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厄年を乗り越えろ 新潟の神社巡り 前編 金運円満祈願の神社もご紹介

現在進行中の神社参拝記は一年前に巡った記録。
これからも順番に書いていこうと考えていたのだが、先日参拝にあがらせていただいた新潟の神社への感動の熱がHOTなうちに書いて行きたい。

これまでの神社参拝記はこちら👇にまとめておりますので、是非ご覧いただけましたら幸いで御座います。

2023年11月。

新潟県中央区到着時刻は8時半。
まずは湊稲荷神社みなといなりじんじゃへ。

湊稲荷神社鳥居

こちらの神社は拝殿での参拝以外にも、一種体験型とも言える願掛けをさせていただける。
画像鳥居両脇を護る狛犬。
こちらは願掛け高麗犬がんかけこまいぬとして有名だそうだ。
台座の上でクルクルと回すことが出来る構造になっており、男性は向かって右、女性は向かって左を叶えてほしい願いを想いながら狛犬を回す。
台座ごと回ると思っていたのだが、狛犬さんだけが回る。
落ちそうになりそうな回り方をするが、そういう回り方なのだと思う。
安心して回していただいて大丈夫だろう。

そして拝殿内には紙の人形ひとがたがあり、初穂料を納めて拝受する。
境内を流れる清流に流せば、罪穢れを祓ってくれるとのことだ。

人形(ひとがた)

私の神社参拝の目的はタイトルの通りの為、当然罪穢れを祓っていただいた。
上流から流し、画像に写る鳥居をくぐれば祓われる。
私の人形は無事鳥居をくぐったが、その後Uターンし鳥居の外を上流に引き返した。
境内社には天鈿女命神社あめのうずめのみことじんじゃも鎮座されている為、芸事の祈願をされてもよろしいかと思われる。
私が滞在中にも地元の方と思われる方が参拝に訪れていた。
境内の脇に駐車場も用意されている為、是非御参拝いただきたい神社。

お次は金刀比羅神社ことひらじんじゃ

一際目を引く足止め狛犬

画像両脇の狛犬さん。
麻紐でグルグル巻きにされているのは、決してイタズラではない。
こちらの狛犬は足止め狛犬と言われ、様々な足止めに御利益を頂戴出来るとのこと。
悪所通い、夜遊び、商売繁盛(お客離れを防ぐ)、酒、タバコ、賭け事、縁結び(恋人、御夫婦の心が離れないよう)等々。
足止めしたい事、人がいるならば社務所にて初穂料を納め麻紐を拝受し、足止めしたい相手男性ならば向かって右女性ならば向かって左の狛犬の足に結びつける。
画像では顔にもグルグル巻きにされているが、それだけ厚く信仰されているのだろう。
そしてこちらの境内には大黒様が祀られており、御社下には打出の小槌がある。

水晶が内包された打出の小槌

画像中央下にある朱塗りの三宝へ財布や紙幣を乗せて、小槌をそちらに向けて直接当てないように振る。
一粒万倍いちりゅうまんばいと唱えながら振るのだが、漢字一文字につき一度振る。
「一」振る「粒」振る「万」振る「倍」振る。
こちらを三度行う。
私は長財布と小銭入れに振らせていただいた。
時間帯や日によっては混み合うこともあると思う為、早い時間の参拝者が少ないタイミングにゆっくりと願掛けしてみては如何だろうか。
こちらも境内脇に駐車場が用意されている。

お次はご紹介させていただいた二社近くに鎮座するその名も開運稲荷神社へ。

下町に鎮座する地元の方々で賑わう神社

こちらは駐車場がない為、付近の県営駐車場へ駐車。
住宅地を通り、階段を下った所に鳥居を発見。
境内内に保育園があり、朝から賑やかな雰囲気漂う温かな神社であった。
上の二社へあがられた際は、こちらも合わせて御参拝いただけると運気も開けるのではないだろうか。
鳥居をくぐると参道両脇に二体の御狐様が立っている。
古くからこんこん様と呼ばれ御狐様の足を触り、自身の額に頂くと御利益を頂戴出来ると伝えられているようだ。

お次は新潟大神宮

駐車場はこちらの鳥居をくぐった先にある

新潟のお伊勢さまと呼ばれ、御祭神は天照皇大神、豊受大神が主祭神として祀られる。
境内には幼稚園があり、私が参拝にあがった際には園児の御祈祷をされるところであった。
なんと素晴らしい園行事だろうか。
多くの子供達で賑やかな社殿を見ていると、温かな気持ちになってくる。

そして旅行の際には私が必ずあがらせていただく護国神社、新潟縣護国神社

清らかな空気漂う境内

御祭神

戊辰戦争、戦没者416柱始め、先の大東亜戦争に至るまでの新潟県関係の殉国のご英霊79729柱を祀る

新潟県総鎮護 新潟縣護国神社HPより

今日の平和な日本に生きる。
感謝の祈念をさせていただいた。

お次は新潟総鎮守 白山神社
平日ながら物凄い参拝者の数だ。
広い境内には様々な見所がある。
複数の神社も鎮座し、多くの神様が祀られている。

大通りから見える朱塗りの鳥居

こんなことを書いてしまうと不謹慎で不道徳で不敬かとは思われるだろうが、まさに神様のアベンジャーズ
広い境内には、あらゆる御力をお持ちの神様が祀られた神社が点在している為、全ての神社を御参拝いただきたい。
その際には全ての神社や願掛け所には御由緒書きも用意されている為、お読みいただいて祈願をするとより気持ちも込もるのではないだろうか。
通りを挟んだ所には船江大神宮古町神明宮古町愛宕神社等も御鎮座されている。
合わせて御参拝されては如何だろうか。

本日最後は越後一宮 彌彦神社えちごいちのみや やひこじんじゃへ。
私は甘く見ていた。
大きな神社で広大な駐車場が用意されているし平日だった為、サッと駐車してゆっくり参拝させていただこうと考えていた。
だが、駐車場は第七駐車場まで満車。
数分彷徨ってちょうど出る所だった車の所へ即座にIN。
この期間は弥彦菊まつりが境内で開催されていたことも混雑の要因だろう。
車のナンバーがほぼ100%と言っても良い程、新潟県内ナンバーであった。
信仰の厚さ、菊まつりが根付いている証だと思われる。

駐車場からぐるりと回り朱塗りの鳥居

まずは付近に御鎮座される祓戸神社はらえどじんじゃへ。
深い森の中で、立派な樹木に囲まれるように建つ御社。
御祭神は祓戸大神。
瀬織津比売せおりつひめ
速開都比売はやあきつひめ
気吹戸主いぶきどぬし
速佐須良比売はやさすらひめ
私は神社付近に祓戸神社が鎮座されている場合は、始めに参拝させていただくようにしている。

一の鳥居をくぐり、そばに流れる清流で手を清める。

奥に見えるは玉の橋

そして御本殿。

荘厳な御本殿

御祭神は伊夜日子大神いやひこおおかみ
御名は天香山命あめのかごやまのみこと
天香山命は御神命により危機に陥っていた神武天皇に霊剣を献上。
皇軍はその剣の霊力により危機を脱した後、蛮族を平定し大和国にて初代天皇として即位したという話として語られる。
その後神武天皇より越の国平定の勅命を受け、漁業、製塩、酒造、稲作の技術を授けこの地の礎を築く。
現在の弥彦山の辺りに御宮を建立し、御鎮まりになられた神様。
系譜は超エリート。
天照大御神の御曾孫であり、饒速日命にぎはやひのみこと天道日媛命あめのみちひめのみことの御子。

御本殿までの参道も周囲を大木に護られ、まさに神域といった空気が漂う。

ちなみに参拝の作法も所謂二礼二拍手一礼ではなく、こちらでは二礼四拍手一礼が参拝作法とされている。
四拍手についての詳細は不明とのことだが、様々な思いが頭を巡る。

一の鳥居を出た所に彌彦神社の境外末社、火ノ宮神社が御鎮座されている。
建物の裏手にあり、入り口も風景に溶け込んでしまっておりわかりにくい。
案内板もあるし、立派な入り口も設けられているがわかりにくい。
是非探して御参拝されては如何だろうか。

翌日も数社巡らせていただく為今夜の宿に。
これが素晴らしいお宿だった。
本当は教えたくない宿。
これはまた別な記事にてご紹介させていただきたい。

江戸時代から数百年の歴史を持つ茅葺の古民家


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