見出し画像

継続すること

こんにちは!
クマ犬ぽたです。

さて、継続するのって中々難しいんですよね。
小中学校のときは、だいたい三日坊主でした。
noteは7日目に突入しております。


はじめに

どうしてか続けられない。
すぐに飽きてしまう。

飽き性というのが、親からのレッテルだったと思います。
何かに対してずっと続けてみるというのは、意外と続かないものなのです。

近くにいる人の言葉はよく聞くので、反芻しやすいのです。
そして、本来は無限の可能性を秘めているはず、私たち達にしがらみをつくってしまう。

けど、安心してください。続けられないといっている人自身が三日坊主なのです。
如何に、そういう人たちの話を聞かないかです。
真っ向から反対するひとの意見を聞いてしまえば、気が滅入るでしょう。

親は親の考えがあるのかもしれないですが、当人としてみれば、どうすれば出来るかの方が知りたいはずです。

そこで藻掻き苦しみます。しかしどうしたら、それから抜け出せば良いのかがよくわかりません。
そうです、苦しいのです。懊悩です。苦渋です。
周りの声、内的な声に囚われてしまうからなのです。

この柵がなければ、もしかしたら自由な発想も出来たかも知れないとも思えるのですが、如何せん国語の力が枯れっきしなかったのでそれに言語化出来ずモヤモヤとするのが、せいぜい反抗出来るくらいでした。

自己肯定感も低く、継続出来たらいいなあと心では思っていました。

あるときにこんなことわざに出会いました。

『朝茶はその日の難逃れ』

どうして、お茶を飲むと難が逃れられるのだろうという、疑問からでした。
社会人になって、朝は準備とかでバタつきますよね。

そういうときにこそ、一旦お茶でも飲んでホッと一息ついた方が、慌てずに済むし、車の運転やら、忘れ物などの小さなところへの気配りが出来るようになる等。

早起きは三文の得と同じくような、お得なことだからやってみようという気持ちでした。

元々喫茶店が好きだったので、お茶のお店、抹茶や煎茶の飲めるお店も好きでよく行っていました。

茶肆ゆにわさんでのお茶を飲んでから


そんな中、大阪樟葉にある茶肆ちゃしゆにわさんで、お茶の本が出たのです。
ここのお茶のお店はお店の空気感や空間を流れる音楽も、心安らぐ場所です。
よく通ってたときはカウンターでお茶を淹れている姿が見たいという理由から何回も足を運びました。

カウンターは常連さんやゆにわの他のお店の関係者のかたが座ったりしていて、空席でも予約席となっていて、大体はテーブルでした。遠くから見ていても、煎茶や抹茶、岩茶をいれるときの姿はかっこいい。

憧れを持つというのは大事ですね。
何かを始めるときのきっかけとしてとても役に立ちます。
あの所作は神がかっているとか、真摯に向き合っている姿は凜々しく、人の関心を引きつけるのです。

このお店の店長さんが上梓された『神様に愛される一杯の「お茶習慣」』は私の継続する力に大きな影響を与えてくれました。

お茶に聴いてみると、、

ここで大事なのは『覚悟』です。自分だけで無く、神さまに対しても祈るような気持ちで始めるのです。

この本は21日間のサポートしてくれるメッセージが本には書かれています。
3週間継続したら、3カ月、半年、1年というふうに節目を作っていきます。そうすると不思議と続けられる自分に変化しているのです。

こうなると朝茶をしていない自分が気持ちが悪いと思うようになります。
こうなったらしめたもの。
あとは、その習慣化されたところで続けていく。
大事なのは初心を忘れるべからずですね。

日常生活の一部に組み込むのは、大変ですが何かと共にやったりするとそのハードルは下がりますよね。

本は読むだけいけなくて、その内容を行動、実践していく事に意味があります。買って読むというだけでも、能動的である中にお金を支払って本を買っているのでより実践出来るようになっています。

これを続ける自分になりたいともって、始めたのは本の内容を真似てみるです。

自宅でもやってみよう


朝茶チャレンジというのが、あって習慣化出来るように一日ごとにメッセージがあるのです。
この言葉の魔法と、本のお力添えを借りて開始してみることにしました。

それに先立ち、ある程度茶器や煎茶の用意をすることが必要です。
物にもお手伝いをしてもらい、挑戦を開始します。

添えてある言葉を読んで、周りの音を感じてみるとか。
今日の様子、天気とか温かさなど、五感を味わってみることからはじめます。

この本の巻末に護符が入っているので、好きな神さまを選びお茶を一緒に愉しむということをしています。

他のメンバーも何日かは続いていたようですが、何処かで止まってしまうとか躓くポイントがあります。

私以外でもこのチャレンジをしている人がいると思うとなんかやる気はわいてくるものですよね。
ただ、1、2年と続けている人は少なく、いつの間にかやめてしまっている方は多いのです。本の21日間のサポートはあくまできっかけで、そこから先は自分との約束になるわけです。

この境地までくると、自信へと繋がってきます。これだけ続けられるのは御縁があったんだとか、周りへの感謝もありますね。
様々な出来事が起こる中でも、継続出来ているというのは感謝の気持ちでいっぱいになります。

これにより、天知る地知る我知るになって、誰かが見ているという状態を作ると、自分だけの日和見で挫折しそうな心に寄り添ってくれるようにサポートしてくれます。
今はあまり言わなくなったんですが、お天道様さまが見ているとちゃんとしなきゃと思うわけです。

こうして、新しい自分に生まれ変わったというわけです。

今の状況について

朝茶を基本日課にしていることで、良い習慣は取り入れることが容易くなりました。

そして悪い習慣から遠ざけるようになってきています。

連続記録は3年で一旦区切り、旅行とかで宿泊する場合はお休みして、それ以外は基本的に朝茶をさせていただいている状況です。

これは親に言われたのでもなく、自分との決まりとしてやってるだけです。

良いお茶を頼んで、煎茶をじっくり味わう。

朝の時間をゆるく楽しくやっています。
今は朝活に力を入れて読書も取り入れて、どんどんレベルアップをして行っています。
やってみることで何かのきっかけとなり道は開けてくるものです。

前回お伝え出来なかった、下村湖人先生の心窓去来から三つ文章を引用します。

太陽か虹か
 美しいものにあこがれるのはいい。しかし、われわれの人生は、太陽に背を向けて、はかない虹の美しさに見とれるようなものであってはならないのだ。
心の至深所
 どんな人でも、心の至深所にはいつも清らかな泉が湧いている、それは愛と知と勇気とが透明にとけあった泉である。これを疑うものはまだ一度も自分の心を本気でほり下げて見たことがない人である。本気で自分の心を掘れ。そうしたら、自分がいかに尊貴な存在であるかに目覚めるであろう。

私ののぞむ人生・世界
 私は不満のない人生をおくりたいとは思わない。私ののぞむ人生は、不満が平和をみだす原因とならず、創造への動機となるような人生である。私は苦悩のない世界に住みたいとは思わない。わたしの住みたい世界は、苦悩が絶望の原因とならず、勇気への刺戟となるような世界である。

下村湖人『青年の思索のために』-ごま書房新社148頁、150頁、164頁

朝の清々しいときにこの三つの文章を読んで、自分の可能性をもっともっと深掘りしていきたいと思います。

まとめ

習慣を変えるというのは、今までのある事をやめる覚悟がいります。

そして、今ある習慣に紐づけて合わせてやると続けやすく、一歩一歩が手応えのあるものを進んで行けると思います。

さてお茶の本にあった北極老人の名言を引用して締めますね。

「″自分を変えたい″時に、過去の自分が暴れ出した時の心得は、一つ。
ただだた、沈黙するしかない。
沈黙とは何か?
――過去の自分を、餓死させることだ。
″餓死″とは何か?
――過去の自分に徹底的に″栄養″を与えないようにすることだ。
″栄養″とは何か?
――″思い″、欲情、渇愛、煩悩のすべてだ。

物思いにふけったり、自分探しをしたり、
私、私、私・・・と考え過ぎるのは、
過去の自分に兵隊を派遣し、武器を与えるようなもの。
今、″私″と思っているものは、
すべて幻だ、ニセモノだ、と己に言って聞かせるしかない」

神様に愛される一杯の「お茶」習慣−こがみのり201頁
    

ここでも″沈黙″が出てきました。この沈黙はとても興味深い話に入っていきます。
ちょっとずつエッセンスを散りばめていきますので、お楽しみに。

8回目の投稿になりました。読書だけするのでなく、実践し、皆様に共有する。これは自分との約束なのです。

最後までご覧いただきありがとうございました。
それではまた👋
ご機嫌よう!

この記事が参加している募集

スキしてみて

習慣にしていること

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?