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お隣りさんはスターだった「オトナリスタ」

2013年に「○○恋めし」という地域の食文化とコラボするプロジェクトを立ち上げ、「恋めし」の商標も申請しました。

実は、当時、B級グルメブーム真っ只中で、全国で「恋飯」という名前のついたイベントや企画が2万以上あったのですが、なぜか「恋めし」の商標は誰もしておらずポッカリ空席。そこで将来を見据えて商標を取得した次第です。(※当時はまだTAN-SUは株式会社古舘プロジェクトの事業部でした)

その時に掲げたコンセプトが、「お隣にいるスターを見つけよう」でした。
企画を思いついたきっかけが、近所のおばあちゃんの漬物でした。とっても美味しくていつも野菜を持っていくとお返しに漬物をくれるのです。

その時に、普段の生活の中には欲のかけらもない本物のスターはいるんだなぁって。しかもほんと身近にいるんだと。そのおばあちゃんは、自分の味を大切にしてきただけで、お漬物で商売をしようなんて考えたことなどなかったと思います。だから僕たちも商売を考えちゃいけない、でも身近にある素敵な物語で少なくとも僕は感動をしてしまったわけです。「恋しちゃった」わけです。

この経験をパッケージにしたい!という思いで、「恋めし」を立ち上げました。日常にあたりまえにあるものを「僕たちのスター」と呼ばせていただき、スカウト活動をしようという企画です。運営が下手すぎてすぐに終わっちゃいましたがw、良い企画だったと思います。

当時実際に行った企画は、TBSの社員食堂とコラボして、いろんな地域の食材を使ったランチ「恋めし」を提供させてもらいました。あとはステッカーを作ってTAN-SUお気に入りの飲食店に貼ってもらったり。いろいろやりました。

TBSさんではなんとラジオCMまで流してくれて宣伝してくれたんです。当時のTBSラジオでいろんな事業を取り仕切っていた福田さんが面白がってくれなかったら成立していなかった企画なので、今でも感謝しています。

その時に作ったポスターが大好きです。
この写真は埼玉県庁のお仕事で出会ったカメラが趣味の内田さん(当時は広報公聴課)に提供してもらった一枚ですが、一瞬で気に入ってしまって使用許可をいただきました。

今、また、「恋めし」的な企画は面白いんじゃないかって思います。アマチュアだプロだって区別することも大事かもしれませんが、アマチュアのプロモいるというお話でした。

さ、今日も、おちゃのまポップな素敵な一日を!


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