131.生き物から得られる技術

 生き物から学ぶことは多いです。
 古くは武術の模倣から始まり、習性などからその地の生き方を学んだり。
 今や人間は食物連鎖の体系からはずれ他の生き物の命運さえ握る存在にあなっていますが、あくまでそれだけ。他の生き物へのリスペクトは大切であり、共存していく仲間なのです。

 今回はサメ肌の構造から学びがありました。

 「我々が外科手術で相手にするのは人の臓器ですね。臓器を『愛護的に、しかし しっかりつかむ』という“非常に相反すること”をやらないといけないですね。『傷つけてはいけないけれど、しっかりつかまないといけない』という部分ですね。そんないい鑷子ないかっていうのは、永遠のテーマだった」長崎大学 永安武学長が上記のようなことをお話しておりました。

 そんなピンセット「サメ肌せっし」は開発された経緯だそう。

 一つの目的のために色々な手段があります。
 達成のためには誰からでも学ぶ、この姿勢が大事だと思います。

https://www.ciugc.nagasaki-u.ac.jp/seeds/data_01/03_005.html

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