都市を観光都市にするためにはどうしたらいいのか? 2024/01/07

本来は、そもそも何のために、都市を観光都市にするのかを考えるべきだ。何も手を打たなかった場合に、どんなことが起こるのかを具体的に想像してみることが、起点になる。

そもそも観光とはなんだろうか? 「観光」という言葉の由来

コトバンクで調べたところ、以下のような記載があった。まずは国や都市の「光」を見つけなければならない。「光」とは、良いところであり、例えば、①自然の美しさ、②歴史や文化、③産業や技術、④人々の温かさやおもてなしの心だろう。

日本で観光という語が使用されたのは、1855年(安政2)にオランダより徳川幕府に寄贈された木造蒸気船を幕府が軍艦として「観光丸」と名づけたのが最初である。その意図は、国の威光を海外に示す意味が込められていたといわれる。ちなみに「観光」の語源は中国の『易経』の「観」の卦(か)(観察についての項)に由来している。「観国之光 利用賓于王」(国の光を観(み)るは、もって王の賓たるによろし)から生まれた語で、その本来の語義は「他国の制度や文物を視察する」から転じて「他国を旅して見聞を広める」の意味となる。また同時に「観」には「示す」意味もあり、外国の要人に国の光を誇らかに示す意味も含まれているという説もある(井上萬壽藏(ますぞう)著『観光と観光事業』1967)。

日本大百科全書(ニッポニカ)



研究を続けたい。また追記していく。

以上


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