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そんなに保険会社は悪で、医療従事者は正しいのか?

先日、とある治療家向けの交通事故セミナーの案内文を拝見していて、気になったキーワードがありました。

「保険会社にいいようにされないために・・・」
この文章が、物凄く引っかかったんですね。
今回は、この文言からの考察をご案内させて頂きます。

①「保険会社のいいように・・・」というのはドウイウコトを指すのか考える

②そんなに保険会社が言ってくることには悪意があるのか?

③本当に悪意があるなら、どのようなことを保険会社はしてくるのか?

④保険会社にいいようにされたくないのであれば医療従事者はどのように振る舞うべきか?

以上の4点で考察したいと思います。


①「保険会社のいいように・・・」というのはドウイウコトを指すのか考える

交通事故の勉強会を医療従事者向けにしていると、質問が来ます。
その質問を、おおよその傾向でもって分析すると、実はいくつかのパターンになります。

そのうち、この「保険会社のいいように・・・」という事に該当する事は、「治療(施術)期間」「単価」「部位」の問題になるかと思われます。
問題内容としては「認めない」と言った傾向に準ずることかと。

多くのケースでは、医療従事者は自信の診断や評価によって当然ながら・・・という趣旨で主張・報告・請求したのにかかわらず、保険会社に都合によってそれが歪曲されてしまう事に対してケシカラン!と感情が動かされているのです。

そう言った動向を行う保険会社への否定的に抗議するべく「保険会社のいいように・・・」というフレーズが生まれてくるのかと。

しかし交通事故を裏表両方見てきた身からすれば、こういった医療従事者の姿勢には、ある問題点もあります。

それは・・・

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