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社会的弱者の私が、幸福な理由

当記事をご覧いただきありがとうございます。京都市で一人暮らしをしているYaekaと申します。現在30代半ば、これまでに腰椎椎間板ヘルニアに3回罹患し、その後遺症で仙腸関節障害と歩行障害を患いました。


自分の身の回りの世話はなんとかできますが、常に臀部に鋭い痛みがあり動作や外出に制限があります。長時間歩くことや立っていること、座っていることにも痛みが伴い定期的に横になる必要があるので、一般的な企業に雇用されて働くことが極めて難しいです。こんな状態なので常に金欠ですし、元夫と別れてからは再婚も子供も諦めました。俗にいう社会的弱者ですね。病状が酷かった数年前は自分のこの身体に困り果て何もできない自分に絶望し、生を終わらせようとしたことも何度もありました。



ですが、今はもう自分が何もできない、社会に必要とされない役立たずだとは全く思っていません。むしろ精神的にはとても穏やかです。もちろん物理的な体の痛みには嫌気がさしますが、自己はとても満たされており一人で暮らせる現在の生活に幸せすら感じます。



ここまで読まれた方はなぜ今私が幸せを感じることができているか、不思議に思われることでしょう。



私は20代後半で身体障害を負い、一時はほぼ寝たきりの生活を送っていました。

強い痛みで動かせない身体に毎日向き合っていく中で、「私の身体は不自由で自分の世話すらもできない不良品だが、頭だけは機能している。思考はどこまでも自由であり、脳さえ正常に動いていれば身体の不自由さはカバーできるのではないか。」と考え、それから精神医学や人間心理などを独学で学び始め、この体でも自分ができることは何かを考えるようになりました。


その後、当時の義実家家族との衝突、離婚や貧困生活など精神的負担が大きいイベントを経験しましたが、その過程で次第にネガティブな感情をコントロールできるようになり、現在では五体満足に普通に動けていた20代前半よりメンタルコンディションを自分で安定させられるまでになりました。


身体健常者と比べるとできないことは沢山ありますが、それでも今の自分に対する自己肯定感はとても高い。これは私が元々精神的に強く前向きな性格だからこうなった、わけではありません。




【知識を増やこと】

【認知の歪みを訂正する訓練をしたこと】

【問題や疑問が生じれば解決の為に実際に行動に移したこと】




などの行為が積み重なって獲得できたものです。この経験は他の自分の生き方や現状に苦しんでいる人々にも有効であると思い、今後こちらのプラットフォームで私がどのように病に向き合い、乗り越えてきたかを少しずつ具体的に綴っていきます。病や障害、人生に悩む方がこれからの長い人生を生きていく為のヒントになると信じております。


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