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「石の上にも三年」が通じないのでは?と考察する交通事故対応の実際事情

先日は、療養費の雄と一緒に行ったコラボセミナーで、久しぶりに人前でしっかり話せました。

しかし、独特の疲労は心地いいのですが、なかなかな体力を使う事を痛感しました。
会場25名、オンラインで40名近い参加とのことですので、多くの方に私の勉強会エッセンスとお届け出来たのかな?

ただ、きっちりと勉強するための内容では無かったので、短い時間もあって双方に不完全燃焼が皆無では無かったことは否めません。

最後に質問も多く頂き、会場・オンラインで17項目頂いたのですが
・時間が限られていた
・内容的に、Basic・Advance以上での勉強会でお話する内容も含んでいた

為に、詳細まで話せる話せないが混在していました。

これは、単純なるコンテンツの権利保護とかの事情だけではありません。
答えを解答するだけなら簡単なんです。

しかし、その解答内容は出し手と受け手では、取り込み方レベルが違っていたりします。
そう言った状況が発生すると
「言われたからなんとなくやったけどダメで、余計におかしい事になって患者さんと揉める事になった」
・・・という事もあり得ます。

これは、出し手の私にも責任があるし、患者さんを受け持つ方の責任にも及ぶ。
要は責任解答(回答)をしている以上、「その場限り」は避けている事情があってになります。

され、今回は上記の様に「なんとなくやった」という状況から考えて投稿してみます。

①「なんとなくやってみたが・・・」は、患者さんを預かる身分としては・・・

②知識の習得は「慣れ」?「経験」?それとも・・・

③よく聞く「石の上にも三年」は、本当に当てはまるのか?

で展開します。



①「なんとなくやってみたが・・・」は、患者さんを預かる身分としては・・・

セミナーでも勉強会でも、お話する内容は事実・実態そして法律・制度に準えています。

その分、どうしても堅苦しくなります。
上手くチョロめかして、楽に入金される方法を知らないからです。
というか、その存在を確認出来ない・・・が正解なので、答えられる訳では無いのです。

それを考えると、過去にもあった「交通事故はこうしてみろ!」系のセミナーって、それなりにあったと思うのです。
・団体を作る
・研修を行い資格や修了証を発行する
・施術証明書に特定マークを貼らせて、書類査定を緩くする
・弁護士との連携

などなど、推挙にいとまがありません。

ただ、そう言った方々の状況は・・・現在はどうですか?
継続はされているでしょうか?
私が知る限り、かなりの確率で縮小傾向もしくは行っていないですよね?

これ・・・続かないのです。

ある一番胡散臭かったのに
「うちのマークを施術証明書に入れれば、自賠責の診査が通りやすくなる」というので会員を集めようというのがありました。

出来るわけがない。


そもそもが、自賠責保険の請求においては、自賠責損害調査事務所が絡んでいることだし、各保険会社や国土交通省に関わるオンラインシステムにも直結している内容です。
過去の請求内容もしっかり残っているので、ブラックリスト云々ではなく全てがリスト化しています。

それなのに、マークを付ける?
上手く行くわけが無い理由には・・・

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