キャリアに留まらない、人生の支援をDXする。アラフォーのデザイナーがあえてスタートアップに挑む理由
こんにちは!ポジウィル広報です。
本記事では現在プロジェクトマネージャーとして活躍する山下 瞳をご紹介します。
40代を目前にして、なぜ彼女が数十名規模のスタートアップであるポジウィルに入社をしたのか。
入社に至った経緯や現状の取り組みを伺いながら、山下の働く思いに迫りました。
ー「やまぴー」でお馴染みの山下瞳さん。まずは自己紹介をお願いします!
山下:山下瞳です。これまでグラフィックデザイナーからWebデザイナーへ転身し、SNS、ソーシャルゲーム、口コミサイトなど様々なサービス開発を経験しデザイナーとしてのキャリアを積んできました。ポジウィルは8社目になります。
新潟在住で子育てしながらフルリモートでジョインさせていただきました。
私のミッションは、サービスの最適化を図るプロダクトデザインがメインではありますが、ビジネスデザインや組織のカルチャー作りも担っています。
現在はデザイナーとして入社をしましたが、想定外なことにプロジェクトマネージャー(以下、PM)も任せていただいています。
「できるかじゃなくて、やるんです。」で始まったPM
ーPMに関しては「想定外」だったとのことですが…
山下:まだまだ開発チームの規模も小さく、互いにオーバーラップしてフォローし合うスタートアップですから、やるんだろうなとは思っていました。ちなみにボスの斉藤の口癖は「できるかじゃなくて、やるんです。」です(笑)
どんなふうに仕事を進めているかというと、まずは斉藤から「このプロジェクトをこんな感じにしたい」っていう ざっくりとした理想・抽象的なものを渡されるんですね。私はそれをどう実現するかを具体的な手段に落として、誰がどうやるかを分担します。
ーかなりざっくりした状態でやまぴーさんの元に依頼が来るのですね…!
山下:そうなんです(笑)。スタートアップでプロダクトも生みだしていく過程だからこそ、自由度が高い。高すぎてこれでいいんだっけ?となることもしばしばです。本当に前例がないからこそ、自分が意思を持って創り上げていくしかないんですよね。ポジウィルのプロダクト企画にいる人間は、みんなそういう覚悟でやっています。
前職まではPMの意見にデザイナー視点のフィードバックをしていた伴走者だったのですが、今は自分が先導する側。相乗り者から、舵取り者に変わったのですから、当事者意識は格段に上がりましたね。
立場上社内の人にヒアリングさせていただく機会がかなり増えていて、普段仕事で直接関わることが少ないメンバーともコミュニケーションがとれるので、楽しめています。
ー想定外なミッションとのことでしたが、ポジティブに捉えているのですね。
山下:私はデザイナーという職種に囚われず、「事業をどう成長させるか」に軸を置きたいと思っているので、PMとしてサービス全体を俯瞰して見ることは「やりたかったこと」だと感じています。
転職に留まらず「人生の支援」がしたかった
ー「やりたかったこと」とおっしゃっていましたが、そもそもポジウィルに入社した理由は何でしょうか?
山下:大きく分けて2つあります。
1つ目は、事業への共感。
人は転職だけじゃなくて、もっと多種多様な悩みを抱えているじゃないですか。
私は過去離婚の危機をきっかけに人生や自分自身と向き合うタイミングがあり、相談できるカウンセラーさんを探したのですが、しっくりくる方に出会えず、悶々とした経験がありました。この経験から、人生を何かしら後押しできる事業への強い興味を持ち出したんです。
そんなタイミングで、前職の同僚でもあった斉藤から代表の金井と引き合わせてもらいました。ポジウィルを今後発展させていく話をしてくれまして。それが、「キャリアに留まらず、人々が自分の人生を生きやすくなるための支援をする」という方向性だったんですね。それが今年策定された「個を変え、社会を動かす、生き方支援カンパニーへ。」というコーポレートビジョンにも現れている。
キャリアもそうですが、結婚の悩みや子育ての悩みも、吐き出す場所がなくて苦しんでいる人は多いですよね。私、専属のカウンセラーが欲しいなとよく思うんですよ。アメリカでは、何かに悩んだらすぐカウンセラーに相談する文化が根付いていますよね。それくらい、ライフステージに応じた悩みは尽きない。人生を通した悩みの解消ができるサービスを設計したいと考えた時に、それってポジウィルの事業ならできそうな気がしたんです。金井とだったら、 長く面白いことができそうだと思い、入社のお誘いがあった際には「面白そう、行きます。」と即決しました。
ーやまぴーさん自身がご家庭で悩む経験があったからこそ、ポジウィルの”生き方支援”という方向性が合致したのですね。
山下:そうですね。だからこそポジウィルの事業を成長させたい。
加えて、2つ目が「人」です。事業への熱さ、意思決定の速さ、ベクトルの向きがお客さん。これらを兼ね揃えているのがポジウィルの人たちなのですが、それが心地良い。
代表の金井は「みんな違ってみんないい」というスタンスだから、「こうあるべき」に囚われず、お客様ファーストで自由に考えて頑張れることが好きです。事業の価値を確信している金井や社員たちが、熱量高く主体的に働く姿にいつも驚かされています。
「私たちの会社です」と言えるワクワク感が何よりも勝った決断だった
ー30代でのスタートアップ転職。懸念点はなかったのですか?
山下:え?スタートアップ???と旦那に言われましたよ(笑)。アラフォーなので、私も懸念がなかったと言えば嘘になります。ただ、ワクワク感に抗えなかった。「私たちの会社です」と言える会社を見たい。会社が主語になる働き方がしたいと思ったんです。
実はポジウィルと最終的に悩んだ企業は上場企業で給料がかなり良くて。究極の選択をするにあたり、決め手になったのは、「何かを生み出すことが自分の原動力の大きな1つである」ということでした。「つくる」という観点だと、ある程度できあがっている大手よりも、今これから生み出すというスタートアップのフェーズで、意志決定を早くタイムリーにやる方が、自分にとっては都合が良かった。だからこそ、「面白そう」と思えたのはポジウィルでした。
ちなみに夫も娘も「お母さん頑張って」と、少し忙しくなった私のために家事を積極的にやってくれたりと、全力で応援してくれています♡
「生き方支援」を、もっと持続的に、広範囲に。
ー実際に入社してみて、ギャップはありますか?
山下:入社前は提供するサービス側に意識が向いていましたが、入社してすぐに業務フローを改善するDXプロジェクトを担当しました。そこで感じたことは、思っていた以上に、カウンセラー、トレーナー陣が大変そうだなと。
労働集約型の「人だからこそ」の価値提供をするビジネスではあるのですが、届けるお客様の数が年々増えていくにあたり、社員の負担も大きくなっている。デジタルの力・プロダクトの力で、いかに現場の人間の負担を減らせるか。これが我々プロダクト側の人間がやらなければならないことですし、やりたいことだと思っています。サービスを提供する現場もハッピーにしなくちゃですね。プロダクトチームが担う領域の広さが入社後に想像していたより広いなと感じました。伸びしろとやりがいしか無いですね!(笑)
しかし、全部実行するには人が足りない。
PMを喉から手が出るほど欲しています。
ーやまぴーさんとしては、今後のポジウィルの事業にどんな可能性を感じていますか?
山下:社会人にとってマストのサービスになっていくのではと思っています。社会人になったら即POSIWILL CAREERでアカウントを作ることが当たり前な社会。POSIWILL CAREERは、迷った時や悩んだ時、常に横にいるメンターのようなサービスになっていけるのではないかなと。
キャリア=仕事と捉える人が多いけれど、実際はライフですよね。ポジウィルがこれから目指すのはキャリアを包含したライフ支援、まさに「生き方支援」であると、もっと伝えていきたい。
必要なのは、一生壁打ちできる人生のカウンセラーのようなコーチのような存在。それをデジタルの力でも可能にしていけたら、もっと多くの人が幸せになる世の中になると確信しています。
これからの山下瞳は。
ーやまぴーさんは今後どうなっていきたいですか?
山下:自分が突き動かされるような経験をして、世の中のこの負を解決したい!となった時に、それをビジネスとしてすぐに形にできるようになりたいと思っていて。今後も引き続きポジウィルでの開発経験を通じて、「頭にあるアイディアを現実にする」力を付けるために色々とチャレンジしていきます。
ー最後に、やまぴーさんはどんな人と働きたいですか?
山下:成長意欲のある人。どんどん何かできるようになりたい!という熱い気持ちがあって、スタートアップですから、すぐに行動に起こせる人!ですかね。
あとは心からポジウィルの事業に共感していること。根っこの部分に共感がないと、長続きしないですからね。
ポジウィルのPMは業務委託が難しい。非常に深い事業理解が必要なので。
今ある事業を良くするために細かく設計できる人、細部までこだわれるプロフェッショナルさを持つ方が来てくれたら最高ですね。
ーやまぴーさんと共に生き方支援サービスを拡大していく、未来の仲間に期待ですね。
山下:まだまだ開発チームのピースが足りていないのが正直な現状です。
そして、即戦力がほしいというのが本音です。
即戦力になり得るレイヤーの方で、結婚・出産を間近に控えた方はスタートアップにジョインすることをためらうかも知れません。
悩むよりも、「どうやったら実現できるか」ベースで考えるうちの社風はきっと仕事やプライベートにも新しい風を取り込めるはずです。
一緒に考え「あるべき」をとっぱらって未来にワクワクしながら一緒に働きましょう!
やりたいことがてんこ盛りなので、もう本当に、仲間が欲しいです!待ってます♡