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コミュニティで大事なのは「数字」じゃなくて「スジ」 - 3年ぶりのCMC_Meetup福岡開催で見えた福岡コミュニティのアツさ🔥

こんにちは、Angelaです。今は東京にいます。
先週、10月7日(金)に CMC_Meetup 福岡 Vol.5 が行われましたので、熱が冷めないうちに振り返りたいと思います。

ちなみに前回の CMC_Meetup 福岡 Vol.4 の開催日は 2020/02/14 とのことなので、今回の開催は実に2年半ぶり。それだけあって参加者の熱もとってもアツく、福岡の狭く・濃く・深いコミュニティの強さを再確認しました。

テーマは「ビジネスもキャリアも with コミュニティ」

今回は、PR担当や人事としてコミュニティが不可欠と感じている福岡の方々をを中心にお話しが進みました。

ヌーラボ PR担当 - 「ヌーラボの広報と採用が語る、コミュニティの効用と向き合い方」

ヌーラボからはPR担当のMeggy、元人事担当のわたくしAngelaからお話しさせてもらいました。

  • ヌーラボはファン作りを大切にしていること

  • ヌーラボ従業員 / ヌーラバー / その他の人…とヌーラボのステークホルダーにはグラデーションがあること

  • 売るため、採用するためにコミュニティを作ろうとは一切思っていないこと

  • モチベーションは「楽しさ」や「貢献」

色々お話をさせていただきましたが、やっぱり我々のようなまだまだ小さな会社は「存在を認識されていないこと」が最も怖いです。
認識されていない会社の商品は買いませんし、就職活動の時にも選択肢に入ることはないでしょう。

まずはとにかく「想起してもらう」に重きを置いて、Meggyと駆け抜けた五年半だったなあ、と思い起こしてしみじみしてしまいました😢

事例セッション①:「We Create WOW from Fukuoka~世界を変えようこの街で~と掲げる会社の広報の裏側」

事例セッションの1人目は、LINE Fukuoka株式会社 Marketing Communication室 種子島 康時さん。
LINE Fukuokaさんは、LINE社とは別会社で、何かしら特定の事業を委託されたり、その地域を担うための子会社というわけではなく、LINE社からも「選ばれる存在」になるための努力が欠かせない…という立ち位置だったことは知りませんでした。

だからこそ「福岡で」というこだわりは強い。私はお仕事でめちゃくちゃ福岡にいきますが、「LINE Fukuokaがあるから、福岡市民はシビックプライドが高いのではないか?」と思う瞬間が何度もありました。

地域との向き合い方や姿勢、何よりも覚悟はさすがです。
自社が福岡の未来をになっている…くらいの気概で取り組まれているのがよくわかりました。

事例セッション②:「地方だからこそコミュニティを通じて隅々まで「WoW」を届けたい!福岡発の“イジゲン”な取り組み」

事例セッション2人目は、株式会社People&Culture 取締役 合川 弘二さん。
私も参加している福岡の人事コミュニティ People Lab KYUSHU(通称:P-Lab)の取り組みについて教えていただきました。

地方人事って、結構大変なんです。弊社(本社が福岡)はありがたいことに、人事は専任を置かせてもらえていますが、福岡でもどこの会社もそんな状況ではありません。

あるあるなのが、

  • 総務と人事が一緒(場合によっては経理まで兼務している人も)

  • 専任で長期的に「人」に関わる仕事をしている人が少ない

  • 横のつながりも少ない

  • 勉強会が少なく情報が入ってこない

と、まあいろいろあります😢そんな中に、風穴を開けてくれているこのコミュニティ。運営のツボについてはこのスライドのようにお話しされていました。

これは小島英揮さんの書籍にもある、ポイントと同じことをおっしゃっています。

これをゼロから再開発(いい意味で、です!)した合川さんはあっぱれです👏

最後に:コミュニティを作れるひとは「スジ」がわかる人。わからない人は「数字」を追いかけてしまう。

最後に、懇親会(の、1次会が締まる直前のみんなが帰るギリギリのタイミング 笑)で小島さんがおっしゃっていたこの言葉が刺さりまくりました。

自分の話になってしまいますが、私がこの業界で仕事を深めようと思った時に行ったのは、OSSコミュニティでのスタッフ活動でした。これは、その界隈にちゃんと身を置いて「スジ」を理解することだったのだなあ、と自分の経験が言語化されました。

コミュニティマーケティングは「焚き火」に例えられます🔥
「数字」を追いかけて、まだ育っていない種火に次の薪を入れ続けてもだめ。その火は育たない。
「数字」だけではなく、その「スジ」を理解して、熱さを保ちながら火を育てることが必要。

この感覚、大事にしたいし、ビジネスにおいてコミュニティと関わる人にとっては、レポートラインどう伝えるかも考えなければいけないポイントですね。(私はとっても苦手かもしれません💔)

参加いただいたみなさん、ありがとうございました!
ぜひまた、福岡でお会いしましょう!

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