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■ウクライナの原発で何が起こっているのか?

 ウクライナの原発で何が起こっていたのか?
 一つは、ロシア型原子炉で、西側のウラン燃料を購入させられ稼働実験が行われていた。これは、危険な行為。ロシア型原子炉は、ロシア型ウラン燃料向けの原子炉として作られているからだ。それを、西側の燃料に取り換えるという試みによって、危険な状態が続いていたのだ。かつてチェコのある発電所で、ロシア製の燃料棒をウェスチングハウス製に換えて試験的に使ってみたことがあるそうだが、圧力、曲げ、ねじれの変形が同時に発生したため、その使用を中断せざるを得なかったという経緯があるそうだ。そのため、チェコ政府は、ロスアトムとの契約に戻したというのだ。
 つまり、ロス家が買い占め、買い漁っているウラン鉱石を日本に売りつけ、原発を稼働させた構図と同じように、ウクライナにもロス家の利益となるウラン鉱石の棚卸を押し付けていたのだ。
 さらに、DSが米国政府の傀儡政権を操り、 戦争を継続させるために、IMFから180億ドルのお金を供給している事実を米国国家議員がジョン・ケネティ議員が証言している
  つまり、戦争産業と原発産業を発展させ、日本に福島原発事故を起こしたように、もしかしたら、事故ではなく、故意に911のように、ステーションブラックアウト、全電源喪失を企て、時限爆弾で3号炉プールを核爆発させた可能性も検討すべきだという構図と同じ、構図が、ウクライナの原発で繰り広げられていたのだ。
 ロシアは、電気のための商業運転という実体ではなく、核兵器開発のための原子炉運転をやっていると睨んでの特殊軍事作戦を繰り広げているのだ。
 福島原発4号炉は停止中であったのにもかかわらず、何故か、自衛隊が事故の調査をした資料で、熱を帯びていた。日本の物理学研究者たちは、もしかしたら、日本政府と東京電力は、福島第一で、原爆開発をやっていたのではないかと疑っている。何らかの原発から出る廃棄物を加工して、例えば、関西電力が、核廃棄物の中から抽出した劣化ウランを米国の軍需産業に売って、その劣化ウランが、鋼鉄の役割を果たすからと軍艦に加工され、弾に加工され、イラク戦争で使われ、イラクの市街地に放射性物質を撒きちらし、見るも無残な奇形児を誕生させたように、安倍晋三の軍需産業大国日本への舵きりにおいて、これらの核廃棄物の軍事転用がウクライナの闇をつくりださいている米国のグローバル企業と共に、汚い爆弾として転用されているのかもしれない。チェルノブイリ原発内で作られているように、もしかして、今、現在、福島第一原発、第二原発内での作業の実態の中に、これらの疑いが生じる状況である。これらの疑義は、日本の国会議員が追及すべき者であって、日本を破滅に至らせる道から解放する闇に光を当てるものである。

 信用してはいけない情報と、信用して、調査検証すべき情報との識別能力を養わないと、人類の破滅はもうそこにある。今回のロシアの特殊作戦はうウクライナの闇に光を当てた。これらの解明が進むまで、世界は、ロシアを支援し、ロシアと共に、この闇の実態を暴き出さなければならない。

 原発にある核廃棄物は、いつでも、核兵器に転用可能な希少なプルトニウムなどを含む。これらの管理を民間企業に任せていてはいけない。政府と世界の公的機関が介入すべき重大な事実が闇に葬り去られないように、平和市民は監視の目を緩めてはならない。祈りを結集する必要がある薄氷を踏む日々が続いているが、ロシアのブリーフィングからは目が離せない。


ソ連時代に建設された原発の燃料をロシア製からアメリカ製に変更する実験で、近年、米国からの圧力で開始された。
アメリカの核科学者たちは、ウクライナの動向を特に興味深く見守っている。
現在、ウクライナにある原子炉15基のうち、7基がウェスチングハウス社の燃料に切り替わっている。

かつてチェコのエネルギー技術者たちが、ある発電所で、ロシア製の燃料棒をウェスチングハウス製に換えて試験的に使ってみたことがあり、圧力、曲げ、ねじれの変形が同時に発生したため、使用を中断せざるを得なかった。
チェコは、エネルギー史上初めて燃料の契約を解約し、ロスアトムとの契約に戻した。

ウクライナのザポリジャー原子力発電所で、ウェスチングハウス製燃料を使う最初の試みでは、原子炉の故障と1億7500万ドルの損失をもたらした。その後も、米国産燃料による事故は繰り返し報告されている。

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 二点目は、ロシアがザポリージャ原発を掌握した時、見つかった、米国産武器の数々。チェルノブイリ原発が掌握された後、武装集団と共に、武器がここに運ばれたいたのだろうか?

■ウクライナ情勢における原発状況(随時更新) 原子力資料室

〇ウクライナ原発状況アップデート

2022年3月14日

  • ウクライナメディアUkrinform、ウクライナ原子力公社EnergoatomのPetro Kotin社長の発言として、ザポリージャ原発には約50台の車両と最大500人の兵士、さらにEnergodar近郊の石炭火力発電所に1,000人の兵士と400台の武装が駐屯し、発電所を軍事基地として使用していると報じている。Kotinによれば、原発は平時から警備が厳重で、監視カメラや防空壕などがあり、ロシア軍も利用している設備もあるという。またザポリージャ原発攻撃時にウクライナ国家警備隊員3名が死亡、さらに2名が負傷したという。(ref)

2022年3月13日

  • ウクライナ電力公社Ukrenergoは現地時間3時11分、SNSで、周波数は50Hzを維持している。節電は不要だとコメント(ref)

  • ウクライナメディアGlavcom、ウクライナ国家原子力規制局のOleg Korikov局長に3月11日におこなったインタビューを掲載(ref)。その中で、Korikov局長は、多数のロシア出身者がIAEAに勤務しており、の意思決定にロシアが深く関与しており、事務次長にも就任していること、ウクライナ関連での意思決定からロシア出身者を排除するべきだとIAEAに求め、ウクライナから送られた情報へのアクセスを遮断するべきと訴えているが、IAEAは対処していないと、述べている。

  • ウクライナのGerman Galushchenkoエネルギー相、SNSでウクライナ電力公社Ukrenergoの作業により、チェルノブイリ原発への送電が再開したと発表(ref)

2022年3月12日

  • ウクライナ国家原子力規制局は現地時間12時49分、SNSでチェルノブイリ原発の状況を発表。これによれば、外部電源は復旧しておらず、修復作業を実施中だという(ref)。ロシア側は送電は回復したと発表しており、齟齬が発生している。3月9日11時22分に外部電源が失われてから、すでに2日以上が経過している。なお、備蓄していた燃料は使い切っていることになるが、IAEAの報告では、ウクライナ側が追加で燃料を供給。(ref)

  • RIA通信は、ロシア原子力企業Rosatomのコメントとして、チェルノブイリ原発では現在、ロシア側技術者の協力のもと、修復作業を実施中と報じる(ref)。チェルノブイリ原発への送電は復旧作業中であることがようやく確認された。

  • ウクライナ原子力公社EnergoatomはSNSでザポリージャ原発に駐屯するロシア軍の映像を公開(ref)

  • ウクライナ原子力公社EnergoatomはSNSで、12日、ザポリージャ原発の幹部が、ロシア側から、同原発はロシアの原子力企業Rosatomの所有となること、Rosatomの基準に従って運転しなければならないと通告を受けた、と発表(ref)。また、インターファックス・ウクライナとのインタビューでEnergoatomのPetro Kotin社長は、ザポリージャ原発の職員はロシア側の銃口の元、業務を実施すると話している。(ref)

  • ウクライナ原子力公社EnergoatomはSNSで、11日、Rosatom社の職員11人がザポリージャ原発に到着したと発表。バラコボ原発のチーフエンジニアOleg Romanenkoとロストフ原発の修理担当副チーフエンジニアIvan Malakhovがいた。このグループは、原発の攻撃後の安全性評価と修理支援のために派遣されたという。また、ザポリージャ原発側の職員がロシア側との協力を拒否したためでもあるという。「軍民政府」の長と名乗る別の代表者は、ここはロシアの領土であり、永遠に続くであろうこと、ザポリージャ原発はすでにRosatomのものであるとも語ったという。(ref)

  • RT(ロシアトゥデイ)のMurad Gazdiev特派員のSNSにザポリージャ原発でのロシア軍の活動の映像が掲載される。(ref)

  • ウクライナ原子力公社EnergoatomのPetro Kotin社長は、IAEAのグロッシ事務局長のウクライナ訪問を調整中等と、テレソンで発言(ref、ref)

  • IAEAは、ウクライナ側からロシアがザポリージャ原発を国営企業Rosatomが管理下に置き、完全かつ恒久的に管理することを計画していると報告を受けたと発表、ただしロシアは否定しているという。ザポリージャ原発には約400人のロシア兵が常駐している。ウクライナによると、原子力発電所の運営と日常業務は通常のスタッフが継続して行っているが、その管理は現地のロシア軍司令官の管理下にあるという。12日未明、IAEAのグロッシ事務局長はRosatomのAlexey Likhachev社長と電話会談し、Rosatomはザポリージャ原発に同社の専門家が限定的に滞在していることを確認したが、Rosatomが運転管理を行っていることや、同社の「管理システム」下におくことを意図したものではないとの見解を示した。またRosatomはザポリージャ原発にディーゼル発電機用の追加燃料を運搬したという。また別途ロシア側は別途、正式に「ザポリージャ原発、チェルノブイリ原発の管理・運転は、ウクライナの運転員によって行われている」とIAEAに通知した。数名のロシア人専門家が相談役を務めており、技術支援の枠組みの中で、原発の安全かつ持続可能な運転を確保しているという。チェルノブイリ原発では電源の復旧、ザポリージャ原発では物理的保護システムの復旧が、ロシア側専門家のコンサルティングを受けながら進行中で、ロシア側は、ウクライナの原発の安全・安心な運転を確保するための対策を実施、IAEAと緊密に連絡を取り合っている、という。なお、チェルノブイリ原発の状況について、送電線は復旧作業中、非常用ディーゼル発電機用の追加燃料が3月11日に到着している。ザポリージャ原発で数日間途絶えていた保障措置関連の情報についてはデータを全て回収できたことを確認した。またウクライナ規制当局は15基の原子炉のうち、ザポリージャ原発の2基、リウネの3基、フメルニツキーの1基、南ウクライナの2基の計8基が稼働中と報告。(ref)

  • ウクライナ国家原子力規制局はSNSでザポリージャ原発に関する情報を更新。2本の750kV送電線は回復していない。またロシアの原子力公社Rosatomの職員少なくとも11人が敷地内にいることを確認したが、ザポリージャ原発職員によると、同原発の運転プロセスには干渉していない。また同原発が「ロスアトム」社の所有に移行するという情報を否定しているという。(ref)

2022年3月11日

  • ウクライナ電力公社Ukrenergoは現地時間5時11分、SNSで、周波数は50Hzを維持している、今日は寒いため、電力消費量が増えることが予想されるが、節電は不要だとコメント(ref)

  • ウクライナ原子力公社EnergoatomのSNSは現地時間10時30分現在、ウクライナの原発は安定的に稼働中と発表。2基が稼働中のザポリージャ原発でのロシア軍の状況は兵員400人、車両50台、多数の武器弾薬、と報告。またロシア軍の攻撃で損傷した6号機の変圧器は修理中、ザポリージャと南ドンバスの2本の750kV送電線は損傷のために切断されたまま、と報告。本日、EnergodarからDniprorudne とVasylivkaを経由してザポリージャへ向かう人道回廊が設置されるとも報告している(ref)

  • ウクライナ国家原子力規制局のSNSによれば、10日午後、ハリコフの国立物理学研究所にあるKIPT中性子源施設が再び攻撃され、軽微な損傷をうけたと発表(ref、一度目の攻撃については、こちらを参照)。

  • ウクライナ原子力公社EnergoatomのSNS、ザポリージャ原発を占領するロシア軍の車両の写真とするものを公表(ref)

  • ウクライナ原子力公社Energoatomは3月11日~12日までフメルニツキ―原発においてIAEAとウクライナが共同査察を行うと発表。未申告の核物質等がないことを確認するため。ウクライナ国家原子力規制局の検査官によって実施される(ref)。この査察は2号機で予定されている核燃料鋼管作業によるもので、ロシアの侵攻とは関係ないという(ref)

  • ウクライナ・エネルギー省はSNSで、3月10日現在、戦闘による被害により、1,542以上の集落と約12.8千の集落が停電中。また954000人以上の消費者が電力供給を、また約228,000人の消費者がガス供給を受けていないという。(ref)

  • ウクライナ国家原子力規制局のSNSは11日、放射性廃棄物管理を行う国営企業「ラドン」の活動を縮小すると発表。具体的にはキエフ(CVM)、ハリコフ(HMF)、ドニプロ(DMF)、リヴィウ(LMF)、オデッサ(OMF)は、①放射性廃棄物貯蔵施設(RWMP)の敷地内にある放射性廃棄物貯蔵所(RW)の安全確保のための作業、②放射線モニタリングの統合自動システム、および携帯型線量測定装置による放射線測定およびモニタリング、③放射性廃棄物等の物理的保護、のみを行い、放射性物質の輸送は停止するという。(ref)

  • 米NPR、3月3日~4日にかけて行われたロシア軍のザポリージャ原発攻撃に関する映像分析を発表(ref)

  • IAEAは、ウクライナ当局から、技術者が損傷した損傷した送電線の修復を開始したと報告を受けたことを明らかにした。10日夜から作業を開始し、1カ所の修復に成功したが、外部電源は供給されておらず、他の場所にも損傷が残っていることを示している。また3月10日に規制当局とサイトとの通信が途絶えている。ザポリージャ原発の状況は前回と変わらず。ただし、ザポリージャ原発の保障措置関連の情報リンクは再接続された。また南ウクライナ原発からの送信が不安定になっているという。ウクライナでは8基の原発が稼働中との報告も受けている(ref)

  • ロシアのタス通信、ロシアのプーチン大統領がベラルーシのルカシェンコ大統領にチェルノブイリ原発への送電実施について謝意を述べたと報じた(20時29分配信、ref)。一方、その後、12日7時29分には、IAEAのグロッシ事務局長会見を報じる記事で、チェルノブイリへの送電が回復していないことを記している。(ref)

  • ロシアのタス通信、ロシア国防省がRosgvardiya(ロシア国家親衛隊)がチェルノブイリ原発とザポリージャ原発の作戦に加わっていたと明らかにしたと報じる。(ref)

  • ウクライナ国防省情報総局はSNSで、ロシア軍がチェルノブイリでのウクライナの核開発の証拠を捏造しようとしていると主張。アントノフ空港近くで死亡したウクライナ兵の遺体を集めているロシアの自動車用冷蔵庫が発見されたという。(ref)

  • 米ブルームバーグ、バイデン政権がロシアの国営原子力企業Rosatomを制裁対象に加えるか検討中と報じる(ref)。ウラン先物価格は福島第一原発事故時以来の高値を付けている


#アンネの法則の山下安音です。私のライフワークは、平和学研究とピースメディア。VISGOのプロデューサーに就任により、完全成果報酬型の教育コンテンツと電子出版に、専念することになりました。udmyとVISGOへ動画教育コンテンで、世界を変える。SDGs3,4の実現に向けて一歩一歩