hisa

20年ぶりに小説を書き始めました。記事は個人的な考察メモを公開しているもので、内容の正…

hisa

20年ぶりに小説を書き始めました。記事は個人的な考察メモを公開しているもので、内容の正確性に責任は持ちませんのであしからず。

マガジン

  • 小説論

    自分で書いた小説に対しての考察をまとめたものです。(実はマガジンが何なのか良くわかっていません)

  • lineオープンチャット「小説家になりたい」関連

  • 読書

    読んだ本の紹介とか

  • 自作小説連動企画

    このマガジンは、自作小説「受験生の異世界転生 〜領主の息子だけど、教科書の知識だけで生きていけますか?〜」(略称:受験転生)とのゆる〜い連動企画記事のまとめです。 連動元の自作小説はこちら https://ncode.syosetu.com/n2600go/

記事一覧

固定された記事

筆者の活動フィールド

 現在の筆者の活動フィールドです。気になる方はどうぞ~ なろう連載中『受験生の異世界転生 〜脳筋な下級貴族の息子だけど、教科書の知識だけで生きていけますか?〜』…

hisa
3年前
21

第二回タイトルガチャコンテスト結果発表

 皆様、お待たせしました。第二回タイトルガチャコンテストの結果集計作業が終了しました。  今回は14作品の応募がありました。応募していただいた皆さま、ありがとうご…

hisa
3週間前
2

第二回タイトルガチャ小説コンテスト

 そろそろ春ですね。みなさま、これから伸ばす芽は準備できてますか〜?  まだできてないという方、深く考えるのをやめて、とりあえず書いてみませんか? 千里の道も一…

hisa
3か月前
2

「小説家になろう」でPVを上げる小技集

 この記事は、「小説家になろう」のPVをすこ~しだけ伸ばす効果がある、かもしれない小技を段階にわけてまとめてみました。  段階はウェブ小説が読まれるまでの段階に合…

hisa
3か月前
30

第一回タイトルガチャコンテスト結果発表

 今回、このコンテストを企画した意図は二つありました。  一つは、参加者にタイトルの威力を知ってもらいたかったこと。こちらは前回の募集記事が詳しいです。  そし…

hisa
9か月前
4

オープンチャット企画『第一回タイトルガチャコンテスト』

 というわけで、夏休み自主企画!  「よいのもなら売れるというナイーヴな考え方は捨てろ」というどこかのハゲの言葉がもてはやされていますが、あれは「よいものでない…

hisa
10か月前
5

創作におけるアドバイスとの接し方

 自分の作品は面白くないかもしれない。  創作をしていると、多くの人が陥る落とし穴です。  そこから逃れる方法は、そんなに多くありません。代表的な道は3つほどで…

hisa
1年前
7

『え、社内システムシステム全てワンオペしている私を解雇ですか?』の書評を書いてみた

 こんにちは。hisaです。  noteではこれまで自分向けの小説の創作論の皮を被った広報論を語っていましたが、ちょっと我慢できなくなって、書評にも手を伸ばすことにしま…

hisa
1年前
4

『小説家になろう』のサイト改善提案

 まず初めに断っておくと、僕は『小説家になろう』というサイトを尊敬している。  発足当時は、ケータイ小説のヒット作を何本か出した『魔法のiランド』へのチャレンジ…

hisa
2年前
22

オプチャでログラインコンテストをやってみた

 僕が加入しているLINEのオープンチャット「小説家になりたい」ですが、現在だいたい180人ほどが加入しています。  雑談メインの緩いオプチャなんですが、たまに何か思…

hisa
2年前
16

著作権の話1?

※著者は法律の専門家ではありません。また、ロビー活動も活発で法改正等もありえるので、記事の内容で気になる点があったら自力で裏取りしてくださいねー。  作家を目指…

hisa
2年前
8

理想の執筆アドバイザーを妄想してみる1

 少し前に、『なぜ小説の創作論はすれ違うのか?』という記事を書いたのだが、それを読んだフォロワーのつこさんさんに「なろうのエッセイに転載したらランキングに載れる…

hisa
2年前
11

小説家を目指す若者たちへ

 初めに断っておくと、僕はプロの小説家ではない。しかも一度筆を折って、20年近く執筆から離れていた人間である。  20年前、小説家を見限った理由は簡単で、当時デビュ…

hisa
2年前
89

なぜ小説の創作論はすれ違うのか?

 SNS上では、今日もどこかで創作論が炎上しています。  でも、別に創作論だけが炎上しているわけではありません。世の中には似たような構造で炎上している案件はたくさ…

hisa
2年前
17

「小説家になろう」における読者獲得法 その3

 前回までは「小説家になろう」における表面的な読者獲得方法についてでした。  広報手法に比重が偏っていましたので、第1話の読者数は確保できても、2話以降読まれる…

hisa
3年前
7

アリストテレスの誤謬

 先に断っておくと、僕はアリストテレスに詳しくない。ただ、「受験生の異世界転生」という小説を書くにあたって、中世ヨーロッパの知識水準と、現在の教科書に載っている…

hisa
3年前
3

筆者の活動フィールド

 現在の筆者の活動フィールドです。気になる方はどうぞ~

なろう連載中『受験生の異世界転生 〜脳筋な下級貴族の息子だけど、教科書の知識だけで生きていけますか?〜』※カクヨムと同様の内容です。作者の後書きコメントがついています。

カクヨム連載中「受験生の異世界転生 〜領主の息子だけど、教科書の知識だけで生きていけますか?〜」

Twitter

オープンチャット「小説家になりたい」
https:/

もっとみる

第二回タイトルガチャコンテスト結果発表

 皆様、お待たせしました。第二回タイトルガチャコンテストの結果集計作業が終了しました。

 今回は14作品の応募がありました。応募していただいた皆さま、ありがとうございます。
 また、タイトルを提供し、タイトルを評価する指標を与えてくださった『なろうRaWi』さんの開発者のお二人にも感謝を申し上げます。こんなにハッキリ違いが出るのは、正直驚きです。
 さらに、舞台としたオープンチャットの管理人さん

もっとみる

第二回タイトルガチャ小説コンテスト

 そろそろ春ですね。みなさま、これから伸ばす芽は準備できてますか〜?

 まだできてないという方、深く考えるのをやめて、とりあえず書いてみませんか? 千里の道も一歩から。案ずるよりも産むが易し。案外手を動かすと、歯車が噛み合うかもしれません。

 え? 書いても読んでもらえないかも?
 そうですね。確かにWEB小説は読者に読んでもらうまでがひと苦労です。いろんな作品が強く自己主張しているので、まず

もっとみる

「小説家になろう」でPVを上げる小技集

 この記事は、「小説家になろう」のPVをすこ~しだけ伸ばす効果がある、かもしれない小技を段階にわけてまとめてみました。
 段階はウェブ小説が読まれるまでの段階に合わせて、次の4つに分けています。

見つけてもらう
興味を持ってもらう
読み始めてもらう
読み続けてもらう

 比較的すぐできる小技を中心に紹介するので、『読み続けてもらう』ために必要な内容の充実に関しては、触れる程度で効果は薄いかもしれ

もっとみる

第一回タイトルガチャコンテスト結果発表

 今回、このコンテストを企画した意図は二つありました。

 一つは、参加者にタイトルの威力を知ってもらいたかったこと。こちらは前回の募集記事が詳しいです。

 そして、もう一つは『なろうRaWi』を外部から検証することでした。
 とある場所で、『なろうRaWi』の公表している性能評価のグラフには水増しがあるのでは、という発言を見かけてしまい、検証してみたくなったのです。

 当コンテストの応募期間

もっとみる

オープンチャット企画『第一回タイトルガチャコンテスト』

 というわけで、夏休み自主企画!

 「よいのもなら売れるというナイーヴな考え方は捨てろ」というどこかのハゲの言葉がもてはやされていますが、あれは「よいものでないものでも売れる」という意味ではありません。「よいもの」であることは前提で、その先をどうするかを問うているものです。

 小説の場合も同様で、「よいもの」を用意した上で、見つけてもらい、興味をもってもらえて、はじめて読者に読み始めてもらえる

もっとみる

創作におけるアドバイスとの接し方

 自分の作品は面白くないかもしれない。
 創作をしていると、多くの人が陥る落とし穴です。

 そこから逃れる方法は、そんなに多くありません。代表的な道は3つほどです。

・投稿サイトに投稿して見てもらう
・創作コミュニティで見てもらう
・コンテストに出して見てもらう

 などでしょうか。

 共通点は他人に見てもらうこと。自己評価ができないのなら、自分以外の視点で作品を評価してもらうしかないからで

もっとみる

『え、社内システムシステム全てワンオペしている私を解雇ですか?』の書評を書いてみた

 こんにちは。hisaです。
 noteではこれまで自分向けの小説の創作論の皮を被った広報論を語っていましたが、ちょっと我慢できなくなって、書評にも手を伸ばすことにしました。

 今回紹介するのは、『え、社内システムシステム全てワンオペしている私を解雇ですか?』というタイトルの小説です。
 出会ったのは2020年の11月。当時小説家になろうで短編として発表され、主流ではないマイナージャンルから一気

もっとみる

『小説家になろう』のサイト改善提案

 まず初めに断っておくと、僕は『小説家になろう』というサイトを尊敬している。

 発足当時は、ケータイ小説のヒット作を何本か出した『魔法のiランド』へのチャレンジャー的存在であったものの、今では日本国内の全サイト中、アクセス数ランキング15位という脅威的な実績を叩き出し、FacebookやInstagramや5ちゃんねるなどの大手を凌駕しているからだ。

 GAFAクラスのトップ企業や、同規模のア

もっとみる

オプチャでログラインコンテストをやってみた

 僕が加入しているLINEのオープンチャット「小説家になりたい」ですが、現在だいたい180人ほどが加入しています。

 雑談メインの緩いオプチャなんですが、たまに何か思いついた誰かが企画して、コンテストとかいろいろやります。

 僕は腰掛けのなんちゃって管理人ですので、だいたいの企画は思いついた人が仕切っているのですが、たまには自分でやってみることにしました。

 テーマは「ログライン」です。

もっとみる

著作権の話1?

※著者は法律の専門家ではありません。また、ロビー活動も活発で法改正等もありえるので、記事の内容で気になる点があったら自力で裏取りしてくださいねー。

 作家を目指すなら、切っても切れない法律。それが著作権法です。

 この著作権が何のためにある法律かというと、ずばり「著作者等の権利を守る」ための法律です。プロになった時に、それでご飯が食べられるのはこの法律の保護があるからなんですね。

 この法律

もっとみる

理想の執筆アドバイザーを妄想してみる1

 少し前に、『なぜ小説の創作論はすれ違うのか?』という記事を書いたのだが、それを読んだフォロワーのつこさんさんに「なろうのエッセイに転載したらランキングに載れるよ?」と予言された。

 カクヨムではランキングに常駐できるようになってきたが、なろうでは一瞬しかランキングに入れていない僕としては、ランキングという言葉はすこぶる魅力的な言葉なのである。

 抗い難い誘惑に負けて、早速転載してみると、なん

もっとみる

小説家を目指す若者たちへ

 初めに断っておくと、僕はプロの小説家ではない。しかも一度筆を折って、20年近く執筆から離れていた人間である。

 20年前、小説家を見限った理由は簡単で、当時デビューした数人の知り合いが、2冊か3冊ほど出版した後、消えてしまったからだ。僕から見て凄まじい才能があると思った人たちが、である。

 そして、専業を選択した知り合いから漏れ聞こえてきた収入も、極めてシビアだった。

 現実に打ちのめされ

もっとみる

なぜ小説の創作論はすれ違うのか?

 SNS上では、今日もどこかで創作論が炎上しています。

 でも、別に創作論だけが炎上しているわけではありません。世の中には似たような構造で炎上している案件はたくさん存在します。

 この構造は、SNSだけに留まらず、受注者と発注者の意思疎通の齟齬や、トラブル時の責任論など、現実世界でも同じようなことがおこっています。おそらく、この構造を知っておくと、世の中で理不尽と感じる事象は半減するでしょう。

もっとみる

「小説家になろう」における読者獲得法 その3

 前回までは「小説家になろう」における表面的な読者獲得方法についてでした。

 広報手法に比重が偏っていましたので、第1話の読者数は確保できても、2話以降読まれるか、内容次第となっています。

 そこで今回は、内容が読まれる水準まで達していないのか、それとも単に広報が不足しているのか、客観的に判断する方法について書いていきます。

 この記事を書くにあたって、軽石さんの作成したツールである「なろう

もっとみる

アリストテレスの誤謬

 先に断っておくと、僕はアリストテレスに詳しくない。ただ、「受験生の異世界転生」という小説を書くにあたって、中世ヨーロッパの知識水準と、現在の教科書に載っている知識がいつどのように発見されたか調べていくにつれ、アリストテレスの影をはっきりと見るようになった。

 世界の文明発展が遅れた要因は、かなりの比率でアリストテレスが誤った知識を広げ、誰も否定が出来なかったことに起因する。多分この人がいなかっ

もっとみる