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【ライターの仕事】仲良くなる必要はなく、「知っている」程度のご縁が仕事を運んでくる。


昨年、一度だけ取材でお会いしたデザイナーさんから突然お電話があり、

「どんなジャンルもやるっておっしゃってましたよね? 編プロ紹介してもいい?」との話。

承諾すると5分後に編プロさんから電話がかかってきて「早速ですが取材をお願いしたい」と言われました。

「知り合ってすぐの同業者さんからのご縁」って、多いように思います。

今回紹介された仕事の話を深掘りすると、「ライターさんが抜けて困っていたらしい。これまで担当していたライターさんは、私のよく知っている人」ということがわかりました。

その話が、全然別のルートでめぐって来たのです。


実績を知っている「ちょっとした知り合い」が強い


今回仕事を紹介してくれたデザイナーさんは、私が書いた文章を使ってパンフレットをデザインしてくれた人。

「一通り一緒に仕事をしてみて、最後まで責任を持って納品する人」だと感じてくれて、紹介してもらえたなら良かったなと思います。

過去に在籍した会社の同僚など、ライターをやってる友人は何人かいるものの、とても仲の良い人から紹介されることはあまりなく。「軽い知り合い」からお仕事を繋いでいただくことがよくあるような。

私が逆のパターンを想像すると、「何かあった時、友情にまでヒビが入ったらやだな」と思ってしまう節がある。そして、同じ理由から「仲の良い子と一緒にチームを組んで仕事をする」のは怖いなと思うことがあります。

→しかし、先日ビジネス系の記事を取材したとき、代表の方が「昔はビジネスに友情を持ち込むなってよく言われたものですが。今は全然持ち込みますよね! プライベートで仲のいい人とビジネスめっちゃしますよ」とお話されていました。そうなのか…。


信頼のおける人からの紹介ならいいという話


やはり去年、ちょっとまとまったポエムみたいな記事を書いて欲しいとオーダーがあったとき。

会社員時代の大先輩ライターさんから「ポエムをかけそうな人が他に思いつかない。話だけでも聞いてみて」と紹介を受けました。

そこで、縁を繋いでもらったデザイン事務所の人と電話で初めてお話しした時。私は問いかけたわけです。

「私の文章を見て、ジャッジしていただく方がいいでしょうか」

すると相手はこう答えました。

「信頼のおける人からのご紹介なので、その必要はありません」

なんと…!

コネクションの強さを想像するばかり。

ただ、これらはとても受動的な仕事のゲット法なので。

受動的な私の人生を象徴するようなお話でした。

でも、元々「フリーライターをやりたいが、人付き合いは得意じゃないからな」と不安に感じていたものの。

別に仕事相手と友達になる必要はないということで。

そういえば一度会ったことがある。
名刺交換をした。
一回だけ仕事を一緒にやった。

それくらいの縁が大きい案件を持ってくることがありますというお話。

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地方の出版社を経てフリーの編集ライターとして活動しています。
○地方でライターの仕事を続けるには
○単価アップを叶えるには
○そもそもライターってどんな仕事?
○編集の視点とライターの視点の違い
などについて、自分なりの解釈をしていきたいと思っています。


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