見出し画像

「資産としての不動産」と景気の関係

こんにちは。プリンセススクゥエアーの笠原です。

先日、「投資信託を始めて1年くらい経ったよ」という記事を公開しました。

そんな資産形成初心者の私が最近知ったのは「不動産の価格も株価と連動する」ということ。どういうことか、少し調べてみました。


株価が上がると不動産の価格も上がる!


一般的に、「株価が上がると不動産の価格も上がる」ということが言われているそうです。
資産形成初心者の私は「それってそもそもどういうこと???」「私たちの生活にどう影響するんだろう???」と頭の中にハテナがいっぱい。

いろいろ調べてみてわかったのは、
・不動産を持っている人は、すでに投資を行っていて株式も持っている人が多い。
・だから、日経平均株価が上がると、自分の持っている資産も増え、投資できる余力が増える。
・増えた資金で住宅を買う。場合によってはそれを投資用不動産とし、人に貸し出したりもする。
という理由で「株価」と「不動産価格」が連動しているということ。

確かに家を買える人=資産が大きく、自分でも増やそうとしているというイメージです。私も家を買ったことがきっかけの一つになって投資信託を買い始めました。そして、そういう方々はお金が増えたら、「もっとお金を増やせる方法はないかな?」と考えそうです。

その結果、家を買う人が増え、買う人が多いということは空いている物件が減るので価格は高くなる、というわけですね。


3ヶ月から半年遅れて上下する不動産価格

日経平均株価が上がったり下がったりする(=景気がよくなったり悪くなったりする)のに、少し遅れて不動産の価格も上がったり下がったりすると言われています。

これも理由を調べてみて納得でした。不動産の契約には、内見して、契約を交わして、実際に自分のものになるまでに数ヶ月かかることも少なくありません。だから、数ヶ月遅れて、不動産価格が連動するのです。

そう思うと、ちょうど2020年春ごろに、コロナショックで全世界的に経済がストップし、株価が下がった時期がありましたが、それから半年後くらいの2020年秋ごろから不動産価格が下がったりした、というイメージが湧きます。確かに私の行きつけの美容院のお姉さんが、「最近はちょっと田舎の方の家賃や物件価格がすごく下がっているから、美容室を開業する人が意外と多いんだよ」と言っていました。その時はなんで?とよくわかっていませんでしたが、そういうことだったのかもしれませんね。


家を買いたい/売りたいと思った時に気をつけておきたいこと


そう思うと、住宅を購入したり、売却して住み替えたり、ということをしようと思った時に気をつけておきたいことが自ずとわかってきます。

いずれ売るつもりなら、いつでも人気で価格が変動しにくい、都心・駅近の中古マンション・戸建てを買うに越したことはない!(新築の場合は数年後に大きく価格が下がる可能性があるので注意が必要)
●景気が悪くなってきたなと思ったら、家を探し始めるのもいいかも。そう思うと、「余力ができた時」を狙うのではなく、住宅購入資金を普段からしっかり貯めておくことが重要。
●売るなら景気の良い時に売りたい。住宅も売り出してからすぐに買い手がつくとは限らないので、景気がよくなってくる兆しを見つけるために、株価の動きをチェックしておくのもいいのかも。

ただ、「終の住処」を選ぶのであれば、必ずしもこの考え方に縛られなくても良いと思います。売らずにずっと住むつもりであれば、それよりも「自分が長く住みたい場所か」「気に入ってずっと使えそうな家か」「無理なく家賃を払い続けられそうか」という観点の方が重要になってくるでしょう。

また、「運命の家」に出会ってしまうこともあるでしょう。すべての条件が、自分たちのためにあるとしか思えない……そんな家との出会いがあればもちろんそれは買うべきです。「オリンピックが終わると価格が下がるかもしれないし」なんて思っていたら運命の家はとっくに売れてしまい、なかなかしっくりくるおうちが見つからない、ということもあるかと思います。出会ってしまったら、覚悟を決めて、飛び込んでしまいましょう!

運命の家との出会いも、投資用物件との出会いも、プリンセススクゥエアーは全ての方に寄り添って行いたいと思っています! 特に老後資金などが気になるLGBTsの皆さんには寄り添った提案をしていきたいと思っています。是非、ご相談ください!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?