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たまに自分で喰らってみたら

こんにちは。

株式会社プロタゴワークスあかねです。

先日、ある会社さんの全体会議に呼んでいただいて仲間と一緒にお邪魔させてもらった時のことです。

その全体会議の中である“ワーク”がプログラムに入っていたので僕たちも一緒に参加させてもらいました。

そのワークは「とある指標で自己評価をつけてみる」というワークでした。ワークシートに記入していく個人ワークです。

ウチも大学での授業や企業研修やセミナーなどで参加者の方にワークをやってもらうことがよくありますが、自分達がワークの対象者として実施する機会はここのところとんとありませんでした。

「なんかこういうの久しぶりだなぁ」と思いながらそのワークの趣旨に則ってワークシートへの記入を開始します。

とは言え内容が“自己評価”なので、適当に臨むことはできません。1問目からさっそく大真面目に取り組みました。

問いに対して正面から向き合い真剣に考えます。

「こうかな?いやこういうこともあったしこんな感じかもしれない」なんて考えながら自己評価を記入していきます。

そうして時間がきて出来上がったモノを眺めてみると、なんとも低い自己評価が並んだワークシートができあがりました。

それを眺めながら、「自分は“やってる”と思っていたけど、“出来ているかどうか”についてはあまり考えていなかったってことなのかもしれないなぁ」なんて思いながら、仲間が記入したワークシートと並べて見比べてみたところ、なんとなく予測はしていましたがなんとも見事に僕とは自己評価の分布が全然違っていました。

お互いにそれを見比べながら「こういうモノでも、我々の長所と短所の違いっていうのがハッキリ出るんですね」なんて話しながら、本当に特性が真逆でよかったと感じました。

もしもこれが僕と仲間が“同じ特性”の持ち主だったとしたら“苦手”も“弱み”もかぶってしまって、一人分でもそれなりにドデカイ弱みなのに、それが2倍になったらその弱みはどうやってフォローしていったらいいものか。

そうなったらもちろん“強み”も2倍になるわけですが、逆に言うと「それしか出来ない」ってことになってしまって、そうなるとそもそも「会社として機能することは不可能なのでは?」ということが容易に想像できてしまいます。

そんな恐ろしい「もしも」の世界を想像しつつ、現実の世界では、僕と仲間が真逆の特性だからこそ“仕事”ではお互いの“弱み”をカバーし合うことが限りなく死角の少ない状態を生み出して、合わせ技で幅広くなった“強み”を多めにパートナー企業さんに提供できるってことにあらためて気が付きました。

そんな体験を通して、受講者の立場として、自分達が普段使うことのないようなフレームでのワークをやってみる機会っていうのはこれからも時々必要かもしれないなぁと思っているところです。

それにしても、普段は“提供する側”なのですっかり忘れていましたが“受講する側”で真剣に取り組むとこんなに疲労するんだなってことも久々に思い出しながら「いつも大変なことに取り組んでもらっているんだよな」としみじみ実感しました。



あかね

株式会社プロタゴワークス

https://www.protagoworks.com/

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