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OEMのこと~ミートソース編~

『飲食店の仕事』

飲食店を運営する中で『飲食店の仕事』
キッチンでの料理を作る仕事、仕込みをする仕事、ホールで接客する仕事、発注の仕事、シフト組みの仕事…
表舞台の飲食店を代表する仕事の影にも無数の”仕事”が隠れています。
それらすべてが手を取り合い、しっかりと噛み合うことで成り立つ”飲食という仕事”
それをこれから少しずつご紹介していきたいと思います。

OEMのこと

業界紙『月刊食堂』の8月号に掲載いただいた記事があります。
当社の創業期からのお取引先である岡山フードサービス様と共に創り上げているOEM商品のことを取り上げていただいています。

『飲食店の仕事』で欠かせない土台となる仕事。
それが”商品開発”
ひとつのメニュー、ひとつのレシピができるまでにはたくさんの方の手を介し、想いを含みながら生まれています。

月刊食堂8月号記事

OEMとは
『委託者のブランドで製品を生産すること』
すなわち、h,a,s!のブランドで委託他社に生産いただいているモノのことです。

こだわりのミートソースのOEM物語

前置きが長くなりましたが、pottoのこだわりの象徴であるミートソースがOEM商品として現在の姿にまで進化する物語。

キチリの副社長を務めていた田端さんが独立をすることを決断し、『ミートソースでいく!』と決めてから”1年半”。
納得する品質のものが完成するまでに要した時間です。

1年間はありとあらゆるミートソースを食べ続けました。全国各地のお店から、小売りをイメージしたレトルトや瓶詰ミートソースまで…
それでも『すごいうまいな』と思えるモノとは出会えなかったそう。

少しでもインスピレーションに近いものをかき集め、ピースを当てはめながら岡山フードサービスのヒノさんとの開発が始まります。

1年という月日をかけて共に開発し、真摯に向き合ってくれたヒノさんはじめとする岡山フードサービスのチーム。
最後の決め手は”醤油”だったそう。
『ピースが埋まった』瞬間でした。

そしてついにオープンを迎えた1店舗目の桃山台。そこから10年という年月をかけて、実は現在のOEMミートソースはバージョン8。
細かい改良を重ねて生まれた今のミートソース。

もっと『肉肉しくしたい』『粘度を高めたい』『原価を抑えたい』という様々な理想のカタチを実現すべく開発したOEMミートソースをベースとして活用し、pottoで提供している”ミートソース”が生まれています。

h,a,s!とお取引先さまとの関係

重要なステークホルダーであるお取引先業者さま。
h,a,s!が考えるその関係とは。

食材はどこでも買える時代だよね。
amazonでもスーパーでも。
でも、だからこそ、『誰から買うか』そこに信用がある。

僕らがお取引先さんに対して必要とされたい
だからこそ、僕らが必要としている、というメッセージは発信し続けることだと思う。

お客様にご提供するお食事のモトとなる野菜や飲み物。
その一つ一つがどのような保管状況で、お店までどのように管理されているか。信用がなければ、一度疑ったら、もう怖くて仕方ないよね。
どういう風に、どういう気持ちで、どういう人が届けてくれるか。

僕たちはその気持ちや想いを繋ぐんだよね。

・・・

今回は少し長くなってしまいました。。
岡山フードサービス様のOEMのお話を伺う中で、さらに興味深く、『あぁpottoだなぁ』と思えるエピソードをいただきました。

OEMのこと 第2弾は~生パスタのヒミツ~
としたいと思います。

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