チェイサーゲームW 最終回後のあれこれも含めた感想
チェイサーゲームWの最終回からもう3週間経ちました。。。全然終わった気がしませんよ!笑
ファンミーティングあるし(アーカイブ配信マジ嬉しい!!)、公式からの供給もあるし、中国の雑誌がやばいしwwwドラマ放送時と同じようにTwitterを見てはチェイサーゲームWのタグをチェックしてます。
ということで、今さらですがドラマの感想を書いてみようかなぁと思います。ですが、本編の感想というよりはドラマ全体、そして最終回後のあれこれを全部ひっくるめた感想です。
(今さらその話題はもう見たくない、触れてほしくないよって方はこのままそっと閉じて下さい)
まず先に、私は当事者ではなくて1年ほど前から百合作品にはまって漫画とか小説とかを読んでた流れでこのドラマを知り、1話の放送後の反響を見てドラマを見始めた人間です。
同性愛について特に偏見はないつもりですが、LGBTに関する教育を受けた世代ではないので、よくわかってない部分も多いと思います。(言葉選びには気を付けて書いているつもりですが、もし当事者の方にとって失礼だったり不快な思いをさせてしまったらすみません)
さてさて、約2ヶ月間チェイサーゲームWを見てきたわけですが、
いや~~~、楽しかった!!!
ドラマをちゃんと毎週見ることすら久しぶりで、深夜にリアタイしたのなんか初めてですよ!Twitterでみんなの感想や考察とか見るのも楽しかったし、一週間が待ち遠しくて、毎日チェイサーゲームWのタグを見てました(今も見てます)。
最終回後にもやもやした部分や、いろんな意見が出てたけど、このドラマを作っていただいた制作陣の方々、演者の皆さんには本当に感謝したいです。このドラマを作ってくれて、樹と冬雨を生み出してくれてありがとうございました。
本当に楽しい2ヶ月だった、、、(なんかまだ続いてるけどwww)
そして、すごく考えさせられた。。。
最終回の放送後、Twitterでも様々な意見が飛び交っていましたね。冬雨の置かれた状況、心情を察するには情報が少なくて、どう理解していいのかわからないというのが大きかったかなと思います。
それと、ドラマだからこそ、わかりやすく幸せなハッピーエンドが見たかった。『見せたいものをみせるのではなく、見えないものを見せていくドラマにしたい』という話は聞いていたけど、制作サイドの方の発言からハッピーエンドにはなりそうな気がしていていたから、樹と冬雨が二人で幸せになるということを期待しすぎていたのかもしれません。
(お二人の演技は素晴らしかったです。何度見ても泣くし、、、二人とも泣かないでわかりやすくハピエンでもっといちゃいちゃしてるとこが見たかったよ🥲)
特に冬雨の心情は難しかったです、、、、、
そもそも時間の枠が短いのにいろいろ詰め込みすぎて回収しきれてないし、冬雨の心情は冬雨と同じ状況にある人やそういう人を知っている人にしかわかんないよ。情報が少なすぎる!
でもさ、わかんないで終わりたくないじゃん!2ヶ月ずっと樹と冬雨の二人のハッピーエンドを願って見てきたから!!
だからみんなの考察や感想、批判的な意見も含めていろいろ読んだし、セクマイの方のスペースも聞きました。
「レズビアンだけど男性と生きる道を選ぶ人がいる」そのことをね、私は可能性すら考えたことがありませんでした。女性が好きなのに男性と結婚する、、、、、、想像すらしたことがなかった。
これは偏見だったのかな。(偏見だったらごめんなさい)……たぶん私自身の結婚に対する考え方のせいだと思うんですけど……
私は既婚者子持ちのノンケですが、もともと結婚願望はほとんどありませんでした。一人でも楽しくやりたいことをして生きていけたらそれでいいと思ってました。昔からボーイッシュで女の子らしくすることが苦手、女の子なんだからダメ的なことを言われるのがすごく嫌だった。脳みそが男性的なのかな?理数系が得意だったので工学部に進学し、車の免許はMTで取り、バイクにも乗っています。一人で北海道ツーリングに行ったりこともあります。中身?行動?がちょっと男らしいwww
でもトランスジェンダーではありません。女であることに疑問を持ったこともないし、自分が男だと思ったこともないです。ただ、女性らしくすることが苦手。昔からそうだったので親も私が結婚することはちょっと諦めていた感がありました。だから親の圧力とか世間体とかで「結婚しなきゃ」って思ったことがなかったし、縁がなければしなくていいと思ってました。
だから、同性愛者の方が世間体とか様々な理由で異性と結婚するという発想がなかった。同性婚がまだ認められていない日本では、同性愛者は好きな人と結婚できないから・・・。
今回このドラマを見て、冬雨のように、レズビアンだけど男性と結婚する人が実際にいるということを知りました。世間体だったり様々な理由で、恋愛的な「好き」ではないけど、この人となら家族としてやっていけると思える男性と、一緒に生きていくと覚悟を決めて結婚した人がいるということを。そういう人がたくさんいるということを。
そして同じレズビアンの人の中にも、当然その道を「選ばない」人もいて、きっと「選べない」人もいて、、、男性と生きることを選んだレズビアンの人に対して、その道を選んだんだからレズビアンじゃないでしょ的な偏見があることも。
私はLGBTに関して教育を受けた世代ではないので、この機会にネットや本で調べてみました。
この定義が正しいなら、男性と結婚して子供がいるとしても「性的志向が女性」のままならレズビアンですよね。
(この定義に納得してない方もいらっしゃるのかもしれませんが……)
「恋愛的に好き」なわけではない人と性行為ができるかどうかは性的志向とは別問題で、そこは異性愛者であっても同じです。どこまで許容できるかは人それぞれ。恋愛的に好きな人としかできない人ももちろんいるし、人として好きならOKとか、嫌いじゃなければ大丈夫とか、・・・・・・とか…。性行為の可不可が恋愛的に好きかどうかじゃないってことは異性愛者だって想像してみたら簡単に納得できるんですよね。レズビアンの方の中にも多様性があるってことを。
生き辛い社会の中できっとどの道を選んだ人にも辛い経験があったり覚悟があったりするだろうし、自分を責めたり誰かを責めたりしてしまうこともあるかもしれないけど、悩んで苦しんで決めた道は間違ってないと思うんですよ。ちゃんと今、生きてるから。
だからね、過去とか定義とか変えられないことを責めることよりも、今ある幸せを大事にして欲しいなぁと思います。
そして、レズビアンの方に限らず、自分が自分らしく、こうありたいと思う生き方を認め合える世の中になっていってほしいと切に願っています。
ドラマの内容はもちろん、今までは深く考えなかったことをこんなにも真剣に考えられたこと、ただただ樹と冬雨に二人で幸せになって欲しいと願い続けた2ヶ月間、最終回が終わっても相変わらずTwitterでチェイサーゲームWのタグ見て楽しんでるし、pixivのいつふゆSSもめっちゃ読んでます(みなさん素敵なSSをありがとうございます🥹)、他にもいろいろ、全部ひっくるめてこのドラマに出会えて良かった!
ぜひ続編でいつふゆの幸せな姿がいっぱい見たいです!!(ふたば×結菜も気になってます!)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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