明石の虚言王とリテラシー

マスコミの明石の虚言王こと泉房穂前市長推しが続いているが、取材者と多くの読者が「嘘・大袈裟・紛らわしい」を見破れるかのリテラシーチェックとして使える。

マスコミに推されていながら敵視されているようにアピールするのがこの人物のテクニック。単純だが「マスゴミ嫌い」には効果的である。

泉房穂の「凄さ」を示すものとして「2.38倍」が注目されるが、これがどの程度凄いのかを検証したマスコミの記事は全く見かけないまで代わりにデータを示してみる。

泉房穂は独自の分類を用いるために他の自治体との比較ができないので、総務省分類の「児童福祉費」で比較することにする。

総務省「地方財政状況調査」|都市のみの上位|灰色線は全市区町村

明石市は132億円→330憶円の2.49倍だが、都市で1位の流山市は3.31倍で、明石市よりも増加率が高い都市は13もあるので、明石市を唯一無二の成功例のように報じるのは適当ではない。なお、全市区町村合計は1.67倍だった。

一方で、この👇ような事実に基づかない批判もある。

有本)福岡市はそもそも人口流入が多く、いろいろな意味で恵まれていて、財源もある程度は確保できる。明石市もそうですが、そのようなところは企業城下町などが多く、財源を確保しやすい状況があります。

明石市は税収が多い自治体ではない。

総務省「地方財政状況調査」|兵庫県の人口5万人以上の市

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?