荒川 明夫 (AKI) ┃ DX推進アドバイザー │ note毎日更新

読むと、DX(デジタルトランスフォーメーション)やマーケティングや広報に詳しくなります…

荒川 明夫 (AKI) ┃ DX推進アドバイザー │ note毎日更新

読むと、DX(デジタルトランスフォーメーション)やマーケティングや広報に詳しくなります!30秒でサクッと読めるコラム達┃東京都在住パラレルワーカー┃ベンチャー企業経営┃政府機関広報┃IT業界20年以上┃心理カウンセラー┃毎日更新┃Xも見てね☺ ※発信は個人の見解です

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行動経済学から学ぶ消費者行動の正しい認識と誤解

行動経済学はマーケティング分野において大きな注目を集めています。行動経済学は、人間の心理や行動の仕組みを分析し、従来の経済学では説明できないような、非合理的な消費者行動を解明する学問です。 行動経済学から学ぶ消費者行動の正しい認識 行動経済学に基づくと、消費者行動には以下のような特徴が見られます。 情報バイアス: 消費者は、情報収集にコストがかかるため、限られた情報に基づいて判断を下す傾向があります。そのため、情報バイアスと呼ばれる、情報の偏りに影響を受けやすいという問

    • マーケティング活動におけるリサーチ:目的を明確にすることが重要

      マーケティング活動において、リサーチは情報収集と意思決定のための重要なツールです。 しかし、リサーチをただ実施するだけでは、意味がありません。 リサーチを行う前に、何を目的にリサーチするのかを明確にすることが重要です。 リサーチ目的を明確にすることの重要性 リサーチ目的を明確にすることで、以下のメリットがあります。 必要な情報が収集できる: 目的を明確にすることで、必要な情報に焦点を絞って収集することができます。 リサーチ結果を有効活用できる: 目的を明確にすることで

      • アイデアに行き詰まったら生成AIと壁打ちすると良い!?

        仕事やプライベートで、アイデアに行き詰まってしまうことってありませんか? そんな時、多くの人が新しいアイデアを得るために、以下のような行動を取るのではないでしょうか。 情報収集:インターネットや書籍で情報収集をする 散歩や運動:頭をリフレッシュするために散歩や運動をする 人と話す:友人や同僚と話をしたり、ブレインストーミングをする しかし、これらの行動は必ずしも効果的とは限りません。むしろ、時間ばかりかかってしまうこともありますよね。 そこで今回は、アイデアに行き

        • コンポーネント指向開発とは何か?

          コンポーネント指向開発とはゼロからソフトウェアを構築するのではなく、既存の部品を組み合わせて新しいソフトウェアを開発する方法です。 かつてはゼロからコードを書き開発してきましたが近年は既にあるプログラムの部品、つまりコンポーネントを組み合わせてソフトウェアを開発しています。 これは、二度同じコードを書かずに済むという効率化やバグが少なくなるという安全性の観点からも有用です。 もちろんすべてを部品でまかなうことはできません。 部品を繋げたりするにはコードを書く必要がありま

        行動経済学から学ぶ消費者行動の正しい認識と誤解

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          ゲーミフィケーションを取り入れると、業務が効率良くなる理由

          ゲーミフィケーションをご存知でしょうか? ゲーミフィケーションとは、ゲーム以外の分野に対してゲーム要素を取り入れることです。 例えば、会社の部門毎にある目標達成のために競争させたり、達成した場合に報酬を与えるなどです。 これらの施策は経営者にとっても会社の利益が向上するメリットがありますが、会社員にとっても有益なものとなります。 なぜなら、ただ淡々と作業に取り組むよりもモチベーションが向上するからです。 ゲーミフィケーションの具体的なルールとしては、 1,目標を設定す

          ゲーミフィケーションを取り入れると、業務が効率良くなる理由

          データ分析力を鍛えるための仮説と検証

          ITの進化によってビッグデータの重要性が高くなってきました。 ただし、データを多く集めてもそこから正しい知見を得られないと意味がありません。 数値などを漠然と眺めているだけだと、プラスの効果を生み出すのは難しいです。 知見を得るためには分析が必要で、その方法を詳しく把握している人は重宝されます。 そのようなひとたちが優れているのは、経験や勘に頼らないスタンスで取り組んでいるからです。 もちろん、経験や勘が無価値というわけではなく、それらを活かすことが利益に繋がる場合もあ

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          業務改善力を高めるには課題発見力を養うと良い

          業務を改善し、効率化するには、まず現状の課題を発見することが重要です。課題発見力は、業務改善力の土台となる能力であり、あらゆる職種において求められるスキルです。 課題発見力とは 課題発見力とは、現状に満足せず、問題点や改善点を見つける能力です。具体的には、以下のような要素が含まれます。 現状分析力: 現在の業務状況を客観的に分析し、問題点を見つける力 問題解決能力: 見つけた問題点を解決するためのアイデアを考え、実行する力 創造力: 既存の枠にとらわれず、新しいアイ

          業務改善力を高めるには課題発見力を養うと良い

          業務効率化と生産性向上の相違点と類似点

          業務効率化と生産性向上の言葉はよく耳にしますが、混同されやすい概念です。それぞれの違いと類似点について理解することで、より効果的な施策を実行することができます。 業務効率化とは 業務効率化とは、同じ量の仕事をより少ない時間で行うことを指します。具体的には、以下のような活動が含まれます。 作業手順の改善 ムダの排除 ツールの活用 自動化 生産性向上とは 生産性向上とは、同じ時間の中でより多くの成果を生み出すことを指します。具体的には、以下のような活動が含まれます

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          マーケティングセンスを磨くための学習法とは?

          マーケティングセンスは、論理的思考力、分析力、創造力、洞察力など、様々な能力が複合的に求められるスキルです。日々の仕事の中で意識的に学習することで、マーケティングセンスを磨くことができます。 マーケティングセンスを磨くための学習法 マーケティングセンスを磨くための学習法は様々ですが、以下のような方法が有効です。 1. マーケティングに関する知識を身につける マーケティングの基本的な概念や理論を学ぶ 消費者行動や市場調査の知識を身につける 競合他社の分析方法を学ぶ

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          経営層にデジタルマインドを持ってもらうための会話術

          所属する組織・会社によっては経営層がITに疎く、どうにもDXの話が進まないということも多々あると思います。これは経営層が思う「デジタル」と、本来理解すべき「デジタル」にズレがあるのが原因です。 ITに疎い人は多くの場合、「便利なITツール(PCソフトなど)を導入して業務時間を短縮すること」を「デジタル化」のイメージとして持っていますが、それは非常に表面的な捉え方です。 例えばIPA(情報処理推進機構)から「全てのビジネスパーソンが身に付けるべき知識・スキル」として発表され

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          DXコンサルタントってどんな仕事をしてるの?

          これまでデジタル技術が用いられていなかった現場はもちろん、既にデジタル技術が使用されていたものの、さらなる効率化や生産性向上を目論む際に頼りになるのがDXコンサルタントです。 コンサルタントは、まず初期段階として、目指す明確なビジョンをつくることから着手します。 明確なビジョンをつくる際には、対象の現場にて生じている課題や今後について意識をするのはもとより、考えたアプローチを現場で活躍している人々に対してどのようにアドバイスをしていくのかも思慮していきます。 確固たる明

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          消費者行動モデル“SIPS”は今でも通用するのか

          SIPSとは、SNSを頻繁に利用する層へ特化した消費者行動モデルです。 電通が2011年に提唱しました。 ↑ この頭文字を取ったものがSIPSで、AIDMAとか、AISASなどは聞き馴染みがあると思うのですが、SIPSはソーシャルメディアに特化した購買心理プロセスです。 AIDMA(アイドマ)やAISAS(アイサス)ではマスメディアの広告で知って「検索」するという購買行動の始まりですが、SIPSは、まず消費者がX(twitter)やFacebookなどのソーシャルメディア

          消費者行動モデル“SIPS”は今でも通用するのか

          従業員のエンゲージメントを向上させるためのポイント

          従業員のエンゲージメントを高めることは、企業にとって多くのメリットをもたらします。エンゲージメントの高い従業員は、生産性が高く、離職率が低く、顧客満足度向上にも貢献します。 従業員のエンゲージメントとは 従業員のエンゲージメントとは、仕事に対して積極的に関わり、貢献しようとする意欲と熱意のことを指します。具体的には、以下のような状態を指します。 仕事にやりがいを感じている 会社やチームに貢献したいと思っている 仕事に対して責任感を持っている 自分の仕事に誇りを持っ

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          ジョハリの窓の基礎知識

          ジョハリの窓とは、心理学者のジョセフ・ルフト(Joseph Luft)氏とハリントン・インガム(Harrington Ingham)氏の両名によって1955年に考案された概念です。 これは、自己と他者から見た自己の領域を表すものです。 対人関係の進展や自己理解に利用されていて、ビジネスにおいての能力開発にも効果を発揮すると言われています。 ジョハリの窓は、自分自身の特性を「4つの窓」(開放、盲点、秘密、未知)に分類したものです。 「自分による自分の分析結果」と「他人による

          会議はその空気をいかにコントロールするかで精度が決まる

          会議は、情報共有や意思決定を行うための重要な場です。 しかし、会議の空気が悪ければ、参加者の集中力が低下し、議論が深まらず、成果が出ないこともあります。 一方、会議の空気が良ければ、参加者は積極的に発言し、活発な議論が生まれ、より良い成果を生み出すことができます。 つまり、会議の精度を高めるためには、会議の空気をいかにコントロールするかが重要です。 会議の空気をコントロールするポイント 会議の空気をコントロールするには、以下のポイントを意識することが大切です。 1.

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          デジタル人材の教育と人員配置の正解は?

          デジタル化が進む現代において、企業にとってデジタル人材の確保は喫緊の課題となっています。しかし、デジタル人材の教育と人員配置には正解がなく、多くの企業が試行錯誤しています。 デジタル人材とは? デジタル人材とは、デジタル技術を活用して業務を効率化したり、新たなビジネスモデルを創出したりできる人材です。具体的には、以下のようなスキルが求められます。 デジタル技術に関する知識 データ分析スキル プログラミングスキル 問題解決スキル コミュニケーションスキル デジタ

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