なぜなにどうして一緒に考えていきましょう
こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。
「なぜこの項目にこう書いたのか聞かせて下さい」
組織開発で関わらせてもらっている企業の経営者の方に“宿題”として提出してもらった内容について一つずつこんな質問をしながら提出してもらった宿題の回答の“背景”を聞かせてもらいました。
この宿題の項目について回答として書いてくれた内容だけだと端的すぎて「なぜこう書いてあるのか?」は書いた本人以外にはわかりません。
何を考え、何を想い、こう書いてくれたのか。
ここに書いてあることは、本当にその時想ったことや考えたことがしっかりと反映されていて、納得感のあるモノが書けたのかについても、“問い”を投げかけて話を聴かせてもらうことで段々とその人の想いや考えの深い部分を吐き出してもらえることがあります。
そうやって吐き出された深い部分にある“背景”を共有することで、回答として書いてある内容の周辺部分が補強されることでそこに書いてある内容の“芯”であり“真”に伝えたいことが浮かび上がって来ます。
この“背景の共有”がなされないままだと、しっかり考えて作ったはずのモノであっても「なぜかうまく伝わらない」とか「他の人からすると何の事だかよくわからない」なんていうすれ違いが起きてしまったとしてもそれが何故なのかわからなかったり、そもそもすれ違いが起きていることに気付かなかったりに繋がったりするわけです。
そうならないためにも「なぜこう書いてあるのか?」という“問い”を外側から投げかけて一緒に考えていくことで、その“背景”についてあらためて思いを巡らせてもらって、もう一度考えてみてもらうことで、一人で考えたモノよりもググっとクオリティの上がったモノに磨かれていく様は、外側から関わらせてもらっている身としては何とも言えず楽しいです。
ウチが関わらせてもらう時には、こうやって「問い、考え、語る」を繰り返す“対話的な関り”を何度もやることになるんですが多くの人達が「考えが進んで楽しい」という感想を言ってくれるのでこっちも楽しくなりますし、何よりも“進めるべきモノ”がどんどん進んで行くのも楽しくて、あっという間に時間が過ぎて行くのがいつものことです。
ただ、この“楽しい時間”が終わって会社に帰って来ると大抵は脳みそが一気にパワーダウンして強烈な疲労を感じるとこまでがセットになっています。
この状態になると実際にしばらく動けないし何もできなくなってしまうので、もっと脳みそを鍛えて“対話的体力”をつけていきたいんですが一体どんなトレーニングをすればいいのかと思って少しネットを検索してみたんですが、色んなことが出てきたので自分に都合の良さそうなところだけを試してみようかと思います。
とりあえずまずは「たくさん寝る」ってところから実践していきたいと思っています。
あかね
株式会社プロタゴワークス
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