほぼマストのような感じで参加していたように記憶している。
ゼミを担当している教員の場合は学部生ももちろん飲み会に参加していた。
※当時でも未成年には飲酒をさせなかったことは強調しておきたい

今でもはっきりと覚えているのは飲み会の前に席順を必ず検討していたことである。例えばA先生とB先生の仲がいまいちだから離して配置しよう、A先生は話すのが好きだから聞き上手の人を隣に配置しよう等々。そして教員によっては(ということを強調したいが)隣に座った生徒の手を握ったり肩を触ったりということは日常茶飯事であった。教員が複数いる宴席であっても「ああ、〇〇先生はああいう感じだからね」というリアクションがあったのを覚えている。当然のことながら教員がその態度なので学生には止めようがない。そういうものだと思い込む。筆者もその一員だったように思う。拡大解釈が過ぎるという意見は受け入れるものの、幅広く言えばハラスメントの片棒を担いでいませんでしたか?という問いに明確にノーとは言えないかもしれない。いや、教員同士で止めろよという意見もあると思うが残念ながら一部の社会がそうであるように上の立場の者の意見は絶対である。少なくとも当時はそうだった。今は違うと思いたい。

ここまでの流れだとあくまで教員側に要因があるように聞こえるが、本記事はそのようなことを言いたいのではない。要はしっかりとハラスメントの知識があれば何かアクション起こせたんじゃね?的な発想である。
※起こせなかった可能性も高いし、そもそも学生がそこまでやるべき?という意見は至極妥当である

ただここで言いたいのは誰もがハラスメント加害者になり得るリスクを抱えているし、他人事は言い切れないのでは?という話である。もちろん筆者も含めて。

と、ここまで書いて筆をブチ折った。11月20日にここまで書いてお蔵入りさせようと思っていた。
要はチキンでこんなこと言ったら自分の不利益になるのでは…という妄想的な考えからである。今思うと本当に妄想的だし、アレだ。

しかし、筆者が被害妄想にとらわれる中で動き出した方々がいた。


はっきり言おう、リスペクト。それ以外のなにものでもない。ということで微力ながら未完成の記事に追記して公開をしようと思った次第だ。

匿名だし、私についてどこの馬の骨かと思う人もいると思う。ただここに記載したのは紛れもなく真実であり私の体験したことだ。〇〇を投影している、〇〇の病理があるよね~というコメントは許容するものの問題から目をそらしてはいけないと思う。

過去であればいくらでも隠せた話と思う。でも本当にそれが良いのだろうか。内々で処理して自分たちの権威を守ることが本当に良いのだろうか。という問題でもあろう。少なくとも筆者はハラスメントはなくなるべき(無理かだけど)と思う立場だし、国がハラスメント防止措置を企業に義務付けているということはJAPANとしてもそういうことなのだろう。ちなみに諸外国においてはハラスメントの扱いはもっと厳しい。。。という話を知り合いの現場猫に聞いたことがあるが、真偽のほどはあなた自身の目で確かめてほしい。

万が一この長文乱文に何かを感じた人がいるのであれば一度下記リンクをクリックしてみてほしい。


何かが変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。ただ繰り返そう。今は2023年、昔はOKだったことが今もOKであるのかは一度考えてみてもいいのかもしれない。


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