北欧5か国の合計出生率

フィンランドの2023年の出生については4日前の記事で取り上げているが、北欧5か国の合計出生率を改めて示す(フィンランド以外は2022年まで)。

2023年のフィンランドの原住民系は1.23程度か。

Tilastokeskus

2010年頃から若い年齢層の出生率が急激に低下している。これが産む時期が後ずれするだけの晩産化(tempo効果)ならTFRは時間経過と共に元の水準に戻るが、最終的に産む人数が減る(quantum効果)ならTFRの回復は限定的になる。

Tilastokeskus|2022年まで

若い世代の出生率低下は、おそらく👇と関係がある。第二次世界大戦後に生まれた世代が1960年代後半から社会変革を引き起こしたように、冷戦後に生まれた世代もその前までの世代とは人生観・世界観・価値観の断絶があるように見える。

https://threadreaderapp.com/thread/1750849189834022932.html

2023年のスウェーデンは前年比横ばいか若干の低下か。

SCB

ノルウェーの2023年は若干反発した模様。

SSB
Danmarks Statistik
Hagstofa Íslands

付録

急進派リベラルの国・カナダ

Statistics Canada

異次元の少子化対策の国・ハンガリー

KSH|2023年まで

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