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ADHD傾向のお子様の指導

自分が直接契約により指導させて頂いているお子様は、ADHD傾向の子が半数を超えています。
タイトル画像に利用している図を見て頂いてわかるように、ADHD傾向と言っても、その度合いは人により強弱があります。ですから、あくまでも「傾向」と言うことですからその割合が多いのは致し方ないかと思っています。
ADHD傾向の児童は10%程と言われていることから考えると、明らかに統計とは異なる割合でお預かりしています。

字が下手。
漢字が微妙に違う字を書く。
時間の感覚が鈍い。
集団指示が入りにくい。(人数が多いクラスだと何を言われているか理解できない)
変なことに熱中する。(変と思うのは親。本人は真剣)
机に向かって勉強しているのに、意識がときどきどこかへ行ってしまう。
こだわりが強い

健常発達の保護者からすると、こんな子供には手を焼いてしまいます。
大丈夫です!
そんなお子様ばかり見ています。
ADHD傾向のお子様は、パワーがあります。
そのパワーの使い方が下手なだけです。
きちんと適切な方向に向かせることができれば、驚くほど伸びていきます。


ADHD傾向のお子様の指導は、パワーを吸い取られていきます。
その感覚が何とも言えず楽しい今日この頃なのです。

単に学力が低い子とADHD傾向の子とどこがどう違うのでしょう。

単に学力が低い子は、自分で考えようとしません。
こちらが教えたことを一生懸命ノートに書いてくれて、覚えようとしてくれます。おそらく、保護者や先生から「先生が言ったことはきちんとノートに書くのよ」と厳しく言われているのでしょう。
ノートを取ることを全く否定はしません。
ただ、学力が低い子のノートは講師が言った言葉を一言だけ書いておしまいなのです。あとでそのノートを見直して本当にあれで分かるのだろうか、と思います。というか、多分あのノートは一生見直されることなく終わるのでしょう。

ADHD傾向のお子様は、正直ノートの使い方が下手です。いきなりページの真ん中に文字を書き始めて後から言われたことを書く欄がなくなって、隣のページに行くけどそっちも字の大きさがまちまちで・・・・。
そんな子の、「東大生ノート」みたいなのを書かせようとしても、無理です。https://amzn.to/3wltAc7

良い意味でも、悪い意味でも思考の整理が上手ではないので、きれいなノートを作れないのです。
でも、「自分なりの考え」を持っている事が多いのがADHD傾向のお子様なのです。

もちろん、子供ですからとんでもない勘違いをしていることもあります。「その考えはなかった」と思わされることも多いので、楽しくてやめられないのです。

この楽しい仕事。
長く続けていけたらと思っています。

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