いぬっさん

障害福祉の仕事をしながら、写真を撮ったり珈琲豆を焼いたりしています。

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最近の記事

睦月の振り返り:写真が上手くなりた〜い

せっかく3年ぶりにnoteを書いたのだし、備忘録がてら1ヶ月ごとの記録を残しておきたい。 誰も得しない、ただ自分が得するだけの写真日記みたいなものだ。 読んでいって、ちょっとずつ写真が上達しているのを確認できればいいな、くらいの気持ちで書いていく。 1月のお出掛けは初詣と、幡野広志さんのワークショップ、新宿のティーサロン。 今月は羽釜ご飯とティーサロン、人生初体験が2回もあった。 そう思うと、お出掛け頻度は少なくとも充実した1ヶ月だったなあ。 いろいろな体験をして、写真に

    • 「いい写真は誰でも撮れる その2」に参加した

      写真家の幡野広志さんのワークショップ「いい写真は誰でも撮れる その2」に参加した。 この日が来るまで、体調管理にめちゃくちゃ気を遣った。前日や当日に体調を崩して出られなかった、なんてなったら金銭的損失はもちろんだけどとにかく心理的なダメージがデカすぎる。 努力の甲斐あって、なんとか健康な心身を引っ提げて参加することができた。よかった。 参加者は私を含めて9人(だった気がする)。  私は幡野さんのワークショップはこれで2回目になるのだけれど、前回はシステムエラーで予定より多

      • オンラインコーヒーツアーがすごい~Through a Cup~

        1/24(日)に、TAMAYUKI(@yukkie120)さんが主催するオンラインコーヒーツアー『コーヒーの木のお手入れ編』に参加しました。 Zoomを使ってルワンダのコーヒー農園の様子をリアルタイムで中継するという、画期的なツアーです。 先に結論から申し上げると、『コーヒーという飲み物のみならず、コーヒー豆そのものに興味がある方』は全員参加した方が良いです。ハイ。 リアルタイム中継の興奮は、どんな写真やポッドキャストよりインパクトがあります。 9月に珈琲ラジオさんのポ

        • 思考を整理するために始めたこと

          一流の人はメモ魔という話をよく聞く。 私は、思い返せば子供の頃から、いわゆる「うっかり」が多い子でした。 ランドセルの中は渡し忘れたプリントでいっぱいだったし、親の頼まれ事を忘れて怒られたことは数え切れない。 心理検査を受けて判明したことなのですが、私はワーキングメモリがとても少ない。他の能力値は比較的平均的だった(論理・分類の能力は平均より高かった)のだけれど、ワーキングメモリだけが明らかに平均値より低かった。 その短所を補い、一流の閃きをスキルとして身に付けたい――

        睦月の振り返り:写真が上手くなりた〜い

          関係が欲しいのではなく、権利が欲しい

          足立区議会議員の発言が物議を醸しています。 たくさんのニュース番組やワイドショーが、区議の発言を「批判するのが当たり前」のように、批判的に報道しています。その事実だけを見れば、とても良い時代になりました。 私はLGBT当事者です。トランスジェンダーです。 中学生の時、ドラマ金八先生で「性同一性障害」という言葉を知り、高校時代に同級生の女の子に初恋をして、自分がトランスだと自覚しました。 高校時代から25歳くらいまでは性自認は男だったのですが、今は「女ではないけれど、男でも

          関係が欲しいのではなく、権利が欲しい

          地道な天才を目指していく。

          8月、満足のいく焙煎ができたことが1度もなかった。 仕事が忙しくて、焙煎の回数自体が減ってしまったのもまずかった。舌を鍛えようと色々なロースターから多様な豆を購入してコーヒーを飲んでいたのも、自分のなかのハードルを上げてしまっていた。 気が付けばもうすぐ10月になろうとしているのに、9月になってまったく焙煎していない。 焙煎したら、試飲しなければならない。自分で煎ったおいしくないコーヒーを飲むより、ロースターから買った豆を飲んだ方が精神衛生的に良い……。 そんな考えに完

          地道な天才を目指していく。

          多様性を考えるツールとしての珈琲

          日本茶の海外需要が高まりすぎて、生産量のほとんどが「高く売れるから」と国外へ輸出されてしまったらどうなるだろう。 日本での国内消費がほとんどできなくなってしまう。 おまけに、国際価格はアメリカの先物取引所によって決められていたとしたら……。お茶を作っているのは日本なのに、欧米の言い値で買い取られてしまっていたら……。 これとまったく同じ構造で世界を廻っているのが、コーヒーだ。 毎週楽しみにしている珈琲ラジオさんが今回、「多様性とコーヒーは切り離せない」と、人種差別とコーヒ

          多様性を考えるツールとしての珈琲

          英東インド会社と蘭東インド会社のインドは、別々の国だった

          LIGHT UP COFFEEさんが作ったコーヒー農園がある、バリ島ってどんなところだろう? コーヒーの木のオーナーになったというのに、私はインドネシアについてもバリ島についてもあまりに無知でした……。東南アジア!というイメージだけでレポートを読むのは、かなりもったいない気がする。 10月に入ったらプロジェクトが始まるので、その前にバリについて調べてみたい。 **インドネシア出身の有名人と言えば?** 筆頭がデヴィ・スカルノさん。インドネシアのスカルノ元大統領の第三夫人。

          英東インド会社と蘭東インド会社のインドは、別々の国だった

          一般人がコーヒーの木のオーナーになれる時代

          インドネシア・バリ島のコーヒー農園オーナーになりました。 LIGHT UP COFFEEが持つインドネシア・バリ島にあるコーヒー農園。 そこの4本のコーヒーノキのオーナーになることができる制度です。 【成長の様子や精製の取り組みレポート、そして実際のコーヒー豆が定期的に届き、生産者との情報交換や実際に収穫に行くこともできる】という、めちゃくちゃ素敵なプロジェクト。 オーナー権は年6万円。決して安くはないけれど、月5000円と考えれば高すぎることはない。 月5000円で、自

          一般人がコーヒーの木のオーナーになれる時代

          世界は僕の眼のなかの映画:FACTFULNESS

          世界を正しい姿で認識できているか。突然ですがクイズです。3つの選択肢の中から答えを選んでください。 1.現在、低所得者国に暮らす女子の何割が、初等教育を修了するでしょう? A 20% B 40% C 60% 2.世界の人口のうち、極度の貧困にある人の割合は、過去20年でどう変わったでしょう? A 約2倍になった B あまり変わっていない C 約半分になった 3.世界中の1歳児の中で、なんらかの病気に対して予防接種を受けている子供はどのくらいいるでしょう? A 20% B

          世界は僕の眼のなかの映画:FACTFULNESS

          コーヒー留学したいが為に英語を勉強する

          中学1年の冬、気が付けば英語の授業に全然ついていけないことに気が付いた。 恥を承知で打ち明けると、【be動詞】を【b同士】と勘違いしていたレベルだ。「b同士じゃないじゃん??」と先生や友達にも聞かず首を傾げていた。やる気が無い学生時代の自分には、それが勘違いと気付くことさえもうしばらく時間がかかる……。マジで、よく高校を卒業できたと思う。 英語ができない人あるあるの、「英語ができなくても、私は日本で生きていくしw」という楽観的思考で、英語ができないまま社会人になってしまっ

          コーヒー留学したいが為に英語を勉強する

          コーヒーの淹れ方(ドリップ)に正解を見つけたい人いる?

          買ってきた豆(粉)のパッケージに書いてある『おいしい淹れ方』って、メーカーごとに違うやん。ネットで調べても色んな人が違うこと言ってるやん。 「一体どのやり方が正解なの~!?」と、お家でコーヒーを淹れ始めた人なら誰しも一度は思うことでしょう。 パッケージに書いてある方法でやってもあんまり美味しくなかった……ネットで紹介された方法も試してみたけどイマイチ……という人向けに、ハンドドリップ大会のチャンピオンや、コーヒー業界で活躍されている方の【淹れ方】の動画をピックアップしました

          コーヒーの淹れ方(ドリップ)に正解を見つけたい人いる?

          『天才を殺す凡人』読了(内容まとめ)

          天才・秀才・凡人を生む価値観 天才・秀才・凡人――。 その違いを生み出しているのは、物事の「良し悪し」「善悪」を判断している軸(価値観)にある。 天才は『創造』、秀才は『再現性(論理性)』、凡人は『共感性』。この絶対的な価値観に従って、それぞれ「GOOD」「BAD」という相対的な判断を下していく。 職場や趣味などで、仲間が何かを提案してきたとする。 その時に、天才はその提案に【創造性があるかないか】 秀才は【再現性があるか(誰がやってもある程度同じ結果が得られるか)】 凡

          『天才を殺す凡人』読了(内容まとめ)

          10年後もおいしいコーヒーを飲み続けるために

          コーヒーのことを深掘りしていくと、必ずと言っていいほど出会う言葉がある。それが『フェアトレード』や『ダイレクトトレード』だ。 コーヒーは主に中南米やアフリカ、オセアニア、南アジアの一部で栽培されている。国土の広いブラジルでは大農園も多く見られるが、ほとんどは貧しい零細農家だ。植民地支配や、奴隷労働の名残が未だに残されている。 ずっと昔からコーヒーを栽培していても、品質を向上するためのノウハウを知らず、コモディティコーヒー(インスタントコーヒーなどに用いられる低品質のコーヒー

          10年後もおいしいコーヒーを飲み続けるために

          ブレンドコーヒーという作品

          9月4日、9つのロースターとコラボして1つのブレンドコーヒーを作るという企画がTwitterのTLに流れてきた。 き、9店舗……!? その数字に、少しだけ狂気を感じたのは私だけだろうか。 3、4種類を配合したブレンドはよく聞くけれど、9と言えばその倍以上。 それだけの豆があればブレンド1つどころか2~3種類は軽く作れてしまう。正気か。 どちらかと言えば怖いもの見たさで、私はそのブレンドをポチることにした。(参加したロースター一覧はこちらを参照) ブレンドの感想は、上記のツ

          ブレンドコーヒーという作品

          コーヒーから「自由」を知る

          コーヒーは自由だ、と思う。 ぼくが知る限り、コーヒーが一番自由だ。この記事に目を通したアナタ、「コレはコーヒーと同じくらい自由だ」とか「コレはコーヒーよりももっと自由だ」というものを知っていたら是非教えて欲しい。 ぼくはもっと自由の輪を広げていきたいんだ。 それはそうと、ぼくがコーヒーを自由だと思った理由を聞いて欲しい。 まず、種類が豊富だ。色々な国で生産されていて、ワインのように、生産国で風味が違う。そして同じ生産国の豆でも、焙煎度でまったく味わいが変わってくる。好みの味

          コーヒーから「自由」を知る