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こども・まんなか

 実は・・・本日、本業の出張のため、とある場所に来ています
 しかもGWゴールデンウィークの真っ只中に😭
 週末noteの毎週投稿の連続記録が途絶えるかも‼️という危機感から前もって書かせていただいてますので、その点はご容赦ようしゃくださいませ〜<(_ _)>
 投稿日となる本日「こどもの日」にちなんで、今回のnoteは国を挙げて取り組んでいる「こどもまんなか」をテーマに書かせていただきます
 今回の内容は賛否両論があると思いますので、気に入らないと思ったら読み飛ばしてください<(_ _)>

今回のテーマは「こどもまんなか」です!

■”子ども”について考えるきっかけ

 投稿日となる5月5日は1948年から「こどもの日」と決められていますが、もちろんこの日のこともありますが、ネットで見つけたこの2つの記事がきっかけに今回のテーマを書かせていただくことにしました
 その記事とはこの2記事です

 確かにこどもの急な発熱で看護してくれる人がいないことや、受け入れてくれる施設がないことが原因で仕事を休まなければいけないことがあり、そのことで周りがフォローしなければならないことも少なからずあると思います
 しかし、そういうことは子育て中の女性だけのお話だけではなく、特に最近、問題となっている「こころの病」で休む人も増えてきており、「休む」ということでは同じだと思っています
 休む原因が、その人本人であるか否かだけの違いで、扱いがここまで違うのかと思ってしまいます
 また「産休クッキー」でもそうですが、出産される本人にとって、長期に休むことに悪く思って配慮したつもりでしょうが、それが逆にあだになってしまったということでしょうけど、そこまで気を遣う必要があるのかと思ってしまいます

子育ては結構大変ですので、周りの理解が必要です

■「こどもまんなか社会」とは

 「こどもまんなか社会」とは、子どもや若者の視点に立ち、子どもにとって最善の利益を第一に考え、当事者の意見を政策に反映する社会ビジョンのことだそうです

 なぜ今「こどもまんなか」なのかですが、ご存知の方もおられると思いますが、人口減少化が2011年を境に減少化に転じていますが、実は1970年代から少子化が始まっていましたが、長寿命化の影響で人口減少化になっていませんでした

人口増減率の推移
※画像をクリックするとこちらの報告書に移動します

 人口減少化社会に突入するまで、ここまで少子高齢化は問題視されていませんでしたが、人口減少化に加え、超高齢者化社会となった今、少子化がクローズアップされた感があります
 国の少子化対策の施策が、特に最近積極的に展開しているものの、これまでの取組がほぼなかったこともあり、国立統計経済研究所(INSEE)によると、2023年の合計特殊出生率(=15~49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもの)は過去最低となる1.68となりました

 子どもを産むためには両親が必要となるため、今の人口を維持するためには、最低2人以上子どもが必要となります
 しかし、合計特殊出生率が1.68人となっているため、この先の人口は減少することになります
 つまり、65歳以上の人にも働いてもらわなければ、この先20年以上、恒常的に労働者不足の問題がついて回ります
 加えて、今後さらに高齢化が進み、高齢者たちが受け取る公的年金などの社会保障費の負担の多くは、今の子どもたちとなります
 この問題を考えずに、「子育て様」の発言に垣間かいま見える、「今だけ」しか見ない人たちが、将来、自分たちの社会保障費の負担してもらう子どもたちに不平不満をぶちまける人たちに対してかなりの違和感を感じ得ずになりません
 しかし「子育て様」と言い放つ人だけに違和感を感じているわけではありません・・・

子どもが2人以上生まれなければ、人口を維持することができません

■子どもを置き去りにした考えへの違和感

 ここからは個人的な見解ですので、必ずしも正しいとは言えないかもしれませんが、敢えて述べさせていただきます
 冒頭で紹介させていただいた「子持ち様」に賛同される人に対してですが、先ほどの章でお話させていただきましたが、最低20年以上は65歳以上にも働いてもらわなければ余程の技術革新や、コロナ禍などの新型インフルの蔓延まんえんにより全世界的に仕事が停滞する状況にならない限り、労働者不足の問題が起こり得ます
 このことは、子どもの発熱などで急に休むことによる一時的な業務の負担の問題以上の恒常的に業務の負担が増えるということを意味します
 このことを踏まえて、「子育て様」などと育児している人への揶揄やゆする考え方が正しいのかよく考えていただきたいと思います
 一方で、子育て中の人に対しても、これも冒頭で紹介させていただきました「産休クッキー」ですが、子どもを産み育てるということは、これからの日本を背負って立つ担い手を育てるという大役を担っていると思って、長期の休暇で周りに負担していただくことはありますが、それも一時的な負担ですので、子どもが社会に出て働かなければ、もっと長期に渡った恒常的な業務負担となるため、もっと胸を張っていただきたいと思います
 ただ、よく耳にする「ワンオペ育児」ですが、周りで手助けしてくれる人がいる場合でも、残念ながら自分の都合に合わせて育児を手助けしてくれる人がいないことだけを切り取って言う人もいます
 「ワンオペ育児」などの言葉を安易に使っている人たちの中には、手助けしてくれている周りへの感謝はもちろん、「育児を押し付けられている」ようなニュアンスにも聞こえ、当の子どもに対する愛情も感じることができず、配慮は必要ですが全てにおいて当然ながら過度に優遇されるべきだと勘違いが、一種の傲慢さも感じてしまいます
 ですので、このような言葉は、自分中心の考え方にしか見られないので使い方には注意された方がいいと思います

育児は大変ですが、楽しみながら一緒に成長しましょう!

■「こどもまんなか」という考え方

 子ども中心で生活をするのは、どんな仕事をしていたとしても、とても大変なのは間違いないです
 その昔、家業で忙しい親たちは、近所の子どもと一緒に遊ばせたり、家にいる祖父母にお世話を頼んだりしていました
 いまは核家族化が進んでいて、夫婦どちらの親も近くにいないということも少なからずありますし、少子化の影響で近所の同年代の子どももいないこともあったりします
 一方で地域では、保育園や学童保育などの施策も充実していますが、まだまだ子育て世帯には十分に満足できるものではないケースが多いのも確かです
 しかし仕事もそうですが、何もかもフルサイズでしないとと思ってしまうと、自分自身が疲れてしまい、自分の思い通りに子育てに協力してくれない人たちに腹立たしく思ってしまいます
 加えて、周りから孤立してしまっていると感じている自分の存在感を見失ったりすることことで、育児して社会に参加できていない自分を「悪」と思い込んでしまいます
 でも、一時的に社会から離れて疎外感を感じますが、社会に戻るときにその疎外感を乗り越えることができれば、意外と元の状態に戻ることはそれほど難しくはありません
 子育ては社会全体でする、という認識が持つことができれば、いま育児をしている人は未来の日本を担う重要な任務に就いていると思えるはずです
 子育てしている人も、子育てをしていない人も、どちらも経験してきたことなので言いたいことはよくわかりますが、「自分だけが苦労している」と思い込まずに、自分の将来を支えてくれる人が今の子どもたちであると思うことができれば、「子育て様」や「ワンオペ育児」などと、子ども不在の自分目線での考え方にはならないと思います
 育児は子どもと一緒に親も成長する機会を与えてくれます
 そして育児は親だけが担わなければならないことでもありません
 これからの日本を支えるために、「子ども」をまんなかに置いて、その周りには親をはじめ近親者、そして職場や地域、公共が支える、そんな社会構造を構築していく時代ではないでしょうか?
 今回のnoteは、Pro Bono さの自身の反省の意味も込めて書かせていただきました
 子育て世代のみなさま、大変でしょうが、子どもと一緒に成長してくださいね!

子育て中の親御さんへ、育児を楽しんでください!

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