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第12話 春のPTA作業

長女のサクラ、次女のモモが通っている小学校では、春と秋にPTA作業が実施されている。長女が入学したのは、2020年であり、コロナ禍真っ只中だった。そのため、PTA作業についても2020年以前と今とではだいぶやり方が変わってきたとのことである。

2020年は、コロナウイルス感染拡大により日常生活にも大きな制限がかかり、社会活動もストップする事態となっていた。PTA作業についても2020年は実施されなかったように記憶している。
そしてサクラが2年生となった2021年からPTA作業が行われることとなったのだが、2021年もまだまだコロナ禍真っ只中だったこともあってか、PTA作業も強制参加ではなく、希望者がのみが参加形式で実施された。私自身PTA活動や地域の活動に苦手意識があり、PTA作業についても出来れば参加したくないという気持ちを持っていたのだが、初めてのPTA作業ということもあったため、春のPTA作業には参加することとした。参加を希望した保護者には、事前に作業内容が伝えられ、保護者によって作業内容が分担された中でそれぞれが作業に取り組む形となっていた。
私は運動会準備であるテントの設営とグラウンドの草取り係となっていた。過去記事にも書いた通り、私はこういった作業に強い苦手意識があり、特にテントの設営については、どうすれば組み立てることが出来るのか上手く理解することが出来ず、いつも戦力になれないでいる。

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