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ISIS、シリアの砂漠でパレスチナ人戦闘員を殺害

【ISIS、シリアの砂漠でパレスチナ人戦闘員を殺害】

- 過激派グループは、イスラエルのガザ戦争開始以来、親シリア派勢力への攻撃を強化している。-

2024.04.19

シリアのISIS武装勢力
(Photo credit: Hosam Katan/Reuters)


スプートニクが4月19日に報じたところによると、シリアのホムス州東部で、シリア軍を支援するパレスチナ人武装組織リワ・アル・クッズのバスが正体不明の過激派に待ち伏せ攻撃され、少なくとも20人の戦闘員が死亡した。

スプートニク特派員は、この待ち伏せ攻撃はおそらくISISと関係のある武装勢力によって行われたと付け加えた。

武装勢力は、バスがパルミラ近郊の東バディア砂漠のアル・クーム村とアル・スクナ市の間を走行中に、重機関銃とB7砲弾で攻撃した。

リワ・アルクッズのメンバー数人も重傷を負っており、死者数はさらに増える可能性がある。

シリア軍はこの地域に増援部隊を送り、ISISの細胞を探して大規模な掃討作戦を開始した。

アル・スクナ近くのバディア砂漠は、シリア・イラク・ヨルダン国境のアル・タンフにある違法な米軍基地を囲む55キロの「保護」地域の北に位置する。

親シリア派勢力は保護区域に入ることを許されておらず、入ろうとすれば米軍機の爆撃を受ける。


シリア政府とロシア政府は、#アメリカ が保護区域でISISや他の傭兵武装集団の過激派を訓練し、バディア砂漠地域の他の場所にいるシリア軍を攻撃するための基地として使わせていると非難している。

#ロシア 軍は2015年以来、シリア軍のISIS討伐活動を支援してきた。

木曜日、ロシアのユーリ・ポポフ少将は、ロシア空軍がホムス県の僻地にある3つの過激派基地を破壊したことを確認した。

記者会見でポポフ氏はこう語った。

「ロシア空軍は、アル・タンフ地域を離れ、ホムス県のアル・アムール山脈のアクセス不能な場所に隠れていた武装勢力の3つの基地を破壊した。」

ここ数カ月間、ISISは民間人、兵士、シリア軍を支援する部隊を標的に作戦をエスカレートさせている。

#ISIS によるシリア軍への攻撃は、イスラエルがシリアを含むイランとの間で続けている影の戦争と重なっている。

4月1日、イスラエルはダマスカスのイラン領事館を空爆し、イスラム革命防衛隊(IRGC)の名将を殺害した。

#イラン は先週、イスラエルに向けて数百機の無人機とミサイルを発射し、レバノン国境にあるジャバル・アル・シェイク山のネバティム空軍基地と情報収集センターに損害を与えて報復した。

#シリア は、イラン、ヒズボラ、アンサッラー、イラクのイスラム抵抗勢力とともに、ガザにおけるイスラエルの大量虐殺に抵抗しようとする抵抗枢軸勢力の一員である。

(了)


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