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新鮮な野菜や果物をたっぷり摂取してビタミンCやビタミンEを補給し、酸化した体を元に戻すことが必要です!

昨日のコラムで活性酸素について触れましたが、この活性酸素、ミトコンドリアのエネルギー生成の際以外にも、発生する要因はたくさんあります。

例えば、紫外線や放射線を浴びたとき、過剰なストレスを感じているとき、喫煙によって、そして、有酸素運動を通り越して激しい運動をした際にも活性酸素は生じます。

よって、抗酸化酵素によって無毒化しないといけません。

この酵素の働きを助けるのが、ビタミンCやビタミンEであったり、ファイトケミカル(フィトケミカル)と呼ばれる8番目の栄養素と言われるものです。

このビタミンCとビタミンEの抗酸化の仕組みは、「ミトコンドリア“腸”健康法」長沼敬憲著の書籍に詳しく書かれていますので、以下に引用します。

「酸化のダメージを受けやすい細胞膜については、主成分である脂質が酸化によって過酸化脂質という有害物質に変化します。・・・酸化によって過酸化脂質が蓄積することで悪玉のLDLに変化し動脈硬化を引き起こしやすくなる・・・そしてこれをガードするために働くのが脂溶性のビタミンEですが、その過程で自らも酸化してしまうため、水溶性のビタミンCが救出に入り、ビタミンEを蘇生させる」とあります。

要するにビタミンCとビタミンEの相互作用で酸化を防いでいると言うことですね。

ファイトケミカルの抗酸化作用については、後日触れていくとして、新鮮な野菜や果物を摂取し、ビタミンを積極的に摂ることは、身体に溜まった毒素を排除することで、ゆくゆくはアンチエイジングにもつながると言うことです。

栄養素の豊富なお肉を摂取することは決して悪いことではありませんが、酸化を避けるために新鮮な野菜や果物もたっぷり摂取する、ただし、腸内細菌の状態を見て悪玉菌が多いようですとお肉の摂取は控える、そのため善玉菌と悪玉菌のバランスを定期的にチェックする!、これがどうやら正しいように思います。