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離島に焦がれて 2024.04.29

朝7時起床。二日酔いが抜けきっておらず、加えて低気圧の影響をモロに受けて完全に朝からダウン。しかしせっかくの休日だ。体調を徐々に整えて昼前に外出。
天王寺のバーガーキングへ。オモコロの記事で見て食べたかったマッシュルームワッパーに、やってみたかった野菜全マシのオールヘビー、食べやすくするためのハーフカットで注文。やっぱりバーガーキングは美味い。

御堂筋線で千里中央まで出て、それからモノレールで万博記念公園へ。微妙に胃腸の調子も良くなくて、何度かトイレに行く。モノレールの駅で自分が通っていた高校のラッピングトレインが走っていて、儲かってんなあと思ったり。

みんぱくで「日本の仮面」を見る。期待通りの面白さ。奄美のあたりの仮面と祭祀が面白くてぼーっと映像資料を見る。
それから常設展と特別展。特別展の「水俣病を伝える」がかなり良かった。フィールドワークと参与観察の手法を辿りながら、水俣病について様々な角度から論じられていく。水俣病の症例に、差別の構造や、当事者の語り、当時使われていた道具、抱えている問題など知らなかった語りが多く出てくる。

中でも小さなお地蔵さんが展示されており、それは水俣病患者の方が掘ったものだと知ってはっとなる。

常設展までゆっくりと見て高槻へ。タリーズで少しだけやり残した仕事に手をつけてから、久しぶりに「はるぴん」に行ってみるが祝日なので休みだった。高槻に「庶民」ができていて驚いた。多分「盤石」とは客層が被らないとは思うが、「すーさん」は店も近く心配だ。

盤石へ。大将の勧めるままにまずはフキの葉とジャコ煮を食べる。酒はもちろんキンミヤハイボール。中に入れるのは夏みかん。フキの葉の苦味が今日の弱った身体に沁みる。あまり好みの味ではないのだが、この滋味が今日は嬉しい。

それから小鮎の天ぷらを食べて、鮎の肝の苦みを堪能して、それから山芋のとろろで滋養をつける。酒は一杯が限界だった。今日は少し胃腸が弱っている。

乗代雄介『それは誠』を読みながら帰り、家に帰ってからは洗濯物をして風呂場に干して、それから考えごとをする。妙に離島に行きたい。今日みんぱくで見た、鹿児島の離島の映像と、仕事からの逃避願望とが重なって、Googleマップで離島を眺めては、その島から伸びている航路をなぞったり、その島の居酒屋を眺めたりする。この夏、行ってしまおうか。

羊文学のライブの抽選予約をしてから眠った。

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