ポテロウ

映画を観て感想を書きました https://m.youtube.com/@_sgal…

ポテロウ

映画を観て感想を書きました https://m.youtube.com/@_sgalas

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  • 固定された記事

2ヶ月かけてヒロアカ1期から6期まで完走した初心者なんですが、好きです

#ネタバレ 今更ながらと言うべきか、いやはや「僕のヒーローアカデミア」を大好きになりまして…どうしてくれるんですか本当にもう、心操ほんとに 作品自体はもちろん知ってた、連載中のジャンプ作品の中でも特に人気なんだなぁ程度には あと映画館でしょっちゅう流れる予告も見てたし、なんなら原作の1巻だけは昔読んだこともあるはず その時はたぶん、世界観設定から感じられるヒーローもの「っぽさ」にかえって違和感と気恥ずかしさを強く抱いてしまったんじゃなかったかな… 配信ドラマの「ザ・ボ

    • ヒロアカ7期も好き(139-141)

      #ネタバレ せっかくリアルタイムで最新話を観られるので、細かく書き残していきたいなと思っています 7期スタートに際して6期をナガン以降からまた観直して、初見の時とはまた違う感動もあった 例えば、デク帰還後の葦戸が「もー、言ってよね〜」と呆れたように言うとこなんかは!怒りながらも誰より優しい、こういう描き分けがまた見事なんよね そして何より轟、過去の自分を振り返りながら「でも今は違う」と言い切るのがこれまた印象的で ヒロアカはたびたび、こういった「過去の自分と今の自分は

      • 「シン・ウルトラマン」面白くないけど大好き!ってあるじゃないですか、どうですかね

        #ネタバレ 2年前の今日が公開日であったとのことで、当時の書き殴りを投稿しておきます 映画の魅力ってやっぱり、一面的には語れない部分が本当にたくさんあると思う、何度も観たけどこれ面白いのかと改めて問われたら分かんない 確かこれ書いたあとに4DXでも鑑賞して、荒めの画質と小さいスクリーンがむしろテレビ的で良かったり、怪獣にしっかり恐怖を覚えたりできて最高だったことをよく覚えている 面白かった〜〜!!!いやはやとてつもない満足感… 純然たる庵野、オタクの奔放なイマジネーシ

        • 砂に溺れたことがなくてもたぶん 「水深ゼロメートルから(2024)」

          #ネタバレ んーーーこれはなんとも掴みどころのない、いやむしろ掴みどころがあり過ぎて響かない作品だと感じてしまった… 切実でまっすぐだからこそキャッチしづらいような、とても大事な話をしているのだけど青さだけが前に出てくるというか でもだからこそ、受け取れた人にとっては非常に大切な映画になり得るだけの魅力も確かにあると思う カラオケ行こ!を経てさらに大躍進の山下敦弘、今回はちょっと監督の色を出しづらい作品ではあったのかもな〜 コロナ禍で配信公開された映画版も当時観たのだ

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        2ヶ月かけてヒロアカ1期から6期まで完走した初心者なんですが、好きです

          振り切ることは良いことです「ゴジラ×コング 新たなる帝国」

          #ネタバレ 楽しかった!!!感情豊かな怪獣たちの生き生きとした大活躍がとことん味わえる、こういうのを観たいのよやっぱり もはや映画と言うよりはアトラクションと言った方が作り手も喜ぶんじゃないかと思える程度には、豪快で熱い少年心が鼻水垂らして全速力で駆け抜けていくような作品でした 2014年にモンスターバースが始まって以降、シリーズを追うごとに少しずつ知能指数が下がり、それに伴って爽快度はどんどん上がっていったこのシリーズ その上で前作「ゴジラvsコング」は、いよいよ人

          振り切ることは良いことです「ゴジラ×コング 新たなる帝国」

          カラフルな暮らし、世界との出会い「リンダはチキンがたべたい!」

          #ネタバレ こういうアニメ映画もあるのかーー、とても良いものを観ました大満足!!優しくて痛みもある素敵な作品だった 予告を観た時に衝撃だったのはやはりこの画風と色彩感覚、話に没入できるか不安を覚えるレベルで大胆な色づかいだなと思ったものだけど 振り返るとそのあたりに違和感は一切なく、むしろ普通のアニメより没入感は高かったように思う 要因として、音のリアルさが影響してる部分は大いにあるんじゃないだろうか! どの動作もしっかり空間を感じさせる音が当てられていて、そのおかげ

          カラフルな暮らし、世界との出会い「リンダはチキンがたべたい!」

          描いていると思いました、映画「オッペンハイマー」

          #ネタバレ およそノーラン映画とは思えないような気迫に満ちてる、のか満ちてないのか… とにかくはっきり核兵器にNOを突きつける、これまでの無邪気さが見え隠れする作風を超えたひとつの到達点だと感じました 確かに時系列もゴチャゴチャしてるし、誰がどんな立場で何の話をしてるのかも予習無しだと全然分からない 特に前半は3つくらいの時系列をシャッフルしながら進むから本当に勘弁してほしいという気持ちになる ただシャッフルしながらでも大まかな方向性は分かるように作ってあるので、丸ごと

          描いていると思いました、映画「オッペンハイマー」

          設定とかより大事なものを 「ゴーストバスターズ フローズン・サマー」

          #ネタバレ 満足!!前作ほどではないにしても、丁寧ですっきりとしたSFアクションであり青春ドラマ、とても面白かった まず、この機会に改めてシリーズ4作を振り返ったんですが 1、2作目はどちらも面白いし、特撮美術の魅力・迫力も現代には無いチャームだと思う、ただ2については中身があまりにもあまりだったかな 2作とも時代性を差し引いてもさすがにダラダラしすぎなテンポ感だと感じてしまったし、いやこれは単に私がこの時代の映画を多く観てないというのがあるのだろうけど、割と退屈

          設定とかより大事なものを 「ゴーストバスターズ フローズン・サマー」

          入り口として、到達点として 「ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突」

          #ネタバレ しっかり面白かった!!! シリーズを終えてもまだまだ集大成ではない、もっとすごいものを見せてくれるんじゃないかという期待を抱かせてくれる快作だった 異色作でありながら王道でもあり、いやはやブレーザーという作品の魅力は底知れないものがある 最終回後のエピソードということで、まずは冒頭でしっかり見せてくれるテレビシリーズ総集編から始まって これをもって初見の人でも問題なし!という作りではないような気はしたけど、名場面を振り返る時間としては見応え十分、スクリーン

          入り口として、到達点として 「ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突」

          「マダム・ウェブ」面白いけどダサすぎて怖くて

          #ネタバレ これも箇条書きですが、1ヶ月前に観ていました ・案外ちゃんと面白い ・少なくともネットで好き勝手言われてるような仕上がりではないと思った、魅力的な要素がたくさんある ・先の読める展開、説明過多なセリフ回しなんかは普通に下手だと思ったし退屈な時間も多いけど、でもキャラクターの魅力はけっこうあったんじゃないだろうか ・ただアクションのダサさはちょっと擁護できるできないの次元じゃない…どうやったらこんなにダサくなるのか、ダサすぎて怖かった ・特に引きの画がひ

          「マダム・ウェブ」面白いけどダサすぎて怖くて

          「ボーはおそれている」、何についての狂気かといえば

          #ネタバレ またしても、1ヶ月前に観て覚え書き程度のメモを残すのみにしてしまってたこれ ・やりたい放題だ ・言われてるほど狂気という感じではなく、むしろ緻密で落ち着きのある理性の塊といった印象だった、ヘレディタリーからミッドサマーを経て大長編のこれを作るというスタンスそれ自体は狂気的ではあると思う ・起きる出来事のひとつひとつは本当にめちゃくちゃなんだけど、縦軸がしっかりしてるので先が気になる程度には整然としたストーリーテリングなのがまた意地悪 ・それぞれの段取りが

          「ボーはおそれている」、何についての狂気かといえば

          「シン・仮面ライダー」が大嫌い、大好き

          #ネタバレ 公開1周年ということで、当時の困惑と興奮が同じくらい混じった書き散らしを投稿します 結局、確か計4回は観に行った やりやがった、、、、、2時間ひたすら庵野秀明しか映ってない、こんなの面白いかどうかの物差しじゃ測れないって!!いや好きだけど!!!賛否分けようがないと言うか、否と書いて賛と読むと言うか… パンフには「個人的にやりたいことよりも作品としての面白さを」とか書いてるけどいやいやどの口が言うんですかと、これ特撮とか観ない一般層が観たら普通にしっかり体調崩

          「シン・仮面ライダー」が大嫌い、大好き

          どうか自信をもって劇場公開してください 「ブルービートル」

          #ネタバレ 1ヶ月前に観て、覚え書き程度のメモを残すのみにしてしまってたこれ ・これを日本で劇場公開しなかったことは本当に愚かだったと言いたい、こんなのみんな大好きじゃんって ・文字通りのファミリー映画、ヒーローのオリジン映画としては「アイアンマン」を超えてるかもしれないとすら思う、予告にも出てた剣を構える決めポーズなんて素晴らしすぎてさすがに鳥肌だった ・人種構成のフレッシュさを、生活感や音楽あたりの雰囲気づくりとセットで提示してくれるので堅苦しさが一切ない ・血

          どうか自信をもって劇場公開してください 「ブルービートル」

          これにてお開き!!!「アクアマン 失われた王国」

          #ネタバレ 1ヶ月前に観て、覚え書き程度のメモを残すのみにしてしまってたこれ のひとつなんですが!これに関しては思いが強すぎて既にあれこれ書き散らかしてました 堂々たる完全敗北宣言、ここまで開き直ってくれるならこれはこれでひとつの到達点かもしれない DC映画としても、そもそも1本のアクションSFとしても仕上がりがひどすぎる、体感7時間を余裕で超える退屈さ ここまで徹底的につまらない映画は久しぶりに観た、ジェームズ・ワンが撮った作品だとはとても思えないし思いたくない いわ

          これにてお開き!!!「アクアマン 失われた王国」

          コミュニケーションの仏像、映画「カラオケ行こ!」

          #ネタバレ 1ヶ月前に観て、覚え書き程度のメモを残すのみにしてしまってたこれ ・久しぶりにきわめて純度の高い山下敦弘、コミュニケーションの機微を切り取る監督の手腕が爆発してる ・あまりカットを割らず自然な長回しで見せてくれるの、役者を信頼してる感じがあって好み ・その方針がゆえに例えば「1秒先の彼」とかは演技テンションのムラでちょっと観れたもんじゃなかったけど、今回は好きな塩梅だった ・芳根京子演じる先生の薄っぺらさ、登場して一発で分からせる絶妙なセリフ回しが見事だっ

          コミュニケーションの仏像、映画「カラオケ行こ!」

          役割と命、「ほかげ」

          #ネタバレ 1ヶ月前に観て、覚え書き程度のメモを残すのみにしてしまってたこれ ・戦争が国どうしの問題だとしても、結果として深く影を落とすのは個人の生活と尊厳である ・蒸し暑い空気感、肌、そこからくっきり見える生命の息づかい ・年齢を問わず、誰かと一緒に過ごすことは誰かに役割を見出しているということ、そのバランスの危うさ ・「兵隊さん」にも優しさや真面目さがなかったわけではないけど、超えてしまった一線は不可逆なものだった ・森山未來は添い寝という行動でも分かりやすく

          役割と命、「ほかげ」