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コンポーネント指向開発とは何か?

コンポーネント指向開発とはゼロからソフトウェアを構築するのではなく、既存の部品を組み合わせて新しいソフトウェアを開発する方法です。

かつてはゼロからコードを書き開発してきましたが近年は既にあるプログラムの部品、つまりコンポーネントを組み合わせてソフトウェアを開発しています。

これは、二度同じコードを書かずに済むという効率化やバグが少なくなるという安全性の観点からも有用です。

もちろんすべてを部品でまかなうことはできません。
部品を繋げたりするにはコードを書く必要があります。
しかし、多くの部分をコンポーネントであてがうことで開発速度を加速させることができます。

様々なコンポーネントが世界にはありますがたいていはオープンソースです。
オープンソースとはプログラマーの世界では常識となっている考えで、ソフトウェアの設計図、コードが公開されているという意味です。

その理念はコードを書き与え合うことでソフトウェア界隈をより盛り上げ世界を良くしていこうというものです。

その恩恵によくすることで自分で開発しきれない部分も他のプログラマーがソースコードを公開してくれているおかげで、わざわざ書く必要がないのです。ライセンスに注意することは必要ですが。

便利なコンポーネントですがその扱いを間違えると効率的だったはずのソフトウェアがとても扱いにくくなります。

例えば実装したい機能に対して必要以上のコンポーネントを使用し依存関係を難しくしてしまうことがあります。

そのようにソフトウェアが複雑になるにつれてコンポーネント同士の関係が不明瞭になり、その管理にコストをかけることにもなります。

増加の一途をたどるコンポーネント指向開発はこれからもますます使われていく方法です。

必要なものはより良く、そうでないものは廃れていく淘汰が行われているこの分野では開発者の負担は軽くなっていくことでしょう。

そんなコンポーネント指向開発をぜひ取り入れてみてください。


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