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貴方を惑わす偏重情報・・・から煽られない為にパターンを知る

昨年のことを思い返しますと、治療家としての仕事上で聞くこともそうですが、交通事故のことで皆さんにお伝えしていることや、保険屋さんのお仕事をしているときに耳にする情報というのがあります。

ところが、近年、その情報を拝見していると、本当に専門家なの?
わかって出してるの?
といったようなことが見受けられることがあります。
ただ、情報を出しているだけであるならば良いのですが

・その情報により生活や人生に影響が出てくる
・その情報を受けた本人のみならず、その周囲にまで影響が出る
・仕事関係で言えば、組織や金銭に関わる影響も出てくる

と言う場合になってくると、情報の精度は必要になってきて当然になります。

知ったかって言っているのか?自分は知ってると思い込んでいるのか?
単なる無責任なのか?
真意は分かりませんが、結果的に情報を受けた当人が惑わされるで終わるんじゃないの?といったこともいくつかあります。

今回は、そういった、一方通行な偏重情報のパターンを確認してその対策を考えてみたいと思います。

①前提として、先生業は情報弱者になりやすい?

②偏重情報の特徴は実はある

③惑わされないために、自分にかけるべきフィルターとは?

の3点でお送りしたいと思います。

①前提として、先生業は情報弱者になりやすい?


他の記事など断るごとに、私はお話ししているのが「先生業と言う名の不幸」
とかく日本人は「先生」と言われる職業の方にはめっぽう弱い特徴を持っています。

子供の頃からの生活や学校教育においても、先生と言う名の立場の方が、成人までに影響に関する重要な位置におり、人間形成において、形視できない影響を持ちやすくなります。

その後、自分自身が成人して、自分の足で立って歩み出せば、多少なりとも自我があるのですが・・・
一度心理関係の人に聞いてみたいのですけれども、トラウマのように「先生」と呼ばれるような職業の方には、特別視をしてしまうケースは少なくありません。

各言私も先生業になりましたけれども、街中で「先生!」と呼ばれることは、こそばかゆいというか、あえて呼んで欲しいとは思わない呼称ではあります。

なんかねぇ・・・あまり好きではありません。
本当に敬称としている訳じゃ無いこともあるわけですから。


そんなことで、日本では先生と呼ばれる事はすごく絶妙なポジションでもあるわけですけれども・・・実際、先に出したトラウマの問題もあって「先生」と呼ばれる方々は
「先生なんだから間違えるわけはないだろう」
「先生なんだから知っていて当然だ」
「先生に対して進言するなんておこがましい」
と言う思考環境にさらされる可能性が高くなります。

先生業と言う名の不幸として、勉強会でもお話をしていますけれど、これらは同時に情報の受信障害になりかねないのです。

その道では先生ではあるけれども、「関連する事項」のみならず「専門外の知識」も、先生、業と言うだけで、偏向されてしまう印象です。

そうすると、些細な事は当然ながら、それ以外の事でも進言する人間は減ってきます。
なので、知っていそうで、知らない知識がどんどん増えていくことになります。

その状態で、まず1番先に困るのが、先生業によくある「独立」
こと、独立をすると言うことになる場合、これまで仕事で培ってきた知識だけでは足りなくなります。

全く知らないことも調べながら対応しなくてはいけない・・・独立経験のある方だったら皆わかると思います。

独立した苦労が減るなんて事はなく、むしろ独立する時や独立してからの方が苦労が増える・・・
少しでも軽減するために、情報は多く入れなくてはいけないといった事態になった方も、少なくないと思います。

この時に、自分でできる人であるならば良いのですが、できない場合は、コンサルタント等の有料のサービスを受けることで、それらを補う形になります。

しかし問題は、そのコンサルタントが本当の意味でのプロであったらいいんですけれども・・・

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