【瓦版】鉄フライパンと電話
昨日、福岡に地震がやってきてビビって瓦版の更新がストップしたけれど私は元気にやっている。この頃、仕事が忙しくなって毎日書くのやべーなと思いつつ続けられている。いつもサポートしてくれる方、個別にコメントくれる方たち、ありがとうございます!
久しぶりの地震。マンションがプリンみたいに揺れた。こえーよ。福岡には危険な警固断層というのがあるらしい。なんでもっとニュースにならないんだろう。大きい地震が来たら甚大な被害が予想されるとのこと。あーん、防災対策しなきゃならんと改めて思った次第である。運の強さも磨かないと、あとは地盤が硬いところ、探さなきゃだ。
話は変わるが最近、料理にハマっている。
数ヶ月前、東京から福岡市に移り住み、引越し記念に鉄フライパンを手に入れた。
冷蔵庫から適当に切った野菜たちを炒めればもう自分は料理の天才か?と思うほど美味しくなってしまう。なぜはやくこれに気づかなかったんだろう。
そして料理している間、だれか好きな人たちに電話をかけるのが日課になった。テンションが上がっているのもありつつ、妙に人間と会話したくなる。ご飯食べてる間は会話が詰まるから料理してる間がいい。気持ちはオープンキッチンがある店のシェフよ。
老若男女問わず、いろんな知り合いに電話をかけて、料理する15分間くらい陽気にコンパクトに会話をして切っている。いつも出てくれる人、ありがとう。
こちらからは何か具材を切る音、鉄フライパンをじゅーじゅーさせる音、ワインをごくごく飲む音を届けている。
向こうからはペットの鳴き声、花粉症に苦しむ音、全国津々浦々で起きているニュースにもならない笑い話、怒り話。
SNSで流れてくるツイートや記事は、かっこいいものや盛っているもの、感動するものが多い。私もその一人です。
だけれど、このたった15分の電話で聞く、薄味の話を私は知りたいからついつい離れている知り合いに掛けてしまう。
話のサビで、料理は佳境に向かって、切るのが名残り惜しいところでさようなら。あー、その恋の続き教えて今度!
「またねー」
「あーい」
離れていても電話一本で、同じ空間にいるような、そういう集中した会話ができる喜びをつづけたい。
未来の友達、仲良くなったら電話番号交換しよう。そして話終わらない、いいところでさよならしよう。
思いっきり次の執筆をたのしみます