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サイコパスは人気者

この説明はとある人物を想起させるが、最近ではそのような人物が人気者になる傾向があるように思われる。

サイコパスは一見魅力的で、人をあやつるのが上手です。しかし、自分自身の定めたルール以外に従うべきルールはないと思っているので、世間で定められたルールには頓着しません。[中略]他人にはとことん冷たく、残忍なことも平気でできます。刺激を求める心が強く、衝動性が高いのも特徴です。

現代人のための心理学』p.162

「成功したサイコパス」には、たとえば毀誉褒貶のはげしいカリスマ起業家や政治家などがあげられます。

p.162

「よいサイコパス」もいます。[中略]既存のルールや感情にとらわれず、不安や恐怖を感じにくいので、思い切ったことができるのです。その思い切ったことが、多くの人にとって役に立つことや喜ばしいことであれば、「よいサイコパス」になるのです。

p.162-163

「とある人物」については、全く異質の人格が同居しているように見えるという証言があったが、それは「成功したサイコパス」と「よいサイコパス」は違っているようでも根っこは同じだからである。

ところで、サイコパスは「家庭環境はほぼ関係なく、生物学的要素が強い」とのことだが、サイコパスを感知する能力も生まれつきの要素が強いように思われる。

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