なぜ、これからの時代、コーチングなのか? コーチングの初歩の初歩。

コーチングの初歩の初歩シリーズ。
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 コーチングってなぁに?の今日の本題。
 なんで、これからの時代は、コーチングなの? です。

 まず、コーチングとは
 あなたの主体性を促すコミュニケーションです。
あなたが自分で悩んで、自分で選んで、自分で決断して、自分で行動して、自分で責任をとれる人間になる。
 コーチングでは、このような主体的な人間になることが目的となります。
 じゃ、主体性を高めるためにはどうしたらいいか?から話していきます。
 自分と相手の経験、常識や価値観、感覚はまったく違うということを理解することです。このチャンネルでなんども言っている言葉です。多種多様な価値観を理解するということです。
しかし、自己肯定感の低いひと、根っこで自信がなくビクついて生きているような人は、なかなかこのような多種多様な価値観が受け入れられません。ぞくに言う、器が小さい人ってやつです。
 主体性を高め多種多様な価値観が受け入れられる、器の大きな人間になるためにはどうしたらいいか?

 そのためには、
まず1番目。
 自己肯定感を高くするということです。自己肯定感とは自分は正しい、自信たっぷりといった状態ではなく、自分の欠点も、自分の失敗も受け入れられる、あるがままの自分を受け入れられている状態です。
自己肯定感を高く保つために、小さな成功体験をコーチングでは重要視します。
コーチングでは、あなたのいままでの経験や、持っている常識、価値観や、あなたの感覚や直感を、否定・批判することをコーチはしません。もしかしたら、あなたの経験が邪魔になることも、価値観が古く時代錯誤になっていること、感覚・直感と思っていたものが他人からの影響からの思い込みだったりすることもあります。そういったことを含めつつ、コーチは否定・批判はしません。そのようなものであれば、いずれ行きづまることをコーチは知っています。一時的にうまくいっても、どこかしら、身体や心に不具合がでてきて、行き詰ります。そして、そのような行きづまった結果からも、学びを得ようとするのもコーチングです。必ずそのような結果からも学びがあります。失敗の経験が学びになれば、それは小さな成功体験へと変わり、さらに自己肯定感が上がっていきます。このような経験を繰り返して、器が少しずつ大きくなっていきます。
 しかし、コーチングがうさんくさいといわれる所以がここにあります。人は結果や成功を早く求めがちです。しかし、とにかくコーチングというのは時間がかかるし、失敗が必要だし、失敗するのがわかっていてもコーチは、見守ります。遠回りですが、このようなことが、あなたが主体的な人間になる道筋だとわかっているのです。失敗は怖くない、失敗は成功するためには必要だとわかれば、自己肯定感が高まりますし、レジリエンス能力、いわゆる困難を乗り越える能力も身につきます。

 2番目。主体性を高めるためには、『変えられないものと、変えられるものを区別できるようになる』ということです。
 いわゆる過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる。精神科医エリックバーンの有名な言葉です。
 コーチングで質問を多用しますが、ほとんどがあなたに焦点をあてた質問をします。
 『この目標を達成するには、誰の助けが必要ですか?』とか
『あなたが幸せになるのは、何が必要ですか?』でなく、
 『この目標を達成するには、あなたには何が必要ですか?』
『幸せになるには、あなたはこれからあなたがどうしますか?』
 など、あなたに焦点をあてた行動を促す質問をします。
 このようにコーチングのコーチは、常に目標達成の主役があなたであること、もし、モヤモヤを抱えているのなら、それを解決できるのはあなたにしかできないことを意識させます。
 コーチングでするコーチがもつ心構えマインドで一番大切なこと。
いちばん、はじめにコーチングスクールで習う言葉は
『答えは常にクライアント、あなたの中にある』です。
ですので、コーチあなたがあなたの答えを出すのを待ち続けるのです。

 ここまで説明して、『なんでこれからはコーチングなの?』です。
わたしたちは学校教育で、常に答えがあるもの、それは〇か×かと問われてきました。ところがです。
 大人になれば、答えのないこと、〇か×かで、二極化できないことばかりです。ですので、影響力のある人の意見や、勘違いした大きな声で騒ぐおバカさんの意見に惑わされがちです。これらの人は、答えのないことに答えを大きな声でいうことで、注目を集めているだけです。絶対的、普遍的な答えがないことを、有能な人たちは知っています。だからこのような人は学び続け、常に成長しようとしているのです。
 みなさんも言われたこと、聞いたことあるでしょう。
『一生懸命勉強して良い大学に入り、安定した会社に入りさえすれば幸せだ』
『結婚してこどもを作り、家族をつくって、一戸建てを持てば幸せだ』みないな、ことを。大嘘でしたよね。
 いま多種多様な価値観があふれかえる時代、何者から与えられた大嘘みたいなもの、虚構が通じなくなっています。他人から与えられた価値観で生きることは楽ではありますし、虚構を幸せだと思って生きている人もいるでしょうが、こらからはそうは、いきません。
 でも、どうしても、ほとんどの人は『答え』を求めがちです。『答え』をもらい、それに向かって努力をするのが努力だと思っています。安心もしますし、自分で考えないで良いですし、結果の責任は自分にはありません。
しかし、断言します。それは、間違っています。結果の責任が自分にないということは、それは無駄な努力ということです。責任のない結果からは学びをえることは難しいからです。
 答えのない問題の、答えは多種多様です。答えのない問題にアドバイスや助言、こうしたらいいだよ、これは、こうだからこうしたらいいとかいう人は、無責任で他人と自分の区別もつかない、なにもわかっていない人です。各SNSでもたくさんいます。あなたの会社、学校などにもいると思います。わかったふりをしている人は大抵、おバカさんです。
とにかく答えのない問題の答えは、人の数だけあります。
 これからは、あなたは自分で悩んで、自分で選んで、自分で決断して、自分で行動して、自分で責任をとれる人間にならないといけないのです。
 それは、ほんと過酷で辛い人生です。ところが、生きがいとやりがいと、なによりもあなた自身の成長が約束された人生です。
 人生の目的は成長です。わずかながらでも日々、成長を感じる人生は充実しています。
 でも、このような成長を望む人生は、ところどころで、また行き詰まり、思い込みにつかまったりすることがあります。そういうときは、視野も狭まり暗い夜道で地図も自分の居場所もわからなくなるようなものです。なかなか自分では抜け出せません。ですので、そういうときにコーチングを頼ってみてはどうでしょうか? 答えのない問題に、『あなたなりの答え』に導く方法を、コーチングのコーチは知っています。
これからの選択肢に加えてみてください。

はい、今夜の『脳の筋トレ~コーチングってなぁに?チャンネル』はここまでです。
  このようにコーチングを僕自身の経験と照らし合わせて、
動画で説明できたらと思います。
 ラジオ版の『脳の筋トレラジオ~コーチングってなぁに?』では、実際にゲストをよんで、コーチング的なコミュニケーションを行っておりますので、そちらもご視聴をよろしくお願いします。
 ぜひ、質問などあれば、コメント欄に記入してくださいね。
 今日の動画であなたは何に気づいたでしょうか?
 そう、気づくのは、あなた自身です。
 あなたの気づきは、あなたが気づくしかありません。
 その気づきから目をそらさないでください。
生き方は自分でしか変えられません。 
私からの質問です。
『あなたはどういった人生を望んでいますか?』  
(沈黙)
  いつでも『答え』はあなたの脳の中にあります。
  今回の『脳の筋トレ~コーチングってなぁに?チャンネル』はここまでです。また次回の動画で!

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