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イスラエルの臓器売買ネットワークがトルコで摘発される

【イスラエルの臓器売買ネットワークがトルコで摘発される】

- イスラエルは長い間、国際的な臓器売買ネットワークの中心にあり、パレスチナ人の死体から臓器を盗んできた。-

News Desk
2024. 05.05

2024年5月、警察はイスラエル人とシリア人を臓器売買で逮捕(写真出典:AA)


トルコのアダナ市の警察が、イスラエル人5人とシリア人2人を含む計11人の容疑者を臓器売買の疑いで拘束したと、5月5日付の『Daily Sabah』紙が報じた。

州治安総局の対密輸・国境ゲート部門は、約1ヶ月前に健康旅行目的でイスラエルから飛行機でアダナに到着した7人のパスポートを調べた後、捜査を開始した。

2人のシリア人は20歳と21歳で、偽造パスポートを持っていた。

更なる捜査の結果、シリア人はアダナでの腎臓移植のために、68歳と28歳のイスラエル人2人にそれぞれ自分の腎臓を1つずつ売ることに同意していた
ことが判明した。

容疑者の住居を捜索したところ、6万5000ドルと多数の偽造パスポートが押収された。

#イスラエル は長い間、ブルームバーグが2011年に『主に低開発国の貧しい人々から腎臓を購入し、より裕福な国の重篤な患者に販売するために、ブローカーが詐欺、暴力、強要を使用する臓器の広大な世界的闇市場』と表現したものの中心にあった。

経済紙はこう付け加えた。

「これらのギャングによって収穫された闇取引の腎臓の多くは、イスラエルに住む人々のためのものである。」

ブルームバーグの調査によると、#臓器売買 ネットワークはアゼルバイジャン、ベラルーシ、ウクライナ、モルドバなどの旧ソ連共和国からブラジル、フィリピン、南アフリカなどにまで広がっている。

イスラエルが臓器売買に関与しているという非難は、占領下のパレスチナ地域にも当てはまる。

2009年、スウェーデン最大の日刊紙『Aftonbladet』は、イスラエル軍がパレスチナ人を誘拐・殺害して臓器を摘出しているという証言を報じた。

報告書は、占領下のヨルダン川西岸とガザ地区の若者がイスラエル軍に捕らえられ、臓器を失ったまま遺体を家族のもとに返されたという #パレスチナ人 の主張を引用している。

「『私たちの息子は非自発的な臓器提供者として使われているのです。』

ナブルスのハレドの親族やジェニンのラエドの母親も私に言った。 ガザのマフモドとナフェスの叔父もそう言った。

彼らは皆、数日間姿を消し、夜になって戻ってきて、死んで解剖された。」


と報告書の著者であるドナルド・ボストロム氏は書いている。

ボストロム氏はまた、1992年の第一次パレスチナ・インティファーダにおける臓器窃盗疑惑の事件も挙げている。 イスラエル軍は、ナブルス地区でイスラエル軍に投石したことで知られる青年を拉致したという。

その青年は胸、両足、腹を撃たれた後、軍のヘリコプターに乗せられ、不明な場所に運ばれた。

ボストロム氏によれば、5日後の夜、病院で使う緑色のシーツに包まれた青年の遺体が戻ってきたという。

イスラエルのチャンネル2テレビは、1990年代、アブ・カビール法医学研究所の専門家たちが、イスラエル兵、イスラエル市民、パレスチナ人、外国人労働者の遺体から、親族の許可なく皮膚、角膜、心臓弁、骨を採取したと報じた。

イスラエル軍はこの演習が行われたことを認めたものの、「この活動は10年前に終了しており、現在は行われていない」と主張した。

10月7日以来のイスラエルのガザ攻撃は、パレスチナ人の臓器を盗み、摘出するさらなる機会を提供している。

1月30日、WAFA通信は、イスラエル軍がガザ各地の病院や墓地から盗んだパレスチナ人市民100人の遺体を返還したと報じた。

医療関係者によると、遺体の一部を検査したところ、臓器が欠損しているものもあったという。

1月18日付の『タイムズ・オブ・イスラエル』紙は、イスラエル軍が、兵士たちがガザの墓地で墓を掘り起こしたという報告を確認したと報じ、兵士たちは「人質の遺体がそこに埋葬されていないことを確認するため」だったと主張した。

(了)



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