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骨は貯蔵庫だった!?骨にカルシウムをストックしておく!

今日は、ミネラルの話しに戻り、カルシウムです。カルシウムは骨や歯を丈夫にするというイメージが、子供のころから染みついている、そんなメジャーなミネラルですね。

このカルシウム、人体内に一番多く含まれるミネラルで約1kgの重量があります。もちろん、身体の大小により異なりますが体重の1~2%だと言われています。

骨や歯だけでなく、血液をはじめ体内の様々な部分に含まれています。

骨や歯を形成するというのはイメージ通りですが、骨がカルシウムの貯蔵庫になり必要に応じて血液中に溶出させたりしているのです。

この必要に応じて溶出させているというのは重要点でして、仮にカルシウムが欠乏すると溶出が過剰になり、余分なカルシウムが血管などに沈着し高血圧や動脈硬化の原因となります、この現象をカルシウムパラドックスと言います。

とくに高齢者のカルシウム不足は骨粗鬆症の原因になりますから、カルシウム以外の栄養素も含め、適度な運動とともに生活習慣の改善は必要ですね。

カルシウムは吸収率の低い栄養素だと言われています。食事からの吸収率は約25%くらい。ビタミンDやビタミンEと一緒に摂取すると効果的です。

では何を食べればいいのか?です。

画像は、生しらすです。私は鎌倉に6年間ほど住んでいましたが、江ノ島にも近かったため、生しらすを食す機会もありました。しらすはカルシウムの含有量は多いです。干しエビやひじきなども豊富に含まれています。

骨にカルシウムをストックしておく!

身体の仕組みってほんと面白いですね!