ぼく モグラ キツネ 馬
ぼく モグラ キツネ 馬 ハードカバー – 2021/3/18
チャーリー・マッケジー (著), 川村元気 (翻訳)
5つ星のうち4.3
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たった一人、ほんの一つの存在が、世界を大きく変える。本当にそうだ。
だれかをすきになること、なにかをすきになること、それだけで成功なんだ。なんかほっとするね。
でも、すきになることは、くるしいことだってある。すきになってしまうと、おそれが生じる。
うまくいかないときでも、うまくいっているときでも、ケーキを食べればいいよ。
うちって、なんなんだろう? 人なのだろうか?
本当の強さは、弱さを見せられることだ。
一人で全てを解決する必要なんて全くない。どんどん人を頼ればいい。
ギューって、英語だと何と表現されるのだろうか?
「やさしさ」ってなんだろうか?
映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のkindを思い出した。
kindというシンプルな単語が、マルチバースのカオスを整えてくれる。
みんな落ち着いて。
映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』をもう一度見たい。
やさしさか。でも、やさしさだけでは、人生はうまくいかない気もする。やさしさを信じることって、なんだか難しい。そう思わせる時代に生きている。
私にとっての幸せとは、「日常の些細なことを楽しむこと」と、誕生日の時に聞かれて、とっさに口に出た。
そうだ、8階で男性の友人に聞かれたんだ。ドキッとする問いだ。
君にとっての幸せってなんだろうか?
私も、きみのことを、きみよりも信じる存在になりたい。
私にはそんな才能がある気がする。
水平思考なんだ。二者択一ではない。二つは一つ。世の中には、もっともらしい問いと、もっともらしい答えがある。それらに翻弄されてはいけない。真実を見つめよう。
ぼくは気付いていく。「愛する」が先に来るのが面白い。「愛される」よりも、「愛する」大切さを感じる。
愛する対象がいるだけで、とても幸せなことだ。
折に触れて何回も読みたい絵本だ。
読むたびに、絵本の絵も違って見えてくる、ロールシャッハテストのように。
以上