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購入事例紹介①公正証書作成からサポート。「ふたりの家」で仲良く楽しい毎日を送っています。

LGBTs当事者の方の住宅購入のサポートを毎月1件以上継続して行っている、プリンセススクゥエアー。実際に「どんな方が」「どんなふうに」家を購入しているのでしょうか。そんな「お客様の声」をヒアリングし、まとめました。


まずは、女性同士のカップルであるNさんとKさんの声をご紹介します。

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学生の頃から10年付き合った仲良しカップル

──まずは、おふたりのお付き合いのきっかけと交際期間を教えてください。

Nさん:私が高校生の頃、Kが勤めていた会社にアルバイトとして入ったことで知り合いました。しばらくは友達だったのですが、20歳からお付き合いを始めて10年が経ちました。

Kさん :出会ったとき、Nはまだ元気いっぱいの高校生だったよね。「好き好き」ってアプローチがすごくて(笑)。ずっと楽しくお付き合いしています。

──仲良しな雰囲気が伝わってきますね。いつから同棲されているのでしょう?

Nさん:私が大学在学中にアメリカに留学して、そのときKもアメリカに来て、一緒に住み始めました。もう8年半前かな。帰国後はお互い半年ほど実家で暮らした後、賃貸マンションでふたりの生活を楽しんでいました。

──アメリカで同棲なんて、かっこいいですね!身内の方や周囲の方には、カミングアウトされていますか?

Kさん:兄と妹には話しているけど、親には理解できないかなと思って、特に話していません。ただ、Nとずっと一緒にいるし仲がいいので、分かっているかもしれません。以前は「結婚しないの?」「子どもが見たいな」と言われたこともあるけど、最近は言われなくなりました。

Nさん:私はひとりっ子で母だけなのですが、母に面と向かっては言っていません。もともと干渉しないタイプで、話さなくても分かっているのじゃないかなと思います。会社ではオープンにしていて、みんな知っています。社内でLGBTをカミングアウトしている人も数人いますし、差別も偏見も感じません。外資系企業でオープンな社風というのもあるかもしれませんね。

Kさん :私が勤めているのは典型的な日本企業。仲の良い同僚には話しているけど、上司には正式な形では伝えていません。


都心で日当たりの良い「理想の家」との出会い

──おふたりでマンションを購入しようと思ったきっかけは何ですか?

Nさん:もともとオリンピックの後にはマンションを買いたいと話していて、お金を貯めていました。そんな中、今住んでいる賃貸マンションは更新のタイミングで少し家賃が上がると分かり、ちょっと早めに探してみようと思ったんです。

Kさん:賃貸だと何も残らなくてもったいないと感じていました。それで2年前、レインボープライドでブースを出されていたプリンセススクゥエアーのスタッフさんから名刺をいただいていたので、ちょっと相談に乗ってもらおうと連絡してみました。

Kさん:「もしいい物件があれば」と思っている程度で、軽い相談のつもりが、担当の方がテキパキと段取りしてくださって、とんとん拍子に話が進みました。

Nさん :すぐに4~5軒の物件を見せてもらい、気に入った物件があったんです。

──物件を探す上でこだわったポイントがあれば教えてください。

Nさん:もともと住んでいた都心のエリアにこだわりました。駅に近く、いくつかの路線を使える便利な物件がいいなと思っていました。

Kさん:私も同じエリアで、しかも日当たりのいい物件を希望していました。でも、都心のため高い建物が多く、エリアを熟知している担当さんも「エリアにこだわるなら、日当たりは多少諦める覚悟で!」と…(笑)。その言葉に納得しながらも、物件探しを続けていたら、内覧させてもらった物件が2階なのに日当たりが良かったのです。さらに角部屋でリビングが広い。もう「ここしかない!」と思いました。


プリンセススクゥエアーの担当者の案内で「ペアローン」を検討、「ふたりの家」を手に入れる

──おふたりは住宅購入のためにペアローンを利用されましたね!

Nさん:私だけで住宅ローンを組むつもりだったのですが、担当の方が「お2人ならペアローンが組めますよ!やってみましょう!」と提案していただき、ぜひふたりで組もうという話になりました。

Kさん :私も、ふたりで組めるのならそれがいいと嬉しく思いました。とはいえ、まったく知識がない私たちのために、担当者さんがまずは公正証書を作るために必要な書類や手続きを教えてくれるなど、すぐにすべての段取りを組んでくれました。公正役場にも同行してくれて……本当に助かりました。

Nさん:マンション購入の頭金は半分ずつ出して、あとはふたりの給与に応じて、私が7割、Kが3割で住宅ローンを組みました。管理費などの支払いも、ふたりで相談して、同じ比率で支払っています。

Kさん :ペアでローンを組んだことで「ふたりのマンション」という実感を持つことができて良かったです。


在宅勤務もOK!
住み心地がよく、自慢できる都心の部屋で暮らす

──今のお部屋の住み心地はいかがですか?

Nさん :今までは単身用の1Kにふたりで住んでいたけど、今は3LDKを2LDKに改装した部屋で、前の3倍くらいの広さがあります。ちょうどコロナの影響で在宅勤務になったのですが、ここなら仕事部屋も確保できるので快適です。

Kさん :となりが低層の建物なので日当たりがいいし、リビングダイニングが広々としてきれいで、とても住み心地がいいですよ。


──当社の対応にはどんな印象を持たれましたか?

Nさん:とにかく勢いがあり、対応がすごくスピーディなので助かりました。しかも何を聞いても的確な答えを返してくれて、分からないことはすぐ調べてもらえて、安心してお任せすることができました。

Kさん:状況をしっかり報告してくださるし、無駄なく進められるように段取りもバッチリ。タイミングが合ったから、と役場まで立ち合ってもらったのも心強かったです。他の不動産会社さんだったら、ペアローンのことは知らないままだったと思います。いつもこちらの立場になって考えてもらい、感謝しています。

──マンションを買ったことで、何か心理的な変化はありましたか?

Nさん:公正証書を作り、マンションを買ったことで、結婚に近い形になったという感じはします。ひとつの区切りですね。

Kさん:そうだね。私はちゃんと働かなきゃという気持ちが強くなりました。都心の物件を買ったので、みんなに「すごいね」と言われるのがうれしい。Nのおかげです!

大事なことは「行動」と「理解のある担当者のサポート」

──今日は本当にありがとうございました!最後に、マンションの購入を検討している人にメッセージをお願いできたらと思います。

Kさん:私の場合は、自分の父にマンション購入について相談した際、「マンションを買えない人は、一生買えない」と言われたんです。
つまり、自分の住処は出合いがとても大切。たくさん見ても難点ばかり探したり、ずっと迷ったりしていたらいつまでも購入ができないという意味で捉えました。自分が気に入った空間を見つけたらまずは行動してみる、ということかな、と。
私たちは探し始めてすぐに理想の部屋に出合ってすぐに決められたので、その通りだったなと感じています。

Nさん :私たちも、実はこんなに早く物件を購入するのはイメージできていなかったのですが、結果的にとてもいい部屋に巡り合えてとっても満足しています。ご縁を感じたら、あとは勢いも大切ですね。
それに、プリンセスの担当者さんが私たちのことを理解してくださって、物件探しはもちろん公正証書の作成やペアローンのことまで全面的にサポートしてもらったことが本当にありがたかったです。自分たちが住む大切な住まいなので、やはりどこの会社に最終的にお願いするかは重要だなと思いました。まずはプリンセスさんに「今こういう状況で、こんな理想を描いています」と相談してみるとよいと思います。

──Kさん、Nさん、ありがとうございました!お2人の仲良しの空気感が伝わってきて楽しい取材でした。

※この記事は、ご本人からの了承を得て実際にプリンセススクゥエアー担当者がインタビューをもとに作成したものです。

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いかがでしたか?
Kさん、Nさんのおっしゃるように、物件探しはもちろんのこと、ペアローンを組むための手続きとして、「パートナーシップ合意契約書」や「任意後見契約」を公正証書で作成するためのサポートも行っています。

「家を買う」ことは人生の中で大きな出来事です。だからこそ、「家」のことだけでなくトータルな観点でサポートできるプリンセススクゥエアーに、一度相談に来てみませんか?

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あくまで“ひとつの例”ですが、もしその中に、御覧いただいている方の背中を押せるものがあれば…と思います。

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