一休禅師の兄弟子に、養叟(ようそう)という人がいて、高い地位に就いた高僧であったが、名利や権力を志向する俗気の抜け切らない人であり、一休さんは、常に口を極めて罵ったのだった。あまり感心できたものではないが、その気持ちはよく理解できる。純粋な一休さんに罵られるような禅者ではいけない

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