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不正調査の為にタッグを組む保険会社?

ビックモーター事件に絡むことで、損ジャが金融庁からの立ち入り検査を受けたとか。

同時に「ウチは不正請求はありません」と主張していたIDOM社(旧ガリバー)への不正請求に対する調査が始まったとのこと。

関連する記事を拝見すると
・ 車内 調査によって不正請求に該当するような案件はなかった
・ それは車検でも板金整備でも同様であった
・ しかし 保険会社側が行った調査では、相当数の 件数が起きているようで、 予想以上との声もある
・ ビッグモーターもネクストステージも グッドスピードも・・・ そして今回のIDOMも・・・不正請求の内容がどこも似通っている。


これらのことが、どうしてここまで分かっているのか・・・ これを今回、なめちゃいけない保険会社、という意図も含めて説明していきたいと思います。

① そもそもが高い保険会社の調査能力とその背景

② 一社なのか?各社 なのか? そもそも 保険会社が持っている横のつながりとは?

③ 保険会社の背景を知ってるがゆえに、 なめたことは絶対できないと思っている私・・・ 知らないと?

でお送りしたいと思います。

① そもそもが高い保険会社の調査能力とその背景

そもそもが保険会社は、担当する省庁は「 金融庁」となっており、 ある意味で監督としてはかなり手強いところでもありますので、その指導のもと 業務が行われていることを考えると、 体制はそれなりに強いということが分かります。

 金融業というものを、一番面白く紹介したが、 最も歪曲して紹介したと思っているのは・・・私自身の個人的な感想では「半沢直樹シリーズ」だと思っています。

あのドラマで 言いたいことはいくつかあるのですけれども・・・
・ 頭取が「金融は 銀行と証券でできている」と言ったけれども保険も立派な金融業
・ セキュリティ や 机の上など、実際の金融業においてはありえないようなファイルの放置とかされている
・ 金融庁の職員が間抜けすぎる

といったこともありますが、 一番はあんな コンプライアンスで仕事している金融業 なんてありえないです。

 実は今日も 信金の人と話をしていたんですけれども・・・

「 あんな、 見られちゃいけない資料を「疎開資料」として 隠す だなんて・・・ あれやったら完全に 犯罪です。  その前に 今では不正なことなんて 記録が全て残るからできるわけないし、 紙資料も全部今は電子で残さなきゃいけないし・・・何よりもそもそも あんな不正 すら やろうともしないのが金融の実態ですよ」
というのが当たり前になってきてるわけですね。

 社内の監査においても、 あんな同じ会社同士の人間が恫喝し合う・・・

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