敢えて手紙で
🌟ここは「夢や妄想のメモ置き場」です
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一昨年だったかな、30年くらいアメリカで暮らしていた友人が帰国して、故郷に居を構えた。
長い間海外に住んでいるうちにどんどん日本のことを考えるようになったらしく、改めて日本の歴史や政治を学び直したりしている様子。
ある日彼からSNSでメッセージが届いた。
ものすごく端折って言うと
「ここは敢えて手紙という手段でコミュニケーションを取りたい。文通しませんか?」
という内容だった。だいぶ端折った。
私は年上の友人と時々葉書でやり取りをしていて、字を書くのもそんなに苦じゃないので「いいですよー。やりましょう。では私からは近況報告を送りますね」と返事した。
大層な事は書けない。
そこから2週間くらいかな、
忘れかけていた頃に彼から手紙が届いた。
定形外の切手が貼られた分厚い封筒だった。
同居してる母親が
「果たし状?!」
って言ったのがめちゃくちゃ面白かった。
中には便箋8枚と、彼の住む土地で開催する展覧会のチラシ3枚、名刺が1枚。
憂国、日本の文化、最近の趣味、日課などが綴られていて面白かった。
さて、何てお返事しようかな。
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