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欧米では常識!DMEリレーの根本対策を実施した(ポルシェ964)

2024/5/18追記:装着から半年経ちましたが、全く壊れません。今のところ神製品です。夏場の厳しい環境での使用を含めて、引き続き耐久性レビューしていきます。

皆様こんにちは。今回もレビューを進めていきたいと思います。

ポルシェ964のウィークポイントは色々ありますが、有名なのはDMEリレーの不調。
DMEとは、Digital Motor Electronicsの略。つまりECUとフューエルポンプへの電源供給をコントロールしているリレースイッチです。

これが故障するとセルモーターが回っているのに、燃料が供給されず、エンジンがかからないという非常に困った状態になります。
予備のDMEリレーを持っていないと、どうしようもなくなり、最悪レッカー移動となってしまう場合もあります。

困ったことに、このポルシェ964向けのDMEリレーは故障が頻発します。
しかも、完全に故障するのではなく、何となく故障する場合が多いとのこと。
特定の条件下(温度だとか)でのみ故障が発生したりするので、困ったものです。

なんでこんなに壊れるのか諸説はありますが、一説には振動に非常に弱い構造になっており、ハンダにクラックが生じるのだとか。
電気部品は進歩が速いのだから抜本的に対策した部品をポルシェとして出せば良いのに、、、と思う一方、金にならない保守部品を販売し続けてくれるだけで感謝ですね。

今回紹介するのは、そんな根本的な問題を解決してくれるアイテム。
滅茶苦茶良い商品なのに、日本では何故か誰も紹介していなくて不思議だったので、先駆者になって紹介してみようと思います!

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