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【雑記/ブログ】5月病手前の徒然

朝から近隣の公園で木々の伐採をしている。
必要なことではあるがうるさい。
窓を開けて自然の空気を取り入れたい5月なのに、外からは伐採に使う機械の音が入ってくる。
昨日は名古屋城の周りを歩いた。
那古野と書いて、ナゴノと呼ぶ地名があるのは驚いた。
それは良いとして、名古屋城の外堀はジャングルだった。
名古屋市は公園の伐採はするが、お堀の伐採は行わないのか(無論、所管が異なる可能性は高い)。
比較的歴史があると思われる名古屋を象徴するその鯱の城は、絶対に当時生えていなかっただろう外来の木々が茂っていた。

土日にはドライブに行くことが増えた。
GWが明けて、やる気が出ない仕事の気分転換だろう。
積極的にカーシェアリングを予約している。
つい先日は三重のいなべ市に行ってみた。

地元の小麦を使ったドイツパン屋さんは良い雰囲気。
外に用意された席でパンとスープを頂いた。
スープはミネストローネ。
「ミネストローネ=学校給食の大きなおかず」というイメージだったのだが、店のスープは美味しかった。
うま味がしっかり感じられて、スパイスを使った複雑な味もする。
目の前は秩父のような部分的に緑を剝ぎ取られた山と、透明度の高い用水路、放し飼いされているニワトリの声。
パンも美味しかったのでテイクアウト。
昨日焼いたものを2割引で購入。
そのパンは数日たっても美味しかった。

JAのファーマーズマーケットに立ち寄って市役所に向かう。
にぎわいの森、という新しい空間が作られているそう。
行って見えたのは、まず三重県に似合わない木々。
不自然に植えられていた。
どこかのアウトレットのような、飯能のムーミン施設のような雰囲気。
売られているのは流行りもの、カルディみたいなもの、意識高そうなサラダランチ。
名古屋や東京にありふれているモノがそこにも溢れていた。
これでは外から人はやってこないだろう、内向きの市が内向きの市民に向けた戯れる空間を作った感じ。
何か勿体ない。
もっと地域の良さにフォーカスした、尖った施設を作った方がいいのにと思う。

ということで、いなべ市にはセンスを感じなかった(私と合わなかった)ので早々に撤退。
愛西市でいちごを購入して帰った。
やはり、フルーツは美味しい。
いちごの甘みよりも酸味が嬉しいのは、それだけ年を取ったのだろうか。

何日か経って、また地元のスーパーでイチゴを購入。
そこのスーパーは肉と魚が安い。
魚は毎日品ぞろえが異なっている。
198円のアジ。
トングで持ってみた。
確かにダレてくるのとピンとしたのがいる。
目の濁り具合も魚それぞれだ。
20円のイワシ。
アジの隣の発泡スチロールにいた。
またトングで触ろうと思った。
トングはイワシと共に氷の中で横になっていた。
トングが汚い、と思ってしまった。
自分が残念過ぎる..。
野生が失われてしまっている、と感じた。
というか、過保護な環境で育ってきて、虫や鳥や魚といった自然は避けてきた気がする。
海水浴は海水がベタベタするから嫌い。
外で遊ぶのも汗がベタ付くから嫌い。
(ベタが嫌いらしい。)
最初から野生なんて持っていなかったのかもしれない。
それがいっちょ前にサラリーマンして金で自然から加工してもらった食料を買っている。
何だか情けない。
自立できていない気がする。
この点は、克服してこれから生きていく自信を獲得できる部分だ。

自信を持つ。
SNSへの投稿が多い人は自信が持てない人、といったイメージがある。
地元の友人。
先日も海外旅行に行ったとか、高いホテルに泊まったとかそんな投稿を見た。
彼女は県内トップの進学校に進んだが、大学は地元の公立大学。
大学までのコンプレックスを未だに引きずっているのだろうか。
それは分からないが、見ているこちらとしては感じてしまう。
悲しさというか、可哀そうというかそんな印象。
勿論彼女はそんな風には思わずに、大学までのコンプレックスを追いやるようにイタいとすら思える投稿を日々アップしている(年も重ねてきたのに)。
因みに、就活では保険会社の一般職に滑り込み、その子のエリアに転勤してきた総合職の男の子をしっかり確保したらしい。
今は千葉とか神奈川に住んでいるとかいないとか。
何だかそこら辺の小説に登場しそうな設定だと思う。
自分としてもそんな人の投稿はミュートすればいいのだが、何となくそのままにしてしまっている。
なんだかなあ。
他にもわざわざANAのプレミアムシートに搭乗したことを暗示するために、国内線機内食だけを投稿してくる人や、大学院で同じコースの同期が3人しかいないのに最優秀論文でしたとか教えてくれる人。
こんな感じでまあまあパンチ強めの人がいるが、挙げると批評も含めて終わらないのでこの辺で。

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